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週末旅をお勧め(51回目):一泊二日で神話の高千穂を巡る旅

51回目の投稿は九州の高千穂です。確実に行きたい高千穂は宮崎県ですが熊本空港からのほうが近いので熊本空港を利用し阿蘇周辺と温泉で休養もする旅です

【1】今回の旅の目的

神話のふるさとといわれる高千穂に行った事がないのでそこに行く事と阿曽周辺を巡る事と温泉での静養。時間があれば鉄道の廃線巡りをする

【2】高千穂への旅の計画(移動・宿)

高千穂は宮崎県ですが熊本空港からの方が近いので熊本空港からの旅を計画し、往復の飛行機と一泊の宿泊はダイナミックパッケージで予約
移動:羽田⇔熊本の航空券はJALダイナミックパッケージで予約
移動:ダイナミックパッケージでレンタカーを予約(48Hで2000円)
宿泊:阿蘇の温泉がある宿をダイナミックパッケージで予約

【3】おおよそのルート

1日目:羽田空港(06:20)→JAL623→(08:05)熊本空港→高千穂→南阿蘇(泊)
2日目:南阿蘇→阿蘇周辺→熊本空港(19:45)→JAL638→(21:30)羽田空港

【4】高千穂旅行の写真レポート

(1)1日目の行程

お得に旅行するために早めに予約をしていて、この時期なら梅雨明けしているだろうという時期に予約したら予想通り梅雨明けをしたけど直前の天気予報では2日間ともに雨予報です。朝の早い便なのでJALラウンジで朝食をとっていると目の前は新しい大型機のA350だったので撮影

搭乗口にいって案内板を撮影。特に遅れとかの情報はなく安心

いつもの様に羽田空港を離陸する動画を撮影。本来ならK席だったのですが

羽田から飛行して来たJAL623便は熊本空港の上を通り過ぎ熊本市内で180度旋回して西から着陸します。水前寺公園を過ぎたあたりでやっと雲の下に出て地上が見えてきました

スポットに入る直前のショットで向こうには崇城大学の建物が見える。パイロットや整備士を養成する学科があり、飛行機の格納庫にもなっている

この熊本空港に着陸する時の動画も撮影しました

熊本空港のターミナルビルは改装工事中で仮設の建物になっています。その建物の所にワンピースとのキャンペーンで像が設置してある所のマップがありました。天気がすぐれないなら立より地にしてみようか

天気予報では2日ともにあまり良くないので当初の予定通り高千穂から回る事にしてレンタカーを借りて出発する。最初は国道と県道が平行する場所で国道は何もないのですが県道は橋の様になっています

阿蘇長陽大橋の所から新阿蘇大橋を見上げました。橋桁の長さは凄いですね

阿蘇長陽大橋の所から南阿蘇鉄道の第一白川橋梁が見えます。渓谷のかなり上の方に赤い鉄橋で車両がいればいい感じで撮影できそうですが、熊本地震の後に復旧工事中ですね。この日は天気が悪く見通しも悪いのでいまいちですね

高千穂に向かう時、このあたりから高千穂のエリアに入ると言う意味でしょうか神話をイメージさせるものが道の横にありました

少し進むとトンネルの駅というのがありました。未成線である九州横断鉄道のトンネル跡を利用した場所です。そこには8600形のSLの48647号が静態保存されていました

道路側には高千穂鉄道で使われていたTR-300形が展示されています。秋田縦貫鉄道のAN-8900形をベースとした車両との事です

トンネルの入口は先に見える場所で、中に入ることが出来ます

トンネルの中にはこの「トンネルの駅」の所有者の神楽酒造が焼酎の保管庫として利用されています

高千穂峡に到着して観光開始です。高千穂峡の観光では大きな神社が二つあります。一つは高千穂神社でもう一つは天の岩戸神社です。この高千穂神社は高千穂峡の遊歩道からも近い場所にあり、駐車場からの入口の鳥居を撮影した写真です

鳥居をくぐった先の参道で、先に見える石段を登っていきます。大きな木が両側にあり荘厳な雰囲気です

高千穂神社の本殿です

本殿に向かって右側にある神楽殿です。高千穂と言えば神楽もセットで思い浮かびますが、その神楽が奉納されています

境内の神域にあった鎮め石です。伊勢神宮と高千穂宮が創建した時に餅られた鎮石と言われています

高千穂神社のお参りをした後は高千穂峡の散策です。高千穂渓谷の遊歩道を歩く場合やボートに乗るときはどこかの駐車場に車を置く必要があります。第一から第四の駐車場の他に民間のがあるようですが、第三(大橋駐車場)は無料で。しかし遊歩道まではかなり下る必要がありますが運動もかねてここから歩いていきます

入口から少しは階段でその後は林の中の道でここも雰囲気が良いので無料&雰囲気がいいという事で利用価値は大ですね

川沿いの遊歩道に入る前に渓谷が見える場所があり、雨で水量が多く水も茶色に濁っていました

五ヶ瀬川に下りた辺りに甌穴がありました。小石などが川の流れで岩を削り丸く穴が開いたものです

高千穂渓谷は岩を深くえぐった下に川が流れ幅の狭さが独特な景観を造りだしています

仙人の屏風岩の付近の流れは少し川幅が広くなっていました

仙人の屏風岩を下から見上げた写真です

高千穂の一番有名なのはこの真名井の滝で少し遠くから撮影したものです

遊歩道の真名井の滝の滝見台からの撮影です。天気が悪く流れもあり、下の水は茶色く濁っていてあまり良くないですが、ボートが中止になっていたので人やボートが写らないのはラッキーでした

滝見台から上にあがり御橋の所から下を見るように撮影したもので、真名井の滝は先ほどとが逆方向からの撮影で、よく見る写真とは少し違いますね

帰りは遊歩道から離れた車道を戻ります。そこには五条の滝があり、岩場にいく筋かの滝があります

最後に第三駐車場近くの高千穂大橋から下を撮影したものです。渓流の遊歩道はあの川の近くであり、第三駐車場からはそこそこの下りで帰りは登りになるので、歩くのが好きでない人は第一か第二駐車場の利用をお勧めします

天気が良ければもっと時間を取ってあちこちより道をしてボートにも乗りたかったのですが雨まじりの天気だったので王道コースのみ歩き車で次の場所に移動です。高千穂のもう一つの大きな神社はこの天の岩戸神社で古事記・日本書紀に書かれている天照大神の隠れた岩戸があり、そこがご神体です。さらに神社の川上には天安河原があります

西本宮の神門です。鳥居からまっすぐに来て右にある門を通った先に本宮があり、その先が岩戸川になります

西本宮の拝殿です。この拝殿の後ろは岩戸川があり、その川の対岸に天の岩戸があり、この神社のご神体です

天の岩戸神社から川を少し上流に行きます。そこは天照大神が岩戸に隠れた後に八百万の神様があつまって相談したという場所が天安河原で、そこに行く道で撮影しました

ここがその相談をした場所です。大きな岩の洞窟という感じの場所です

天安河原から天の岩戸神社に戻ってきました。西本宮の右側に入口があります。ここから奥に入ると天の岩戸を見る事が出来ます。30分毎に神社の神職の方が案内してくれます。この入口でお祓いを受けた後に入りますが、この先は撮影禁止ですが拝殿の裏側から天の岩戸が良く見えました

お昼も過ぎていたので昼食の場所として道の駅ならあるだろうと移動しチキン南蛮丼を食べました。チキン南蛮は宮崎の郷土料理ですね

常光寺の滝は天の岩戸神社から岩戸川のさらに上流に行った所にある滝です。常光寺の住職がこの水を飲んで長生きされた事から長寿の滝とも呼ばれています。お寺はすでに無く跡地だけがありますが特に特徴はないので行きませんでした

道路からは手前の木々が邪魔で滝は良く見えませんが、そこから下も滑滝のようになっています

常光寺の滝の帰りに別ルートを走るときにある橋はかなり高い場所にあり、岩戸川の深い渓流を俯瞰できました

天気が悪く予定していた場所の観光がかなり省略し早めにホテルにチェックインし温泉に入って休養とした。温泉は露天風呂もあり、そこからの眺めはこの部屋からの眺めとほぼ同じです。晴れていれば阿蘇の山々もみられるので残念です。でも温泉はいい感じで到着時と夕食前にと2回。寝る前に1回。そして翌朝に朝風呂で1回と温泉湯治でした

(2)2日目の行程

二日目は熊延線の廃線跡をまず探索の目的地にしました。ナビに目的地をセットするとグリーンロード南阿蘇を案内されましたが、あちこち崖崩れの石が散乱し危ない道でした

グリーンロードは地蔵峠を通っています。この峠の駐車場から少し登るとお地蔵さんのいる場所がありますが雨が激しく断念しました

古無田水源というのがあり、この神社の奥にその水源があるようですが、雨が激しく車から写真を撮るだけになってしまいました

熊延線の廃線跡は比較的有名な場所で駐車場からはいかにも路線跡という道を行きます

少し歩くと一番有名な八角トンネルが見えてきます

岩が崩れるのを防止するための囲いが並んでいます。八角形のもので途中が空いているので崖崩れの岩などは隙間から落ちてくるようで、どうしてこの形?という疑問が付きまといます

トンネルの先も歩けるようになっていて線路跡らしい道が続きます

一番奥には第一都留川橋梁の跡があります。手前の取り付け部と橋脚が一つ見えますが、奥にもう一つあるようですが草が茂りすぎて行くことが出来ませんでした。(雨で草の中を歩くと濡れるのもあり断念)

熊延線の廃線跡近くの観光スポットに来ました。年禰橋は大正時代に作られた石のアーチ橋です。熊本にはこのような石のアーチ橋がたくさんありそれを巡る事も計画していましたが、雨が降っていて歩くのが困難な事もあり、手軽に見える所だけ撮影しました

釈迦院川と都留川の合流点にある石の橋で川が二俣になった所の石の橋で大変珍しい構造をしています

雨なので空港に戻って時間つぶしを考えましたが仮設のターミナルなので近くのスポットを検索すると通潤橋があり、前に来たときは地震の後の補修工事でしたが今日は放水が行われることを確認できたので行くことにしました。その途中の霊台橋は前に来た時にも立ち寄りましたが再び撮影。大雨で川が凄い流れになっています

通潤橋に着きましたが放水まで時間があるのでまずは昼食です。ここでは熊本の名物の馬肉を使った「馬すじ丼」を食べました

放水が始まりました。手前は二カ所から奥は一か所から水が出ます

この放水開始時間の少し前から撮影開始し両側からの水量がMAXになるまでを撮影しました

駐車場のところには八朔祭りの大造り物があり、放水時は面白い写真が撮影できます

もう時間つぶしの場所も無いし空港に向かうことにしましたが通り道の白川水源に立ち寄りました。白川水源の入口には岩の所から水が流れ出ていました

水源は一番奥ですが絶対に見るぞ!というのも無かったし雨も強くなってきたのでここで引き返しました(有料なので雨だと勿体ない)

通り道なので南阿蘇パノラマラインを通って山頂にも行ってみようと思いましたが、標高があがると雲の中のようで走るのも苦労する感じです。写真に撮ると見えますが車を運転している時には30km/hがやっとでした

阿蘇駅の方に下りていくと標高が下がるとやっと周りが見えるようになりました。馬も放牧されていました

前に来た阿蘇神社にもお参りのために立ち寄りました。改修工事が行われていますが最近は建物の姿がわかるようにしているのですね

山門の奥は本殿で距離がないので斜めから撮影しました

通り道なので阿蘇駅の撮影に来ました。隣には道の駅もありお土産を見るのとワンピースの像を見るために来ました。阿蘇駅の駅舎は黒い色で観光地にふさわしい建物です

駅前にはワンピースのUSOPP像がありました

仮設のターミナルですが雨も降っているし夕食も食べたいので空港に移動です。空港は改装工事中でこのような仮設の建物です

夕食はレストランは無くフードコートのような所で太平燕(タイピーエン)を食べました

セキュリティを抜けて搭乗口に来ましたが仮設ターミナルというのがよくわかります

定刻になり機内に入り遠くに駐機している機材を撮影。あの辺りは本当のターミナルビルのある所でバス搭乗エリアになっています

プッシュバックの時に撮影した仮設ターミナルです

離陸上昇中の地上風景です

熊本空港を離陸する時の離陸動画を撮影しました

羽田空港に近づくきいつもの様に32の着陸かと思っていたら風向きでB滑走路への着陸でした。このため有名な東京ゲートブリッジを撮影することができました

またこの羽田空港への着陸の動画も撮影しました。いつもとは違う滑走路だったので景色も新鮮です

降機してから駐車場への通り道の出発階はいつものように「寂しい風景でした」と書きたかったのですがテレビドラマの撮影をしていて昼間のような雰囲気でした(マイクのアームが見えますね。俳優はわからないような写真)

帰ってから今回の旅でGPSで記録したログを地図に落としたものはこれです

【5】まとめ

・梅雨明けを狙っての旅行でしたが、梅雨明けが早くラッキー!と思ったが
 2日ともに雨で観光はかなり制限された
・高千穂峡の最大の見どころの真名井の滝は川の水が茶色だったがボートが
 なくすっきりした写真が撮れた
・通潤橋は前に来たが放水がされるという事で急遽追加し放水を見る事が
 出来た(雨で予定変更)
・九州に多い廃線跡は熊延鉄道の廃線跡などを見る事が出来た。
・この旅でかかった費用は次の表の通りです

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