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【カルチャー雑感】04月24日~30日の音楽、本、映画
この一週間でふれて、印象に残ったものの感想です。
音楽
アラゲホンジ「アラゲホンジ」(2011)
2ndと3rdは持っていたけど、お金が無くて買えてなかった1stアルバムを配信で購入。アラゲホンジはざっくり言うと「民謡×ブラックミュージック」みたいなコンセプトのバンドで、曲中にしっかりと笛や太鼓の音が入るのが特徴。2曲目の「太陽のマナグ」で、「私たちはこういうことがしたいバンドですよ!」という自己紹介が完璧に出来ている。やっぱりお囃子って聴くだけでテンション上がる。
本
ジェフリー・ディーヴァー著/池田真紀子訳「ボーン・コレクター(上)」(2003)
事故で手足が動かない元ニューヨーク市警中央科学捜査部長のリンカーン・ライムと、警官のアメリア・サックスが連続殺人の解明に挑む本格推理小説。人間模様も化学的な要素も全部のせで、謎はすぐには解明されないけど、展開はどんどん進んでいく。下巻も読もうと思う。
映画
「ディナー・イン・アメリカ」(2020)
冴えない少女のパティの趣味は、パンクロックを聴くこと。ある日、警官から追われている不審な男を家に匿った。その男こそが、パティが愛してやまないパンクバンド「サイオプス」の覆面リーダー・ジョンQだった。
下品で爽快感のない暴力シーンがあることで、後半のキスや歌唱が引き立つ。サイオプスが奏でるのは”ありがちな”パンクロックだけど、そのパンクで救われる人が確実にいる。
「あのこは貴族」(2021)
東京の上流階級に生まれた華子と、富山生まれの美樹。住む世界が違う二人の人生が、ふとしたきっかけで交錯する。
男性社会の批判を描くのではなく、男性社会そのものを描くことが批判になっているという理想の描き方だったと思う。
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