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【カルチャー雑感】2022年10月16日~22日の音楽、本、ラジオ、映画

この一週間でふれて、印象に残ったものの感想です。


音楽


Cikah(チカ)「#Popularity」(2022)

シンガーソングライターのCikahが3月にリリースしたアルバム。独特のハスキーな声が癖になる。メロウな曲に乗せた皮肉めいた歌詞も良い。毒っ気が強めだけど「うっせぇわ」が流行ったならCikahももっと聴かれて欲しい。「GO TO JIGOKU」「しゃかい(裏)」「Melt Nite」が特に好きだった。



「読書と人生」(寺田寅彦著,2020)

1950年に刊行された、理学博士の著者による随筆集。科学の話から、人生論や書評まで、様々な分野の話題を行き来しながら、自身の考えや思い出を語る。
 文中における著者の個人的な持論や体験談と、科学的な理論の配合バランスが絶妙で、最後まで興味深く読めた。登場する単語は難解だが、文法が丁寧なので、迷うことはなかった。


ラジオ


佐久間宣行のオールナイトニッポン0(10/19)

先週はスペシャルウィークで、ゲストはランジャタイの二人。TBSのお笑いの日でコラボネタを披露したダイアン津田さんの話題になって、二人の提案したコントが意味わからなすぎて泣きながら怒っていたというエピソードがめちゃくちゃ面白かった。国崎さんのエピソードトークは、話し方のテンションが他の芸人さんと違って面白い。


映画


スワンソング(2022)

現役を退き、老人ホームで暮らすヘアメイクアップアーティストのパットは、かつての顧客であるリタの遺言で、死化粧を施して欲しいという依頼を受ける。リタの遺体のある場所に向かう道中で、過去の友人や、無くなった化粧品店に思いを馳せる。自分が老いた時のことを考えさせられる。

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