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週末旅をお勧め(13回目):一泊二日で金刀比羅さまと高松市内の散策

【1】今回の旅の目的


JALグループ就航の空港の訪問と、金刀比羅さまに行く事と、琴電に乗る事の二つと欲張らない事にしました。

【2】高松への旅の計画(移動・宿)


今回の旅では往復の飛行機と宿泊はダイナミックパッケージで予約。
移動:羽田⇒高松、高松⇒羽田の航空券はJALダイナミックパッケージで予約
移動:公共交通機関を利用する
宿泊:高松市内のホテルをダイナミックパッケージで予約

【3】おおよそのルート


1日目:羽田空港(07:40)⇒JAL475⇒(09:05)高松空港⇒金刀比羅さま⇒屋島⇒高松(泊)
2日目:高松→高松城跡→栗林公園→高松築港→高松空港(17:45)→JAL484→(19:00)羽田空港

【4】高松旅行の写真レポート

(1)1日目の行程
羽田空港→高松空港→金刀比羅さま→屋島→高松市内観光→高松(泊)

羽田空港の出発は今回も8時少し前ですが家を出る前に朝食にすると早いので、空港に早くついてJALのラウンジで朝食を食べながらA滑走路を眺める。目の前のスポットにトリプルセブンの東京オリンピック特別塗装機がいる。その向こうには富士山が見えるはずが曇っていて見えない。高松への飛行ルートは富士山の真上を飛ぶのでまぁいいか。

富士山が見えず少し残念

ラウンジを出て搭乗口に向かう時にSKYMARKの阪神タイガース特別塗装機がいたので撮影。

今回の高松便はジェットの737-800で搭乗口に行き写真を撮影。

優先搭乗が始まったので乗ります

定刻になり搭乗し滑走路に向かっての移動中に離陸するJAL機を撮影する。

いつもの様に離陸の動画を撮影し富士山を期待する。

ルートではほぼ真上を通るY28なので期待していなかったがFlightrador24で確認するとわずかにずれている。

ぎりぎり見えそうなので真下を見ていると富士山の火口部分が見えていたけど雲が隠していて残念。でも山梨側の登山道が綺麗に見えていた。

山頂は見えないが登山道はハッキリ見える

そこから高松空港までは雲が多い所を飛行し地上風景はよく見えなかったがいつものように着陸動画を撮影。

着陸後はすぐに出る高松空港への連絡バスに乗る。目的地の金刀比羅さまへのバスもあるが琴電に乗るのも目的なので高松駅に向かい到着しJRの高松駅を撮影。駅舎は顔のようなデザインになっていました。

顔のデザインの駅ビル

まずは『鉄』活動。入場券を購入しプラットホームに向かう。高松駅は終着駅で頭端式のプラットホームでした。

東端式は階段が無くて便利

特急「うずしお」が停車していました。まん中の車両はアンパンマンデザインです。

プラットホームのゴミ箱もアンパンマンのデザインです。

駅の中にオブジェがありました。色から想像すると男と女。向き合っているのか同じ方向を向いているのか?よくわからないオブジェでした。

この旅の目的は琴電に乗る事と金刀比羅様にお参りに行くことなので琴電の始発駅の高松築港駅に来ました。

高松築港駅にヒマワリ模様の車両が入って来ました。

琴電の岡田駅で途中下車します。その分けは次に来る車両に乗り換えるためです。

乗りたかった車両が入って来ました。ヘッドマークの60の文字でわかるように製造されてから60年の還暦車両です。ちょうど自分の年齢と同じでもあるのと、父親が運転していた可能性が高い車両に乗るのも目的でした。なお、この車両は京浜急行で運用されていたもので、60年前から50年前頃の父親は京浜急行の運転手でした。

還暦列車に乗って終点の琴平駅まで来ました。駅舎の写真を撮影しました。

琴電の琴平駅について金刀比羅に行く前に逆方向になりますがJRの琴平駅を見に来ました。駅舎の全体を撮影したのがこの写真です。

駅にはSLの動輪が飾られていました。ここに飾られているのは動輪の下のプレートに「四国鉄道発祥の地」というのがあり、そのためなのでしょう。

駅舎の中は古い時代の雰囲気を残して近代的な建物になっていました。

琴電琴平駅から金刀比羅さまに向かう参道の風景です。お土産屋さんが並んでいます。その参道にゆるキャラがいました。実施には香川県丸亀市のキャラクターの「とり奉行 骨付きじゅうじゅう」ですが、琴平の街にいたのは何故なのでしょうか?本当は奉行ですが「とり侍に降格中」の文字が書かれた布を下げていて修行に着ていたのかも知れません。

参道を抜けると階段が見えてきました。階段は本宮までは785段の石段で、ずっとこのような石段が続きます。

石段を登っていくと大門が見えてきました。

大門から先が本当の金刀比羅さまの境内です。その中で商いを許されているのがこの五人百姓と呼ばれる売店があり飴を売っています。

五人百姓のすぐ先に見えて来た鳥居です。この鳥居の先は少しだけ平坦な道なので一息付けます。

桜馬場と呼ばれる参道は平坦で階段を登って来たので一息付ける場所です。その先には青銅の鳥居があり、そこからまた階段が続きます。

まだまだ階段が続いているのがわかります。

旭社の手前の階段の写真で右側に少し見えている建物は祓戸社と呼ばれる御社が見えて来ました。

国指定の重要文化財になっている建物は旭社で金刀比羅さまの中にある御社の一つです。祀られているのは天御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神・伊邪那岐神・伊邪那美神・天照大御神・天津神・国津神・八百万神とそれこそ全てなので、ここでお参りすると全てなのでいいですね。

賢木門の手前にある鳥居で、左側には國土安全、右には天下泰平と書かれていました。

次にあるのは賢木門です。建築の際に一本の柱がさかさまに取り付けられてしまったので逆木門と名付けられましたが、逆が縁起が悪いという事で賢の字に置き換えたそうです。読み方は「さかきもん」です。

賢木門の先の参道です。石段のなかに所どころ平らな所があり、本宮は相当に上にありますがところどころ休憩を取れるので何とか登ることが出来ますね。

本宮の前の最後の石段で御前四段坂と呼ばれ133段あるそうです。鳥居とその先に本宮が見えるので元気が戻ります。

本宮について正面から撮影したもので左右に『金』の文字の提灯があります。お参りするには階段を登のですが、お正月の混乱での事故防止の為にスロープになっていました。

かなり高い所まで登ってきたので本宮前からの眺めがすごくいいです。

本宮を斜めから撮影したものでスロープになっているのがよくわかります。

本宮の左側にある大きな木でご神木のような印象でした。

本宮の左には絵馬堂があり、その中の写真です。こんぴらさんは「こんぴら船船・・・」という歌にもあるように航海の神様でもあるので船にまつわる絵馬が奉納されています。ソーラー船の実物から日本人で初めて宇宙にいった秋山さんの絵馬なども奉納されていました。

奥宮まで行く予定でしたが崖崩れで閉鎖されていたので下ります。下りも石段をゆっくりと歩いていきますが、石段は登りより下りの方がきついですね。下っていくと書院の前にある四脚門で国指定の重要文化財です。門の左側に2017年の干支の飾りがされていて、全部が見られなかったのが残念です。

書院は重要文化財に指定されていて有料で拝観する事が出来ます。中には丸山応挙の府砂絵などが展示されているそうです。

神社には神馬という事で馬の銅像などがある事が多いのですが、ここには神馬の月琴号がいました。真っ白な馬で帯広市から最近来たようです。私も10日前までは帯広にいたので何か懐かしい感じです。

江戸の頃に飼い主に代わってこんぴら様へお参りに行った狗で、旅の人に託していた狗をこんぴら狗というそうで、その銅像がありました。

お参りの後はお昼が過ぎていたので昼食を食べられる所を探しながら参道で食べたお昼です。香川県は「うどん県」でもありぶっかけうどんの昼食にしました。これでなんと100円です。と言うのにはカラクリがありJALのクーポン券が100円で購入でき、その100円で食べられるメニューがこれだったのです。本当は800円なので700円浮きました。

クーポンの100円で食べた昼食


石段を登るのが難しい方は今でも籠で上まで送ってくれるサービスがあります。有料で上まではいくらなのかはわかりません。

帰りも琴電で高松市内方向に戻ります。その途中で琴電オリジナルの1000型の運転が翌日にあるので準備で運行されているのとすれ違いました。ピントがあっていませんが翌日にちゃんと撮影します。

高松に戻った後はバスで屋島に向かいます。そこからの夜景を楽しむ為ですが天気が悪いので見えるかどうか。

日が落ちるまでは屋島を散策です。まずは千光院屋島寺の東大門です。

蓑山大明神の鳥居の前にはタヌキの像がありました。ここには日本三大たぬきの屋島太三郎(たさぶろう)たぬきが祀られています。

屋島寺の本堂で入母屋造りで鎌倉時代の建物の部材を使って1618年に建てられたものだそうです。

先ほどは東大門から入ったので四天門から出ました。四天は増長天・持国天・多聞天・広目天です。この後は屋島ケーブルの廃駅を見に行きます。

屋島は海上が良く見えるので山城が築かれていました。その城の城門跡が復元されていました。

下の折て内側から門の部分を撮影したもので大変視界が開けた場所です。

屋島にはケーブルが架かっていましたが、廃止になりました。上にあった駅はそのまま廃墟のような形で残っています。

廃墟のようなホテルがありました。昔は観光地として宿泊して楽しむ場所だったのでしょう。

「瑠璃宝の池」は源平合戦で刀についた血を洗ったので池の水が赤くなったと言うのが名前の由来です。池としてあまり整備されてなく草もたくさん生えていますが、歴史のある場所なので手をくわえないようにしているのだと思います。

雨が降り出して夜景も見えなかったのでバスで帰ります。そのバスの中から少し夜景が見えたので撮影しました。

さらに下るともう少し見えてきました。

屋島からの帰りはこの屋島駅から琴電で帰ります。

兵庫町のあたりのアーケード街です。このアーケードのどこかで夕食にしようと歩いてみます。

お昼に続いて夕食もうどんにしました。明日の昼もうどんの予定で2日くらいうどんだけでもよさそうです。

道路のまん中に小さな橋があり八雲橋と書かれています。昔のお城の外堀にあった橋で外堀を埋めた時に姿を消してしまったそうです。しかし橋自体は出雲大社の分院への橋で由緒あるものだったのでそのいわれを残すためにこれがあるそうです。

(2)2日目の行程
高松→高松城跡→栗林公園→高松築港→高松空港→羽田空港

この日も琴電に何回か乗るので高松城を観光する前に高松築港駅で1日フリー切符を先に購入しました。

まずは高松城を観光です。築港の後ろにあるのは高松城が海城だからです。まずは鞘橋を渡ります。この橋は二ノ丸と天守をつなぐ橋で屋根がある橋は珍しいですね。

鞘橋を渡った先は天守閣があった場所です。

小高くなった天守閣の跡から渡って来た鞘橋を撮影したものです。

お堀を上から見た写真です。

水手御門は藩主が江戸から船に乗って戻ってきた時に城内に入る門が櫓の右側に見えている門です。

松平藩の時代に建てられた建物は披雲閣で藩の政所や藩主の住居として使われていた建物です。

北側の海に面した所にある櫓は月見櫓で藩主が江戸から戻るときに船でこの櫓の所の水手御門から戻ります。その為に船が着くのを確認していたので、着見門が転じて月見門になりました。

月見門から見た海で藩主が船で帰ってくるのをこういう感じで見ていたのでしょうね

披雲閣の前にある庭園は大正時代に造られ名勝に指定されています。

この日は「ずどん!」というイベントがあります。昔の鉄砲隊のイベントです。

手前の人の指示で順番に発射しました。

このイベントを見た後は走って琴電の線路の走ります。レトロ電車の運転日になっていて通過時間が迫っていたのでした。このレトロ電車は昭和3年に製造された5000形の500号です。

この後は琴電の1日切符を買ったので池戸駅まで来てみました。

池戸駅の駅前はこういうレトロな街並みが広がっていました。

再び琴電に乗って栗林公園まで来ました。栗林公園は豪族の庭園だったものが高松藩主に引き継がれたものが、県立公園となり一般公開されています。日本の特別名勝に指定されています。 この写真はその入口の写真です。

木々の奥に見えているのが商工奨励館で明治32年に香川県博物館として建築された建物だそうです。

栗林公園は「栗の林」と書きますが松が中心の庭園で池も沢山あります。これは北湖で本来なら芝生の緑が水の間際まで来ているのでしょうが、冬なので枯れて茶色くなっていますね。

南湖は栗林公園で一番大きな湖でそこにはアーチ状の橋が架かっています。

2日目の昼食も「うどん」で栗林公園のなかにある吹上亭で食べました。

栗林公園には遠くの山(紫雲山)も借景として庭園が構成されています。

北庭の芙蓉沼と群鴨池の間に架かっている永代橋だと思います。少し紅葉が見えている感じです。

最初に木々の間から見えた商工奨励館に近づいて撮影しました。

江戸時代の鴨猟をするための鴨場があり、鴨が入ってくる堀がありその堀の端には写真の小覗が設けられていました。鴨引き堀は日本で最大規模のものだそうです。

金運・開運として有名な神社は東浜恵比須社で、無人の神社でそういう雰囲気はありませんでした。

高松築港は本州と四国の間に橋が架かる前は本四連絡船の四国側の港でした。今でも瀬戸内海の島々へのフェリーが多数葉発着しています。

「赤灯台」は正式には高松港玉藻防波堤灯台というらしいのですが、防波堤の先端にある赤い灯台です。防波堤は散策コースにもなっていて灯台の所まで行くことが出来ます。

フェリー乗り場の所にあるモニュメントは「Liminal Air -core-」で2本のカラフルな柱が立っています。現代アートなのでしょうが、芸術にうといのでよくわかりませんです。

こっちも現代アートの「MATAKITENO」で、まん中の穴から遠くが眺められ夕陽などがこの穴の中に入ったら凄いと思いますが、ハッキリとはしません。

「国境を越えて・海」と言う漂流して来たヤシの実をモチーフとした作品のようです。

俯瞰して撮影した玉藻防波堤と赤灯台を撮影しました。かなり長い防波堤でジョッギングコースにもなっているようです。

旅の終わりは高松駅に戻りリムジンバスで高松空港に移動です。空港に到着した時にターミナルビルを撮影しました。

まずは展望デッキに出て撮影です。日本が誇る旅客機で飛べるのが高松空港にいました。この旅客機の後継のスペースジェットは開発が中止してしまったのが残念ですね。

うどん県なので最後の食事もうどんにしました。

空港のターミナル内に何かオブジェがありました。飛行機が離陸しているような物で何でしょうね?

セキュリティチェックを通過して搭乗待合室のゲートに来て案内板を撮影しました。

出発時刻になり機内に入り席に着いたところで隣のスポットにいたANAを撮影しました。

プッシュバックが終わり地上係員のお見送りを受けて出発です。

いつもの様に高松空港を離陸するときの動画を撮影です。

離陸してしばらく飛行し紀伊半島を抜けて伊勢湾に出る手前で綺麗な夜景が見えてきました。

あまりにも綺麗なので動画も撮影しました。伊勢湾の上空から名古屋の上空を飛行しているところです。☆

最後に羽田空港に着陸するときの動画を撮影して一泊二日の高松旅行は終わりです。☆

最後にこの旅で回った所をGPSのログを地図に落としてみました。

GPSログを地図に落としたもの

【5】まとめ


・一番の目的の金刀比羅さまにお参り出来たが奥宮は崖崩れで立ち入り禁止で残念。
・屋島はバスで行くことが出来たが雨が降り始め夜景をしっかり見る事が出来ず残念。
・栗林公園はとても素晴らしい庭園だった。
・琴電では目的の還暦列車に乗る事が出来、
・食事は「うどん県」であり全てうどんを食べたが飽きることなく美味しくリーズナブルだった。

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