勝つための仕組み
どうも、じぇいかわさきです。
最近読んだ記事の中に、面白いなっていうのが有りました。
自分は個の力が重要だと言う考えです。
しかし、読んだ記事ではそれを覆す個ではない、かと言って、だからチームワークだというわけでもない。
なんとも面白い考えだと思ったので、今回は、その記事について書いてみたいと思います。
自分はずっと仕事はチームワーク型からジョブ型に移るべきだという考えです。
何故なら、個の単位で仕事が明確になっていないと、自分が頑張らなくてもとか、アイツのせいで自分まで査定が悪い等、自分の能力不足を人に責任転嫁する。
そういう風潮が多いから、全体能力を発揮しにくくなっていると思ってるからです。
そもそも、一騎当千と言うように、個の力が優れていないといけない。
一騎当千であれば、最小限の費用で勝つことができる。そう思っているんです。
しかし、読んだ記事では個で戦うと、個人を追い込む形になり、かえって能力を低下させやすいと言っていました。
まあ、精神力とのバランスだと思いますので、そういう人は何かの拍子に精神崩壊を起こしたり、燃え尽き症候群になったりしやすいのでしょうね。
一方、チームワーク力というのも、強くなりすぎるとセクショナリズムが強くなるとも。
セクショナリズムというのも、これまた厄介なものなんですよね。
セクショナリズムが生まれると、会社全体としてのチーム力は低下していく方向になりますから。
まあ、ジョブ型もチームワーク型も各々一長一短が有るわけですが、読んだ記事の中でスゴイな、理にかなっていると思ったのが次の事です。
「ハイスペックな人材がいなくてもコンペチターと戦える仕組みをつくる」
当たり前の事を目標としているのですが、それを確実に実行しているというところがスゴイんです。
つまり、ハイスペックな人材がいなくても、一人ひとりが持つ情報をIT化で情報共有の仕組みを作る。
まあここまではよくある考えですが、実際にはできている会社って殆ど無いんですよね。
データベース化まではできても、それを使いこなせない。
何故なら、誰もが使えるようにフォーマット化していないからなんです。
情報なんてデータベース化しようと思えば、いくらでもできますが、そのデータを活用するためには、どのようなフォーマットで蓄積するかまではあまり考えない。
殆どの会社が、データベース化することが目的になっており、貯めたデータが最大活用されるまでのことは考えていないのがほとんど。
これを、誰もが必要な内容がすぐに取り出せ活用できるフォーマットで蓄積できれば、使う側はそのデータを有効に活用し、自分の不得意な分野や関連する分野のデータまで手に入れることができる。
なんと素晴らしいことだと思いませんか。
これがちゃんとできれば、ハイスペックな人材でなくても、一騎当千の能力になるんですよね。
ジョブ型人間の場合、自分の持つ情報や能力を他人に提供していくのが苦手な人が多いが、チームワーク型であれば、義務化もしやすいので知識のデータベース化が可能です。
勝つためには、使えるIT化が、普通の人材をハイスペックな人材に変換し、コンペチターと戦える仕組みとなっていくわけですね。
それを徹底して実行している社長がスゴイなって感心しました。
この考えは、個人にも当てはめられると思うんですよ。
自分の不足している能力は、学ぶかすぐ引き出せるようにデータ化しておくかのどちらか。
一番良いのは、即効性としてデータ化し直ぐに対処できるような仕組みを構築すること。
そして、その一方で学びながら経験値を蓄積していく。
そうすることにより、人の情報に自分の経験値を加えることで、自分しか持っていない情報となり、同じ内容が2倍にも3倍にも価値を高めることができるんです。
これはまさに勝つための仕組みではないでしょうか。
自分の仕組みを作り上げれば、自分が一騎当千になり市場から求められる人材になれますね。
自分の考えだけが正しいと思わず、人の意見や情報と以下に融合し、自分しか持っていない情報に変換していく事が最大のポイントですね。
じぇいかわさきです。生産技術者として35年、今まで培った経験とスキルを元に、ものづくりに関わる世の出来事に対して思ったことをホンネで書いてます。ノウハウやアイデアもありますよ。 また写真も全力で撮っています、気に入った写真があればサポートや感想をぜひお寄せください。