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「機会」とか「縁」を大切にする理由【「結婚」への思考の変化を機に考える。】

なんで結婚ってするんだろう?
と、ふと考えてみた。

最近「結婚」をテーマにしたドラマやアニメなんかをみる機会がなぜか知らないけれど多かった。


自分にとって、「結婚」は遠いと思っていたけれど、気づけばもう24歳だし、結婚していてもおかしくはない歳なのだ。


結婚とはタイミングと縁だ。


フリーランスという「普通」の道から外れた生き方をしている僕は、結婚巣がどうとか以前に、自分に訪れた機会や、つながった縁はとことんまで大切にしたい。と思っている。

それが直接自分のフリーランスとしての活動の成否、
ひいては自分の人生にも直接関わってくることだからだ。


何事にも限りがあって、「無限」なんかじゃない。


無限にあるように見えてしまうけれど、
チャンスもタイミングもきっと数は限られている。


夜空なんかがまさにその象徴だよね。
もしも仮に、宇宙に果てがあって、星が無限にあるとしたら
夜空に暗い部分なんてなくて、一面星で埋め尽くされているはず。


まばゆいばかりの光が絨毯のように敷き詰められていて、昼と同じくらい、もしかしたらそれ以上の明るい空間になっているはずだ。


けれど実際はそうじゃない。闇の中をポツンポツンと、わずかばかりの光がてんてんと散っているのが現実。


僕たちが普段見ている夜空は広大で、いくらでも星があるように見えるけど、暗い部分があるってことは、宇宙に果てはあるし、星の数も限られているんだ。


人に与えられる機会や縁、そしてそれを取り巻く時間も同じなんだと思う。


僕たちには時間が無限にあるわけではない。
時はどんどん進んでいくし、年もどんどん取っていく。


「結婚適齢期」という言葉はまるで適齢を勝手に決められているようであまり好きではないのだけれど、歳を取ることによって相手からの印象がどうしても変わってきてしまうのは受け入れるしかない事実だ。

過ぎゆく時の中でどれくらいの機会が自分に訪れるだろう?

どのくらいの縁が自分に巡ってくるだろう?

それはわからないけれど、確かなのはそれらには限りがあるということだ。
自分の人生という夜空をできるだけ光で埋め尽くすためには、この限りある機会・縁という星を生かしていく必要がある。


そして、機会や縁を活かすためには、それらに巡り会った時に、
素直にそれを受け取る準備ができていなければならない。


サッカーやバスケットボールなどのスポーツではよく「オフ・ザ・ボール」という状態 = ボールに直接は触れていない状態 = チャンスが来る前の状態こそが大切だと言われる。


チャンスが来ていない状態で、それでもどれだけチャンスが来た時のために動けるかが、いざチャンスが来た時にそれを掴み、活かせるかの鍵を握るというわけだ。

だから、全力で毎日を生きて、かといって力を入れすぎることなく、やるべきことを確実に行い、結果として機会や縁を大切にすることが本質なんだ。


そう思う。


こう考えるようになってから、結婚そのものについても
自分の捉え方が変わってきた。


ここ数年、若者の結婚離れが進んでいると言われている。
ある調査によると、男性の約25%、女性の約17%が生涯未婚をとされるのが今の時代らしい。

理由は様々あるだろうが、結婚という文化自体に否定的だったり、結婚の仕組みについて疑問を覚えて、独身貴族のような生き方を選択する人が少なくない。


自分も正直学生時代は「結婚ってどうなんだろう?」と考えていた。

結婚がしたくないわけではなかったのだけれど、あんまりいいイメージがなかった。

結婚というのは、親や親戚の「結婚しろ!」という同調圧力によって結婚しなければならない雰囲気に半ば押されてやるケースがほとんどで、


結婚したらしたで結婚式を開くのが半ば強要され、

(結婚式を開くのを否定したいわけじゃく、
社会的にそういう風潮が強いという話。)


無駄に豪華なパーティや披露宴を、ブライダルプランナーの言うがままに契約し(結婚する本人がそれを望んでいればいいのだが・・・)

実施し、嬉しさと少し後悔も滲ませた時間とお金を費やす、
そんな儀式なのではと思っていたからだ。

言ってしまえば、本人以外の都合と策謀に塗れた「本人たちの意志と自由」がないものだと思っていたのだ。

けど、今は結婚式の形態も様々変化してきて、フォトウェディングや身内だけでの結婚式など多様な価値観が比較的認められるようになってきた。

それに、結婚すると言うことは「縁」に心の底から感謝する最高のタイミング・儀式だと思うのだ。


限りある命の中で、自分が大切にしたいと思える人に出会えたこと、
そしてその縁を掴み取る機会を得られたこと。

自分の夜空の中に一番輝く星を見つけられたこと。


それを、認識し感謝するのが
「結婚」と言う儀式なんじゃないかなと今は思う。

「自由がない」のではない。「不自由」や「限り」を大切にしたいという思いを儀式という形で認識し、自分の周囲の人にも伝える。


今は結婚や結婚式というものをそう捉えている。

色々言ったけど、言いたいことは一つ

限りがあるからこそ、人は努力するし、
限りがあるからこそ、一つ一つの機会や縁を大事にした方がいいよね。

っていうこと。

結婚の話を出したけど、何事もそう。


フリーランスとして出会うクライアントさん然り。

コミュニティで出会った仲間一人一人も然り。

今お世話になっているコーチもしかり。

全部機会と縁。
夜空の中で輝き、僕という一人の人間を照らしてくれる星。


いつもありがと〜って感謝して
今回の記事は終わりにしようかな。

これからもどんな機会や縁に出会えるか楽しみです。
それでは~!


皆さんのお気持ちを、こっそり置いていっていただければ。小さな幸せ、これからも皆さんに与えます。