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働き方改革の真意

どうも、じぇいかわさきです。
今日もネットの情報から感じた事を書いてみたいと思います。これってなんだか感想文みたいだけど、題材を決めて自分の意見を明確にするって言うトレーニングまがいの事をやってるつもりなんです。少々お付き合いください。

今日のお題の記事はこれなんです。働き方改革で、部下からの提案に対し柔軟に対応できない会社の話。

この記事を読んで思ったのは、やはり会社側の働き方改革に対する取り組み方の問題なんですよね。

働い方改革っていうのは、一億総活躍社会実現に向けた、労働環境を大きく見直す取り組みのことを指すと言っております。つまり、見直すと言っているので、過去からの通例は排除して新たな考え方に基づき仕事がしやすい環境を整備して、働くことに生きがいを感じるようにしようと言うことなんじゃないかな。

しかし、実際の企業の実態はこの記事にあるように、通例を盾に取り社員からの提案に真摯に受け取らない会社もまだまだ多いということなんだよね。

今更ながら、何で全員が揃って定められた時間に朝礼をしなければいけないのかが理解できない。フェイス・ツー・フェイスだと馬鹿なジジイの管理職が言いそうなことだよね。完璧に昭和の戦うサラリーマンだよ。

結構前からこれからは成果主義、実力主義だよと言っているが、そんなふうになってはいない。多くの大企業が成果主義を掲げているが、実態は全くの別の年功序列から変わっていない。これは終身雇用で年功序列が生み出した最大の問題点となる、目の前にいないやつは信じないと言う難癖をつけること。

成果以前に兎に角管理職の目の前で居るだけ残業をして、遅くまで残っていれば仕事に頑張ってできるやつだと言う間違った評価を与えられているじょうたいだ。そういう環境内で行きてきたサラリーマンが、いきなり残業カットをさせられれば、水から上がった魚のよなもので、直ぐに呼吸困難に成り不平不満ばかりを嘆くようになる。

この記事の話ではないが、効率化をするための提案も、自分がやったことがないし、目の前にいないのでサボっているんじゃないかと言う疑心暗鬼から認めないというのはまったくもってナンセンス。しかし、実態はこんなものだろう。性善説に乗っ取り成果として判断するのであれば、何ら問題のないことです。

むしろ会社の要求する成果を、1日掛けてやろうが1時間でやろうが、会社からみたら同じであり、1時間で完了するほうが次のミッションに対処できるので、同じ1日なら絶対に会社としては効果が期待できる。それを目の前にいない1時間で完了する人を認めず、目の前にいる1日で処理する人を評価するなんていかがなものだろうか?

でも実際には後者が現実なんだよね。だから実力のある人はずんずん辞めて新たな場所で自分を試しに行くんだ。会社として、有能な人材は流出し成果達成までが遅れても、未だに何も感じていないみたいなんですよね。

こんな状態で日本は世界に向かってGNP世界3位だと威張っていられるのだろうか?

未だ若者の中には、何かを作り出すことに興味があり生きがいを感じている人もたくさんいるが、そういう有能な人材を大企業がみんな潰している実態に早く気がつくべきだ。大企業こそベンチャーのように柔軟に対応していかないと、この先潰れなくてもジリ貧の状態で名ばかりの大企業で生きていかなければいけない。

働き方改革、働き方にイノベーションを起こすことであり、産業に於いてイノベーションを起こせないと売上が伸びていかないと同じ。働き方にイノベーションを起こすことにより、一人ひとりの人材の能力を高めていき一騎当千に仕立てていくのが企業の役割だと思う。安い賃金でこき使うなんて考えは捨てたほうが良い。投資には先行投資、戦略投資が必要であると同じように、今は社員に対して先行投資、戦略投資をしていくのが働き方改革。

欲しがりません勝つまではと戦時中乗り切って北と同じで、数年後に企業として復活し売上を伸ばし高利益を上げるためには、今人材に投資すべきである。今こそ企業が欲しがりません勝つまではの精神で、人材に投資をするべきである。

できない企業は数年以内に淘汰されていくでしょうね。すでに大企業は倒れかけていると言う事実に目を向けるべき。


じぇいかわさきです。生産技術者として35年、今まで培った経験とスキルを元に、ものづくりに関わる世の出来事に対して思ったことをホンネで書いてます。ノウハウやアイデアもありますよ。 また写真も全力で撮っています、気に入った写真があればサポートや感想をぜひお寄せください。