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【仕事・アジャイル】迷うなら、実験しよう

ビジネスだけではなく、普段から「実験」してみよう。

価値創造のための実験と検証

新規事業をやる場合に、市場やお客様のターゲットや課題を最初から分かっている状態でやることはほぼ無いと思います。分かってやるものは、世の中的には新規事業ではないですし。(もちろんある企業の中では新規事業かもしれませんが)

顧客の課題など、分からないことを分かるようにするには、仮説を立てて検証し、正しいのか間違っているのか、間違っているなら何が違うのか?と検証結果から学びを得て、また別の取り組みに向かっていくことを繰り返します。繰り返すことにより、どんどん分かることが増えて、そのうちここだ!という攻め入る場所が見えてきます。

これは新規事業に限らず、化学や生物、医学でも必要な実験も同じで、仮説を立てて実験し検証を繰り返します。新しい発見も同じように「分からないものを、分かるようにしていく」というプロセスを踏んでいきます。

日々も実験と検証の繰り返し

新規事業や科学の実験と検証…のような仰々しく難しい領域に限らず、実験と検証の繰り返しは日々も行っていることだと思います。

普段の生活の中でも仕事の中でも、ちょっと迷うようなことがあればまず試してみる。そして今までよりもより良い結果になるならば、それをまた別の同じような場面で適用していけば、自分の中の良いプラクティスになっていきます。

旅行を計画する場面であれば、(予測できないハプニングを好まないのであれば)どのように日程を組めばスムーズにストレスなく過ごせるのか?確実に欲しいチケットやホテルの予約をどうすればうまくやれるのか?など、色々と試して自分の中でうまくやれる型を作っていけると思います。

もちろん、世の中には既に上手くやっている人がいる可能性もあるので、リサーチも大事です。リサーチしてうまくいくと納得できるならそれを試してみれば良いですし、その中でもさらに改善点が見えてくるかも知れません。

いずれにせよ、自分の型ができたり、先人の知恵があったとしても、大事なのは常によりよくしようと少しでも実験を入れていき、学びから改善していくという意識と姿勢が大事なのです。

結局、まず動くことができるか?

最も大事なのは、実験するために動き出せるかどうか?です。動き出さなければ実験にもならないです。

失敗を嫌がる気持ちは理解できます。でも失敗を恐れて動き出さなければ改善は一生されません。失敗確率を下げるには、事前のリサーチと仮説立てなので、これをやっておくことは必要です。ただ、そこに時間をかけすぎても動けなくなってしまいますので、そこそこでいける感がしたら試すために動きだしたほうがよいです。

事故や生死に関わる実験を気軽にやれとは言いません。クリティカルなことはむしろしっかり調査・分析・シミュレーションなど時間をかけるべきです。

ここで言っているのは普段の行動や取り組みに対する改善のことであり、そこまでクリティカルじゃない話なら、アジャイルにどんどん実験して検証していくことで毎日がより良くなる実感を得ていけば、仕事も含め普段から楽しく過ごしていけるんじゃないかなーって私は思っています。


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