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ホテルサービス その639 - 階級服 -

ドレスコードやレギュレーション👗都内ホテルレストラン店頭表示を見かけます。

元々は食事の席に集う場合に階級服をやめ気兼ねせず「みな同じに食事を摂りましょう」と言ったパリ騒動からの礼装。

本来は黒服「タキシード」を表しますが!後のユニフォーム🥋へ発展したのは隠れた事実。

ジーンズやスニーカー類の軽装はお断り
男性はジャケット着用
女性はそれに準ずる形でお願いいたします

特に男性のY-shirtは元来下着だからジャケットを羽織る意味は最低限のマナーでもある。

そんなことさらりと醸すお洒落な紳士淑女の姿は羨望です✨

庶民には理解し難いドレスコード。
なぜそこまで着飾り食べる必要があるのですか?と巷で聞かれます。

命ある物を頂く行為が食べる事ならば。
哀悼を込めせめて準正装で食事へ向き合うと言った世界的な意味あいは深~~い。

年忌法要やお盆の読経時には遺影に陰膳が置かれ祀るのが日本人のしきたりでもある。

その場合全て礼装を伴い食へ向き合うことは誰しも経験はあると思います。

しかしながら?
食物(生物)を食料(餌)と思い「命頂きます」の感謝の念も無く「腹が減ったから」胃袋へ放り込むだけの日本人は意外に多い。

食を摂るには『食の命を絶たなければ』食べる事は出来ません。

その行為が間接的であったとしても食物へ感謝と敬意を払う意味においてドレスコード(正装)は成り立っているのです。

日本人とりわけ男性は「正装は恥ずかしい」と思う?そこが一番欠けている世界標準。

食事を摂るのに「畏る」意味が理解できない方も多いのだが「自分が生かされている気持ち」を考えれば自ずと「畏る態度」これがドレスコードを守る礼装に現れているのです。

福岡には「「サンダル・短パン・タンクトップなどの軽装はご遠慮下さい」

と言った低レベルなドレスコードはあるものの「タキシードを着用する洒落た場所がない都市」だから仕方ないのかもしれない。

場所の云々よりも己の心待ちの問題かも。

あらためて「かしこまる」必要はないにせよ。
お洒落を楽しめるレストラン増を期待❣️

タキシードで行くか🤵‍♂️
ジャケットだけにするか🧥
あるいは着物で決めるか👘

シチュエーションにあった服を身に付ける考えを持つ紳士淑女は人として望ましい❣️

明日はDesireについて…
書いて参ります✍️

HOTEL DIRECTOR

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