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新しい思考プロセスであるQADIサイクル

こんにちは
“はじめの1歩の勇気をもらえるnote”
の JJ (@JJ56866220) です😊

JJとはこのような人間です。


今日も興味を持った記事/報道について
私の考えを交えて紹介していきます。

紹介したいのは東洋経済オンラインでの
「ロジカルシンキングのアップデート」
についての記事です
🤔

近年ビジネスシーンにおいてロジカルシンキング
の重要性はますます高まっている従来のロジカル
シンキングだけでは差別化やイノベーションいった新たな価値創出には限界があるという指摘もされています。

今回の紹介記事ではデロイト トーマツ コンサル
ティングの望月安迪氏の著書『シン・ロジカシンキング』を参考にロジカルシンキングの新たな「思考の型」であるQADIサイクル取り上げられています。

なぜ従来のロジカルシンキングだけでは不十分なのか?

望月氏は新人コンサルタントの研修でクライ
アントから「そんなわかりきった一般論はいら
ない」と厳しい評価を受けた経験を語ります。

新人たちはロジカルシンキングの基礎を
しっかりと学んでおり有名なフレームワークで
ある「4P」を用いて分析を進めましたがクライ
アントは4Pのような一般的なフレームワークに
沿ったありきたりの提案に不満を示しました。

クライアントが求めていたのは一般的なフレーム
ワークに当てはめられた答えではなくその企業の
課題に対して独創的で、新鮮な視点に基づいた
解決策でした。

ロジカルシンキングの新たな「思考の型」

QADIサイクルはロジカルシンキングを「発見」と
「論証」の二大局面に分けさらに4つのステップで構成される思考の型です。

  • Q: 問い(Question)

    • 思考の出発点となる問いを立てる

    • 問いによって思考の質が決まる

  • A: 仮説(Abduction)

    • 問いに対して、初期の仮説を生み出す

    • 新規性や意外性のある仮説を創出する

  • D: 示唆(Deduction)

    • 仮説からより広範な示唆を引き出す

    • 「点」のアイデアを「線」のストーリーとして語る

  • I: 結論(Induction)

    • 仮説を検証・反証し、結論にたどり着く

    • 仮説の確証を深め、進化させる

QADIサイクルは従来のロジカルシンキング
のように既存のフレームワークに当てはめる
だけでなく新たな問いを立て独創的な仮説を
生み出しそれを論理的に検証する
という一連の
プロセスを重視します。

QADIサイクルがビジネスパーソンに求められる理由

ビジネス環境は常に変化しており従来の知識
や経験だけでは対応できない課題も増えてきて
います。
QADIサイクルのような新たな思考の型を身に
つけることでビジネスパーソンは以下のような
メリットを得ることができます。

  • イノベーションを創出する: 新しい問いを立て独創的なアイデアを生み出すことで革新的な製品やサービスを生み出すことができる。

  • 複雑な問題を解決する: 複雑な問題に対して多角的な視点から分析し最適な解決策を見つけることができる。

  • 説得力のあるプレゼンテーションを行う: 論理的な思考に基づいた説得力のあるプレゼンテーションを行うことができる。

まとめ

ロジカルシンキングはビジネスパーソンにとって
不可欠なスキルですが従来のロジカルシンキング
だけでは現代のビジネス環境に対応できない場合
があります。

QADIサイクルのような新たな思考の型を学ぶ
ことでビジネスパーソンはより創造的で複雑な
問題に対応できるようになります。

QADIサイクルを理解し実践することでビジネス
パーソンとしてより高いレベルで思考し新たな
価値を創造できるようになることが今回の
紹介記事を通して理解できました。

今回のテーマは
新しい思考プロセスであるQADIサイクル
でした。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。
他の記事を読んで頂けると嬉しいです。

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