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【仕事・コーチング】自分たち自身がどうなりたいか?

上から言われたままやるのも仕事ですが、自分の意思も大事。

中長期のロードマップを立て直す

私が4月に新しい部署に来た際、目の前でやることというのをまず決めていきましたが、中長期的なロードマップがありませんでした。正確にいうと、あったにはあったが色々と状況と環境が変わってしまい、そのままのものを使うべきかどうかという疑問もありました。

また、よくある年度の予算編成や事業計画向けに数値的な目標を出すために色々なロジックで組んだロードマップはありましたが、〇〇を××件、的なものでその件数を達成することの意味というのがなかなか言語化できていませんでした。

そこで一度チームのメンバーで中長期のロードマップを立て直そうとなりました。

自分たちはどうなりたいか?

4月からの活動も2ヶ月ほど経過しているので、色々な活動の中でフィードバックももらっています。そのフィードバックも反映しつつ、自分達がいつ頃にどうなりたいかをみんなでブレストを実施しました。

3年後にどうなりたいか?の大きなゴールは概ね一致、その途中段階の道筋を作り出すのがなかなか難所でした。そこでそもそも我々が考えた大きなゴールが筋が良いものか、マネジャーの頭にあるものと合致しているかを確認する必要があったため、マネジャーを呼んでディスカッションすることになりました。

そこで色々とマネジャーの考えていること、進め方のアドバイスをもらえるかなと思っていましたが、まずマネジャーが発した言葉はこれでした。

「私がどうこういうより、そもそもあなたたち自身はどうなりたいのですか?」

マネジャーというものは色々言いたくなったり、自分の意見を反映させたくなったりしそうですが、まず最初にこの問いかけがあったのは素晴らしいと感じました。
確かに自分たちはどうしたいんだろう、どうなりたいんだろう…とちゃんと意思を持って自分たちでロードマップを立てていかないと自分事にしにくくなります。

そして変化に富む時代、すべてマネジャーが神のお告げのように話せるわけではありません。良い仕事をするには実際に動く人間がどうしたいかという意思が大事になってきます。

未来を自分で作ることで今の仕事も楽しく

このロードマップのディスカッションをしていてマネジャーからも言われたのですが、未来を自分で設定してワクワクできることが大事であり、未来のワクワクや期待を持つことで、今の仕事に集中できるし、何か辛いことがあっても未来を見て仕事をすることで頑張ろうと思えるようになります。

この辺はコーチングでの目標設定でも同じようなことがいえます。
目の前の辛いことばかりに取り組み、将来が見えない、選べる選択肢がないとなると何の意味があって働いているのか?というネガティブな気持ちになりかねません。楽しく仕事をするためにも、未来をちゃんと自分で描いておくことはとても大事だったりします。

会社の仕事だし、これからどうなるか分からない変化に富む時代なのに、何故そんな未来まで考えなければいけないのか?と思うかもしれませんが、何が正解か分からない時代だからこそ、「自分で」未来を決めても良いのではないでしょうか?そして自分の決めた未来なら、やりたいと思って進んでいけますし、目の前の問題は些細なことだと捉えることができ、ストレスレスに働けるかもしれませんよ。

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