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持続可能なリビングラボの展開を目指して 3部:第5回全国リビングラボネットワーク会議に向けて

地域創生Coデザイン研究所木村篤信です。

先日の記事でご紹介した「持続可能なリビングラボの展開を目指して 3部:第5回全国リビングラボネットワーク会議に向けて」が無事開催されましたので、簡単にこちらで報告させていただきます。

第5回全国リビングラボネットワーク会議に向けて

今年の秋、横浜で開催予定の「第5回全国リビングラボネットワーク会議に向けて」ということで、横浜や全国のリビングラボ実践者が集まり、対話を行いました。開催場所となる横浜からは、YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス代表理事/Solar Crew代表の河原勇輝氏、横浜市政策局共創推進室共創推進課の関口昌幸氏が、全国からは横浜と関わりのあるゆざわリビングラボサポートオフィス会長の佐藤愛子氏、日本リビングラボネットワーク/インフォバーンの白井洸祐氏が登壇しました。

これまでの横浜や全国のリビングラボの道のり

まず、司会進行として木村から、これまでの全国リビングラボネットワーク会議の趣旨や経緯、第1回から第4回までのテーマの変遷などを紹介しました。

その後で、横浜でのリビングラボ実践者の立場として河原さんからこれまでの活動の紹介やYOKOHAMAリビングラボサポートオフィス設立の経緯などを説明いただきました。

その後、全国でのリビングラボ実践者の立場として白井さんより、日本リビングラボネットワークの設立趣旨や活動内容をお話しいただきました。

そして、それらの経緯を踏まえた上で、第5回全国リビングラボネットワーク実行委員会設立に向けて、対話が行われました。

第5回の企画に向けた対話

会議で取り上げたい横浜のリビングラボの課題について、河原さんからは、現在進められている地域の企業や事業所主体の活動に対して、もっと多くの市民に関わってもらう工夫をしていきたいという話がありました。

関口さんからは、会議の場に期待することについて言及がありました。実践者による知見の共有と、それを踏まえた現場での実践は両方が大事であり、片方だけではなくその両方が循環することの重要性が強調されました。

その具体的な例として、過去に横浜と連携しながらリビングラボを立ち上げた佐藤さんからは、全国をまたがった実践者同士の連携が効果的だったエピソードが語られました。

最後に白井さんからは、全国から集まる実践者と横浜の実践者にとって、相互に学びが深まるためにも、現地視察や関係性が深まる交流の場の開催が提案されました。

皆さんの関わりをお待ちしています

今回は、短い時間ながらも、第5回全国リビングラボネットワーク会議に向けた趣旨が共有され、企画に向けた対話を行うことができました。これから、具体的に実行委員会を立ち上げて、企画を詰めていくことになります。

セッション終了後の場では、本セッションを共に企画・運営したよこはま共創コンソーシアムの杉浦さんより「実行委員会に限らず、この秋の会議に向けて、皆さんのさまざまな形の関わり方をお願いしたい」という挨拶をいただきました。

杉浦さんの言葉通り、今後は、市民、企業、大学、自治体などのさまざまな方々との関わりを持ちながら企画を進めていきたいと思います。本会議の趣旨にご賛同いただける皆さんのご参加・ご連絡をお待ちしています。

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