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【仕事・アジャイル】正解を求めすぎない

すぐに正解を欲しがります。

正解うんぬんの前にやってみてほしい

研修や業務支援をやっていても思うのですが、受ける側の人はすぐに「正解」を求めがちなときがあります。(もちろんそうでない人もたくさんいます)

研修にしろ業務支援にしろ、どちらもずっと貼り付いて教えるものではなくいずれは自分のケイパビリティとして持って欲しいのですが、研修でも何となくこなしている場合や、タイパ(タイムパフォーマンス)を求めている人、逆にとても真面目な人ほど、早い段階から「正解」を求めます。

まず正解を欲しがる前に、まずやってみてほしいというのがあります。
特に私のやっているものは、答えの無いもの、答えがすぐに変わってしまうかもしれないものに対してどう取り組むか?の姿勢や行動、考え方になります。

もちろん入り口は必要

やったことがない人に正解を求めずまずやってみて、というとちょっとドライ過ぎる場合もあります。研修でも業務支援にしても、初動をしくじると「面倒くさい」「内容が薄っぺらい」「上から目線だ」とネガティブな印象を与え、二度と取り組んでくれなくなります。最悪は「あれはダメだ」とネガティブな噂も流されかねません。

そうなっても私の本意ではないので、最初から突き放すつもりは全然なく寄り添っていきますし、最初の入り口として基本の「き」の部分や自分なりに最初やってみると良いやり方を教えることも多いです。

でもあくまでも基本の入り口ですし、オススメするものが全てではないので、それを「正解」とは言い過ぎず、守破離の「守」の部分としてまずやり続けてもらうことに期待して教えています。

その上で何がうまくいくのか・いかないのか、どうすると自分なりにやりやすくなるのか、というのをやりながら改善する、改善のためにフィードバックを受けるという習慣ができるようになってもらうことを目指します。

まとめ

ざっと色々書いてきましたが、相手が正解を求めすぎる場合の対応としては、

  • 正解を求めすぎないことを常に言う

  • まずやってみて、フィードバックを受けてもらう

  • その中で改善点を見いだしてもらう

  • 次をより良くする

  • 習慣化してもらう

になります。

これってまさにアジャイルなんですよね。
なんでもかんでもアジャイルに繋げると思われますが、アジャイルこそ正解がない中での動き方であり、考え方になります。
改善してより良くすることを習慣化することで自分の型ができ、それでうまく事が運ぶのであれば、それこそが「自分の正解」になるのではないでしょうか。

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