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アート全般 - 映画・音楽・美術など

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芸術の懐の広さに助けられた人間として、映画・音楽・美術などについて思うことを書いていきます。音楽はロック中心、美術は20世紀以降が中心となります。
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記事一覧

映画『i -新聞記者ドキュメント-』を観て - 政治的腐敗を断絶する唯一の道とは

◆映画『i -新聞記者ドキュメント-』について 映画「新聞記者」の原案者としても話題を集めた…

Joao
3年前

コルビュジエの思い出① - 建築とは「問題解決」だ

私はル・コルビュジエという人物について、大層なことは語れない。だが、彼の思想や建築物から…

Joao
3年前
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映画『ハンナ・アーレント』を観て - 本当の罪は「考えない」ことだ

◆映画『ハンナ・アーレント』について ドイツに生まれ、ナチス政権による迫害を逃れてアメリ…

Joao
3年前
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映画『A』を観て - オウム信者は「普通の人」だった

◆映画『A』について オウム真理教の広報部副部長、Aこと荒木浩を中心に、オウム事件以後の彼…

Joao
3年前
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マルセル・デュシャンについて 最終回 - 最後に、告白

今日も、前回の続きから。"連載"と称してポップに投稿してみた結果、思ったよりも多くの方に興…

Joao
3年前
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マルセル・デュシャンについて⑤ - 「込み上がる笑い」という、新たなユーモア

今回は、前回お伝えしたように、彼の作品のユーモアについて。 前回までは、彼が作品に込めた…

Joao
3年前

マルセル・デュシャンについて④ - どこまでも語れる、デュシャンの面白さ

今日は、前回お伝えしたように、レディメイドの新しさ・面白さについて。 正直、今回は特に難航するなというのが、書き始める時点での感覚です笑。バラバラと言いたいことはあるのに、それをまとめるのは非常に難易度が高い!今から、頑張ってまとめてみます。 ※もちろん、彼の作品はレディメイドだけにとどまりません。ですが、今回はレディメイドに特化してみます。 レディメイドは何がしたかったか まずは、前提から。レディメイドとは「既製品」のことであった。これは、大量生産された、どこの家庭に

マルセル・デュシャンについて③ - 破壊的創造の精神

今日も、前回の続きから。今回は大分盛り上がっちゃいます! 前回は、以下のような内容で終わ…

Joao
3年前
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マルセル・デュシャンについて② - 彼が作品を通して挑戦したこと

今日は、前回の続きから。 そうそう。前回は言わなかったけど、デュシャンは「コンセプチュア…

Joao
3年前
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マルセル・デュシャンについて① - 最初は何も理解できなかった

「アートってちょっと親しみづらい。特に、20世紀以降の近代・現代アートはよくわからない...…

Joao
3年前
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私たちはモノに疲れている - ウルグアイ元大統領 ホセ・ムヒカの映画を観て

親しい友人が、ある映画を一度観たのにもう一度観にいくと言う。その二度目にたまたま誘ってく…

Joao
3年前
3

ルー・リードの最期のインタビュー - 7分間で思い出した、大切なもの

このルー・リードのたった7分間のインタビューに、私は感動して、今深夜にも関わらず、パソコ…

Joao
4年前
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