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組織の失敗は合理的な選択の結果である事実

こんにちは
“はじめの1歩の勇気をもらえるnote”
の JJ (@JJ56866220) です😊

JJとはこのような人間です。

今日も興味を持った記事/報道について
私の考えを交えて紹介していきます。

紹介したいのはダイアモンド・オンラインでの
「組織が合理的に失敗してしまうメカニズム」
についての記事です
🤔

現代社会において企業の不正行為は深刻な問題
となっています。近年では東芝やオリンパス
などの大企業における不祥事が発覚し社会に
大きな衝撃を与えました。

このような不正行為は企業の信用を失墜させ
経営に大きな打撃を与えるだけでなく関係者の
人生を大きく左右する可能性もあります。

では、なぜこのような不正行為が発生してしまうのでしょうか?

組織論では「組織は合理的に失敗する」という
概念が提唱されています。これは、組織が個人
の合理的な判断に基づいて行動した結果として
組織全体として不合理な結果をもたらししまう
ことがあるという考え方です。

今回の紹介記事では
組織が合理的に失敗する理由とその対策
について解説がされています。

組織が合理的に失敗してしまう原因には次に
示す2つあります。

非効率性の合理性

組織が非効率的な現状からより効率的な方向へ
と変化・変革する場合そのコストが大きく
なってしまうと非効率的な現状を維持する方が
合理的となるという不条理です。

例えば古い機械を使い続けている生産部門は
新しい機械を導入することで生産効率が向上
する可能性があります。しかし費用の観点で
反対され結果的に非効率的な古い機械を使い
続けることを余儀なくされ組織全体として
損失を被ってしまう可能性があります。

不正の合理性

組織が不正な現状からより正しい現状へと変化
・変革する場合にそのコストが大きくなって
しまうと不正な現状を維持・隠ぺいする方が
合理的となるという不条理です。


例えば製品の品質を偽装している販売部門は
品質向上のための対策を講じることで販売ノルマ達成が難しくなる可能性があります。そのため
品質向上よりもノルマ達成を優先し結果的に
企業は製品事故を起こし多額の損害賠償金を
支払うことになってしまう可能性があります。

このように組織は個人の合理的な判断に基づいて
行動した結果が組織全体として不合理な結果を
もたらしてしまうことがあります。
このような「合理的な失敗」を防ぐためには
組織全体で共通認識を持つことが重要です。


具体的には、以下のような対策が有効です。

  • 組織全体の目標を明確にする

  • 意思決定のプロセスを透明化する

  • 内部監査制度を強化する

  • コンプライアンストレーニングを実施する

  • 不正行為の通報制度を設ける

また、個々の社員も常に倫理的な行動を意識
することが重要です。

  • 自分の行動が組織にどのような影響を与えるかを考える

  • 不正行為を見かけた場合は、積極的に通報する

  • 常に正しいことを行う勇気を持つ

アクシデントや不正はいつどこで起こるか
分からないので事前に準備しておくことで
被害を最小限に抑えることができます。

すべてのビジネスパーソンは組織全体で協力し
不正行為のない健全な組織づくりを目指して
いくことが重要です。

まとめ

組織は個人の合理的な判断に基づいて行動した
結果で組織全体として不合理な結果をもたら
してしまうことがあります。

これは「合理的な失敗」と呼ばれて非効率性の
合理性と不正の合理性という2つの原因によって
起こる事実を理解しておくべきということが
今回の紹介記事を通して理解することが
できました。

今回のテーマは
組織の失敗は合理的な選択の結果である事実
でした。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。
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