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Keychron K1 Pro Keyboard

 2023年3月14日にKeychronがリリースした、キーマッピングをカスタマイズ可能なProシリーズのキーボード。注文したのが16日で、手元に届いたのは24日でした。

送料込みで130 us$。発注を数日遅らせたら為替レートがずっと良かったんだけど、後の祭り。

発注から到着まで

中国・深圳から滋賀まで、1週間余り。

実は、送付先住所の「その他住所」欄に、良かれと思って日本語で住所を記述したら中国の通関で引っかかったみたいで、担当者とメールでのやり取りが発生してました。余計なことをするものではありませんね。

このトラブルがなければ、もっと早く届いたかも。


第一印象

以前に購入したKeychron K2が、往年のメインフレームコンピュータのダム端末を彷彿させる無骨で質実剛健な印象だったのですが、こちらはスタイリッシュな感じ。

Double-shot PBT Keycaps、とてもいい感じ

ロープロファイルモデルなので、私的にパームレストは不要です。
キーの高さは、ノートPC本体のキーボードを叩いているような感じ。

キースイッチは、感触が最も軽い赤軸。ひょっとして、タイプした感じがスカスカだったらどうしようと心配でしたが、思ったよりバネの返しが強くて、心配は杞憂に過ぎませんでした。うん、メカニカルキーは気持ちいい!


早速、カスタマイズ

今回もCommandキーとControlキーの位置を交換しました。
個人的に、こうすることで作業効率が断然違う。
前回同様に、Macのキーボードの修飾キーの設定で対応します。
(これが後のトラブルの一因となるとは、この時は知る由もない。)


問題発覚

ファンクションキーの動作が怪しいことに気づきました。

Macのキーボードの設定で、「F1、F2などのキーを標準のファンクションキーとして使用」を有効にしているにも関わらず、ファンクションキーがメディアキーとしてしか機能しません。都度、fnキーと同時押しすることを求められます。

Mac Mini (Ventura 13.2.1)のキーボード設定画面

この現象は、私のMac Mini (Ventura 13.2.1)のみならず、MBP mid2012(Catalina 10.15.7)でも同様ですので、客観的にKeychron K1 Pro側に問題がありそうです。Keychron K2では全く問題なかったので、戸惑ってます。

(追記:Keychron K1 Proでは、Macのこの設定は機能しないようです。)


Keychron K1 Proのスイッチ設定。Mac/iOSがセレクトされていますので問題ない筈。


Keychronへの問い合わせ

上記の問題の対処を問い合わせたのが3月25日(土曜日)。
さてどうなることやら。

fnキーだけではなく、Siriキーも機能していないようです。
マニュアル通りに設定してもSiriが機能しません。


Keychronからの回答(2023.03.27)

正直、あまり納得感のない回答がありました。
fnキーを毎回押さずにファンクションキーが機能するようにするためには、VIAというキーのリマッピングアプリを使って、キーひとつづつ定義を変更してくださいとのこと。なんじゃこりゃの結果でした。
もしこれが本当なら、、、不本意ながらこうするしかなさそうです


問題解決

Siriキーが機能しない理由を考えていて、Keychron K2の時も同様のトラブルがあったことを思い出しました。
即ち、修飾キーを編集したことでKeychronが組み込んでいたスクリーンコピーのキーコンビネーションが、Macが期待している修飾キーのキーコンビネーションとずれてしまって機能しなくなったのです。

ひょっとして、今回Siriキーが機能しなくなったのもそのせい?--->ビンゴ

今回購入したKeychron K1 Proは、VIAアプリの機能でキーのマッピングを変えることができますので、前回Keychron K2の時とは方針を変え、Macのキー設定はデフォルトに戻し、すべてVIAアプリでキーレイアウトを変更することにします。

結論として、当面の問題は解決です。


主な変更点(Layer 0, Mac mode, fnキーを押さない状態)

  1. フンクションキーの設定が全てメディアキーとなっていたのを、f1 - f12に変更

  2. Commandキー(LCmd, RCmd)を其々、Controlキー(Left Ctrl, RCtl)に変更

  3. Controlキー(Left Ctrl, RCtl)を其々、Commandキー(LCmd, RCmd)に変更

  4. insキーに、入力ソース切り替えのマクロ(Control + Space)を設定

修正したLayer 0 (Mac mode, fnキーを押さない状態)のキーマッピング


主な変更点(Layer 1, Mac mode, fnキーを押した状態)

  1. フンクションキーの設定がf1 - f12となっていたのを、全てメディアキーに変更

修正したLayer 1 (Mac mode, fnキーを押した状態)のキーマッピング
VIAアプリでは、目的のキーがメニューのあちこちに
分散しているので探すのが大変。
上記の表を参考にして、探してください。

テイラーメイドのキーマッピングの完成!

これでしばらく試してみることにします。


 独り言

「何故Keychron K2があるのに、新たにキーボードを購入したのか?」

  1. ブラックボディのKeychron K1 Proに一目惚れした

  2. ロープロファイルキーボードが欲しかった

  3. VIAソフトで遊んでみたかった

  4. K2はMBP専用で、新しいMacMini専用のキーボードが欲しかった

  5. たまたま発売直後に見つけて、運命を感じた

  6. 在宅勤務するのに、船便で5月のGW明けに届くK2の到着を待てなかった

  7. 日本での業務用Windows PCのキーボードに馴染めなかった

  8. しばらく、K1(ロープロファイル、赤軸)とK2(ノーマルプロファイル、茶軸)を共存させて、どちらが自分に向いているか確かめてみたかった

、、、何か質問あります?


ここまで読んでいただき、有り難うございました。


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