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【アジャイル】書籍「組織を芯からアジャイルにする」第1章で心に残ったフレーズ

こちらの記事募集に応募してみます。

お題としてはこれまた市谷氏の書籍、「組織を芯からアジャイルにする」について第一章で心に残ったフレーズを挙げ、そこから第一章で思ったこと、考えたこと、取り組んだことなどを書いて共有していくものになります。

第一章は序章で、今現在日本で起きているDX(デジタルトランスフォーメーション)の波を起点にDXの本質とは何か?2020年から起きたパンデミックによって急激に世の中が変わった中で組織は変われたはずだが、それ以上にまだ何が組織の変革を阻んでいるのか?の入り口を書いています。

この中で印象的な言葉として出てくるのが「両利きの改革」です。
書籍のP26に書かれているのですが、経産省が定義しているDXの文面をもう少し分かりやすく要約しており、

「組織から外に向けて提供する価値」(製品、サービス、ビジネス)を再定義すること。なおかつ、持続的に環境や状況の変化に適応できるよう「組織の内部をも変える」(組織体制、プロセス、文化・風土)という2本の柱で構成される活動ということである。

組織を芯からアジャイルにする 第一章

と書かれています。この2つの変革に同時に取り組むことを両利きの改革としています。もっと簡潔に前者をCX(Customer Experience:顧客体験価値)、後者をEX(Employee Experience:従業員体験価値)とも言っています。

ポイントはどちらか片方だけではなく、両方同時に取り組むことが大事であり、この両方があり、それぞれが行き来循環し向上し続けることでDXが前に進んでいきます。

これは私自身の今の仕事や経験で語れるところがあります。
私はこの両方の一端を担う仕事をしているからです。

一つは「価値創造の仕組みつくりと伴走支援」です。これまでのnoteでも書いてきていますが、いかに社内の人間が新しい価値を作りお客様に提供するために、価値を探索・検証し、プロジェクトやチームとして学びを得て成長しつつ、確からしいビジネスを立ち上げていくために、助けとなる仕組みやプロセスの構築に関わり、そしてただ作るだけではなく、それを一緒にやっていくこと(伴走支援)を行っています。

もう一つは組織のマネジメントや仕事の中に取り組むアジャイル(組織アジャイル)の普及です。社内外のコミュニティに参加し、会社の中のアカデミアでは講師も行っています。これにより社員のマインドセットの変革、仕事やマネジメントのあり方や文化慣習の変革に取り組んでいます。

おそらく、社内でも両利きの改革両方に関わっている人間はそこまで多くない認識です。そして片方だけではダメだというのは両方に関わっているからこそ感じられる会社の実状…それは自社だけに限らない日本の企業のDXの課題であると。

CXを革新するために価値創造を推し進めても、社員自身がそれに本気で取り組めているか、取り組むための道筋が組めているか、となるとEXを高めなければならないですし、逆にEXばかり高めていてもそれを実践する場、活かす場がないとCXには繋がりません。

結局片方だけ高めても本質的なDXにはならないのです。
ちょっと後付けっぽくはなってしまいましたが、自分の体験や今思っている課題を認識した上で改めてこの第一章を読むと、身に染みてその言葉の重要さが分かりました。


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