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【仕事】考えられる範囲で考えておく姿勢

分からないことでも、自分の頭で考えて、行ける所まで行く姿勢が大事。

就職後、1ヶ月しないで渡された目標設定表

最近妻が転職したのですが、まだ新しい職場に行って1ヶ月経っていないのですが、今年度の目標を書く1枚のフォームが渡されました。そして翌日、面談だというのです。(ロッカーに入っていて終業後に気づいたため、マネジャーに聞く機会がなかった)

まだ、現状は先に入っている方々の指示によって動いているような状況で、まず職場に慣れるので精一杯な状況です。

加えて、今年度のビジョンが示されて、それに対する行動目標という欄もあったりしましたが、特にその説明を受けていないですし、会社のホームページなど覗いても書かれているわけでもありません。
妻に対してどのような期待を持っているか、自体も1ヶ月も経ってないのでマネジメントと話をしているわけでもありません。

その一枚の目標設定表を妻は眺めて、悩んでいました。
今の状況では何も書けない。だから何も書かずに、とりあえず面談でどうすべきか聞こうとしていました。

「書けるだけ書いてみては?」

妻は悩んでいたので、私は「自分ならどうするか?」を話しました。

私なら、分からないなりにでも限られた時間の中で考え尽くして書く。
書いてある内容には相手とのズレがあるかもしれないが、そこがお互いの対話の起点になる。
そして、一番大事なのは、分からないなりに考えて「書いてきた姿勢」だと。

その話を聞いて、妻も全部ではないですが、書けるだけを書いて持っていったそうです。

結果、マネジメントの方は、ただ配布しただけで今回の面談時点で書いてきてもらうつもりではなかったそうです。

ただ、入ったばかりの状況で、考えて書いてきたという姿勢は評価されたそうで、私の思っていた通りの反応だったそうです。

もちろん、今回書いてこなくても問題はなく、悩まずに何も書かずに行って、その場で聞くというのも正解だと思います。
しかし、分からないなりに書いてきたということは、自律性や積極性の姿勢を示すことになるので、何も書いてこないよりは印象が良いかと思います。

関係性が浅い時期からの「姿勢」の大切さ

今回のようなことは、ある程度関係性ができていて、カジュアルに話ができるときなら、「これは何の目的で書くのですか?」「今は書けないですよ。どうしたらいいのですか?」など聞けると思いますし、今回のように聞けない状況でも「マネジメントが明確に目的や指示してないのが悪い」と言い放てるかもしれません。

ただ、情報伝達が不十分で相手に非があるにしても、反射的に相手の問題とはせず、可能な限り考えてみてお伺いをしてみると、相手からすれば期待以上の反応をしてくれる人だと捉えてもらえるかもしれません。

特にまだ関係性の浅い段階で、積極性や自律性を垣間見られる行動をすることで、初期段階から良い印象を与え、その後の対話や信頼関係の構築がスムーズできるようになるのではないでしょうか。

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