【仕事】外野だからねぇ…
人のことなんかは、気にしてられない?
外野がどうこう言う話じゃない?
仕事をしている中で会社のある規定されたプロセスを読み解く機会があり、見ていたのですが、ちょっと現実に則してないなぁと感じる部分がありました。
ただ、その策定に関わったわけでもないですし、全体を私は把握しているわけでもなかったので、私よりかは理解をしているマネジャーに率直に聞いてみました。
私「これって、〇〇の場合、どうするか書かれてないですけど、そのときどうするんですかね?」
マ「まともにそのプロセス一回も回してないから、想定されてないんじゃないですかね?」
なるほど…確かに一周回しているわけではないので、実際起きてないかもしれませんし、起きたときに判断するのでしょう。
ただ、プロセスの策定に関わってない私(やマネジャー)ですら、すぐにおかしいなと気づいたので、そのプロセスの本質を理解していれば、〇〇のケースは起きえるのは想像に容易く、それを考慮されてないのは問題と感じました。
ただ、この後も色々マネジャーと話をしたのですが、結局、マネジャーも私も以下のような言葉が出て、それ以上は話題にしませんでした。
「とはいえ、外野のうちらはそれにタッチしてないので、手が出しづらいよな…」
はみ出て言うほど暇じゃない?
ちょっと私自身はモヤモヤはしたのですが、ここが難しいところで、自分の仕事はしっかりやらないといけないし、貢献する先の一番近いところにあるのは自分の組織やチームです。
先の問題は、すぐに何か問題になるわけでもないですし、直接的に自分たちも問題が起きても大きく迷惑をかけられるものでもありません。
だいたい多くの会社にある「あるある」として、問題提起したら、それをやった人間に対して「問題だと思うなら、君がなんとかしなさいよ」とまるっと仕事を投げられるパターンがあります。
無限に働けるわけでもないので、直近で問題になり得なさそう、もしくは自分に関係なさそうだったら、言わない方が良しとなってしまいがちです。実際、私も無限に働けるわけでもないし、ボランティアでもないので、ダマを決め込むケースは過去もありました。
でも、関心を持ち合っていくべきでは?
自分の仕事、自分の組織の仕事があり、それが自分として最も優先されることについては否定しようがありません。それが階層組織があり、各組織ごとにミッションや責務があり、その組織に所属するものはそのミッションと責務を完遂し、成果を出す…至極当たり前のことではあります。
しかしこれが完全に縦割り化し、他の組織に(それがすぐ横にいる組織でも)関心を持たなくなるとすると、それはそれで大きな括りの全体の組織としては殺伐とし、より自分のことしか考えなくなっていきます。
もちろん自分の組織の役割をメインでやるにしても、100%自分のことだけではなく、いくらかは他の組織に関心を持ち、問題点を言い合える、そして言われた側も謙虚にフィードバックとして受け止め、カイゼンしていく(言った側がやる羽目にならないように)…
自己組織化されていく中で、如何に外との接点を持ち、自分たちのカイゼンに繋がるフィードバックを得られるか、それが各組織で相互でやり合える姿というのがこれから組織の設計やマネジメントの方法として必要になってくるのではないかと感じています。
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