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【近況日記】2023年02月17日~23日

この一週間で起きた身の回りの出来事や、ふと思ったことをいくつか書きました。
軽い感じで読めると思います。


少し前にLiSAのアルバムがリリースされた。アルバム全曲を聴く時間が取れなかったので、曲名が気になった「シャンプーソング」という曲だけ聴いた。LiSAのベストアルバムは過去に聴いたことがあって、その収録曲と比較してみても、特に大きな違いは見られない、LiSAらしいロック調の曲だった。最近になって、またシャンプーソングを再生して、なんとなく作曲クレジットを表示したら、作詞作曲が佐々木亮介と出てきた。a flood of circleというバンドのギターボーカルである佐々木さん。フラッドの方はアルバムを何枚か聴いたことがある。佐々木さんの名前を見た瞬間に、歌詞の言葉選びとか、サビの疾走感、手拍子の入れ方、バスドラムの感じが、a flood of circleの音楽性と急に繋がって、変な衝撃を受けた。確かに、佐々木さんがセルフカバーしても、何の違和感もない気がする。


夢の中で高熱を出した。夢の中なのに、体がほてって仕方なかった。父親(現実では全く言葉を交わさない)に促されるままに体温を測ったら、体温計は40度を超えてエラーが出る始末。それを母親に伝えると「どうする?担々麺食べに行く?」という気遣いの欠片もない言葉が返ってきた。おそらく、心の奥底で「自分がピンチの時に母親はどうしようもない行動を取る」と思っている証拠かもしれない。目が覚めた時、布団の中には、寒さ対策をし過ぎた、母親を心から信頼していない29歳の男の姿があった。


ライムスター宇多丸さんがパーソナリティを務める、TBSラジオ「アフター6ジャンクション」が、全国の書店で行っている「アトロク・ブックフェア2022-2023」。番組で紹介した書籍や、宇多丸さんに関する本が、書店の一角に並んでいるこのブックフェアを一目見たくて、地元からJRで1時間かけて、行ったこともないショッピングセンターの書店に出向いてきた。3時間の帯番組なので、気になる特集をつまみ食いするように聴いているという私だが、本にまつわる特集はなるべく積極的に聴くようにしていた。そのおかげで、ブックフェアの棚を見た瞬間に「あの時放送で絶賛されてた本だ!」と、「知っている人」の反応を取ることが出来た。本を2冊購入し、無料の栞を持ち帰った。ただ、せっかく初めて来た書店なのだから、他の棚も見るべきだったと今になって思う。


読む本を選ぶ時は、なるべくジャンルにこだわらないように気を付けているが、あまり本を読まない人からしたら、売っている本の数が多すぎて、どれを読んで良いか分からないという現象も起こるのではないかと思った。特に大型書店に行くと、ジャンルだけでも膨大に存在しており、かなり迷ってしまうかもしれない。そこで、読書慣れしていない人にオススメなのが「読まないジャンルを決める」という読書の仕方。「まずは小説のみ」「エッセイだけ」「文庫本から」といった具合に、自らで読む本のジャンルを狭めること。飽きたら、書店の他の棚を見ても良い。興味の幅を広げるのは、少しずつで良い。


noteに限らず、インターネットには、「突飛で面白い」コンテンツに溢れている。それに反抗するかのように、日常の些細なことばかりnoteに書いている。「大喜利」は特別なものかもしれないが、基本的には、平凡な日常に自分の考えをまぶした、簡単に書けそうで書けない文章でフォロワーを増やしたい。以前お笑いコンビのDr.ハインリッヒが、自身のYouTubeチャンネルで「漫才と大喜利で御殿を建てたい」と言っていたが、私は「平凡」で御殿を建てたい。

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