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週末旅をお勧め(29回目):一泊二日で博多・柳川とA350に乗る旅

29回目の投稿は博多と柳川です。一泊二日で福岡空港を利用して博多の近郊の柳川を散策するというプランです。

【1】今回の旅の目的

この旅を計画した一番の目的はJALがトリプルセブンの後継機としてエアバス社のA350を導入し運行を始めました。初便に乗りたかったのですが予約できるはずもなく、少したってからこれに乗るのが最大の目的です。他には好物の「うなぎ」を有名な柳川で食べる事です。

【2】博多・柳川への旅の計画(移動・宿)

今回の旅では往復の飛行機と一泊の宿泊はダイナミックパッケージで予約しました。A350に乗るのが目的なので行きは普通席で帰りはJクラスで予約しました
移動:羽田⇔福岡の航空券はJALダイナミックパッケージで予約
移動:公共交通機関を利用する
宿泊:福岡のホテルをダイナミックパッケージで予約

【3】おおよそのルート

1日目:羽田空港(06:15)→JAL303→(08:05)福岡空港→柳川→福岡(泊)
2日目:福岡→市内散策→福岡空港(21:00)→JAL332→(22:40)羽田空港

【4】博多・柳川旅行の写真レポート

(1)1日目の行程
今回はJALが新しく大型機として導入したエアバスA350に乗るのがメインで就航している都市の中で福岡便を選んだので割り当てられている便は羽田が6時15分と早く自家用車で羽田空港まで行きJALラウンジで朝食。その時に乗っていくエアバスA350の一号機が見えて少しテンションがあがる

搭乗口に行き先頭部分が見えていて特徴のあるパンダ顔を撮影

搭乗口の表示にも「エアバスA350-900」の文字があり共同運航便のハワイアン航空5136便とカタール航空6023便の表示も見える

ほぼ定刻に搭乗が始まり機内に乗り込む。行きは普通席で帰りはJ-Classを予約している。普通席も皮シートになっている

普通席なので主翼の後ろの席に着席。窓のそとにはA350特有の滑らかなカーブを描く主翼が美しい

いつもの様に離陸動画を撮影しようと思ったのですが、A350は全席に個人モニターがついていて、胴体下と尾翼につけたカメラの映像を写せるので、尾翼カメラを写しそれを撮影してみた。いつもと違う離陸動画で新鮮

富士山どっちで左側席を確保していて富士山が近づいたときに窓の外を見ると、雪のシーズンはとっくに終っているので真っ黒であまり映えない。ズームして撮影したけどあまり良くないのでA350の綺麗なカーブを描くウィングレットと一緒の画角で撮影してみた

福岡空港に近づいたときに着陸動画をどうするか迷ったが、この機種でしか撮影できないと考えモニター画像で着陸動画を撮影してみた

着陸してスポットに入った所で降機する前に空港を撮影

福岡空港は市街地に近く地下鉄でで10分ほどで天神に到着出来ます。この日は柳川の観光をするので天神で西鉄に乗り換えます

駅構内の出発案内板を撮影しました。この大牟田行きに乗って柳川まで移動します

西鉄柳川駅に到着し駅から出て駅舎を撮影しました

柳川の観光を組み込んだのはJALのダイナミックパッケージで観光券(水郷柳川の川下り)のオプションが100円で追加出来たので来てみました。その舟下りの会社は駅近くに乗船場があります

こういう水路を行きますが先頭の乗れるといい写真を撮影できますが、順番に乗るのでどうなるか?意外と並んでいるので最初のは駄目で次の先頭になるのを期待する写真を撮影できますが、順番に乗るのでどうなるか?意外と並んでいるので最初のは駄目で次の先頭になるのを期待する

乗船は最初の船のいちばん最後でした・・・で、前の方は人がたくさん写ってしまいますが皆さん前を向いているのでいいかなと。逆に後ろは誰も写らない写真が撮れます。水路のすぐ上に橋が架かっているところも多く屈む必要があります

一番後ろに乗ったので後ろ側の風景は良く見えます。船頭さんが長い竹竿を操作してゆっくりと進みます

街中に水路があるので小さな橋が多くあり水路の幅も狭い場所が多くあります。城の周りに堀があり、城内に入るにはこの狭い水路を抜ける必要があり、いざと言う時にはここを閉ざして矢部川を開放すると城の周りの街が水没して城だけが島になって防御出来たと言われています。という事は今でも矢部川が氾濫すると柳川の街は水没してしまうという事ですね

水門を抜けた後に後ろを撮影したものです。これで城内に入った事になり、ここから先は城内の水路を巡ります

城内の水路は幅の広い場所と狭い場所があり、ここは比較的広いですが両側の木が張り出してきて少し狭く感じます

城内の狭い水路です。各家のすぐ横に水路があり家から船を出せるようになっている所もありました

柳川の水路は防御の為にジグザグ(階段状)になっていたりクランクになっていて十字路はありませんが、唯一ここだけは交差点になっていて『川の十字路』と名前がついています。十字路の様子はうまく撮影できませんでしたが、川幅は広くなっています

コース上にあったなまこ壁の店舗で粕漬けのお店は水産堂という名前だそうです。こちら側(水路側)からは入れません。大きな看板ではなく控えめな看板がありました

水路に柳が良く似合います。根をよく張り川の浸食を防ぐのの効果があるためです。しかし葉っぱは川の上に落ちて水質悪化の原因になるとも言われています

川下りのコースの途中に売店があります。皆さん前の方を向いていたのでこういうアングルで紹介します。同じようなのはバンコクの水上マーケットでもよく見かけます

幅の広い水路です。柳の木が張り出していますね

ここの一帯は柳並木になっていました

この橋の近くに弥兵衛門があり、その近くの橋なので弥兵衛橋と名前がついています。かなり幅の狭い門で船の幅ギリギリです

川の定置網のようなもので、櫓から網を降ろして魚を捕る「くもで網」で、観光用に復元したものか実際に使われているものかわかりません。同じようなのは海などにもあり、能登半島にあるボラ待ち櫓が有名です

北原白秋は柳川で育ち童謡の『まちぼうけ』を作詞した人で、その歌碑がお堀を向いています。お堀から見た少女像はちょっと不気味です

檀一雄は柳川出身の作家で『家宅の人』が代表作で、その文学碑がこの森のような川のコーナーにあります

川下りも終わりに近づいてきました。柳の左の低い橋の下をくぐると船着場です

下船場です。川下りをしてきた船が沢山いました。水路は一方通行のようになっていて時間を見てまとめて出発点に戻すようです

下船した時はちょうどお昼の時間であらかじめ調べておいたお店へ。そこに行く途中の街並みを撮影しながら向かいます。松濤園は明治の末期に14代立花寛治によって建てられた施設で和風の建物が多い中でこの建物だけ洋風で、立花家の迎賓館として建てられたものだそうです。今は結婚式場になっているそうです

豊後橋から到着した船を係留しておく船溜まりを撮影しました

沖ノ端橋から西側の水路を撮影したもので両側に柳が植わった狭い水路で、奥の曲がる所には恵比須神社と沖端水天宮があります

立花邸の南にある水路です。左が立花邸で木々が沢山ありいかにも邸宅という感じです

水路の向こうに見えるのは沖端水天宮です。お参りするにはどこかで橋を渡る必要があります


柳川と言えば「うなぎ」です。川下りの下船場所の近くにあった『柳川屋』というお店を調べていて、このお店で食べられるかと来てみたら何とか入れました

柳川に来たのは好物のうなぎを食べる目的もあります。柳川のウナギは少し変わっていてうな丼やうな重ではなくセイロ蒸しです。かなり高価な昼食ですが舟下りが100円のオプションで数千円浮いたので思い切って鰻巻きもつけちゃいました

食事をした柳川屋のすぐ前が沖端水天宮の正面です。水難安産の神として祀られています

この後は柳川市内を陸地から見て回ります。この近くにある観光案内所でレンタサイクルを借りて回ります。最初は「小野家屋敷跡の門」でかなり広い空き地になっています。ここは小野家があった場所です。有名になったのはジョンレノンの奥様のオノヨーコさんのおじいさんの家だからで、ここにも滞在した事があるそうです

水郷柳川の水路の中心は柳川城の城跡です。実際には城の周りの堀がそのまま残っていて水郷になっています。一部には石垣も残っていて、その石垣の写真ですが他のお城のような高さがあるものではありません

石垣の上にも上がれる場所があり、上がってみると石が積んである場所がある

長命寺は天台宗のお寺で、その入口の仁王門で左は那羅延金剛、右は密迹金剛によって守られています

境内には沢山の石仏や石塔が並んでいます

本堂はそんなに大きなものではありませんでした

檀平橋です。午後の観光で借りた自転車と一緒に撮影です。水路が巡らされた街は平坦で自転車で巡るのは楽ですね

さきほどは自転車と一緒でしたがもう一枚はレンガ造りの倉庫(鶴味噌並倉)が水路に映え綺麗だったので撮影しました

柳川総鎮守の日吉神社の入口の鳥居です

本殿を撮影したもので左右に四角い囲いの中に沢山ぶら下がっているのが気になります

左側をアップで撮影してみました。結いの宝袋という説明がありました

日吉神社にある立派な船着場です。何故このように立派な船着場があるのか?それは日吉神社で結婚式を挙げる花嫁さんが船に乗ってここを使うからです

午前中は水路を巡ってこの弥兵衛門橋の下を抜けましたが、午後は水路横の道路から橋と水路を撮影しました

立花家の資料館は細長く、その裏側はお堀に面していてなまこ壁になっていました

ひと通り観光を終えて西鉄柳川駅に戻って来ました。来たときは駅名が良く見えなかったのでアングルを変えて撮影しました

前にも撮影しましたが九州鉄道発祥の地のオブジェを撮影しました。博多駅から少し離れた所で鐡道の線路などとは離れていますがここが最初の駅があった場所との事です

まだ16時ですが9月にしては暑くてバテテしまったのとお昼を豪華にしてお金を使ったので夕食は近くのコンビニで弁当を買ってホテルにチェックインです。部屋の冷房で涼んで休憩し、風呂に入ってから夕食を食べて一日目は終了。

(2)2日目の行程
2日目は福岡空港でA350の撮影と博多市内を少し散策して帰る予定です。朝起きてホテルで朝食を食べてチェックアウトする前に下の公園を撮影したものです。この公園の一角に九州鉄道発祥の地の碑があります。この写真で左上の角になります

地下鉄に乗って旅行の目的の一つであるA350を撮影するために福岡空港に来ました。地下鉄で来るとターミナルの下でそのまま上がれば展望デッキに出られますが一度外に出てターミナルビルを撮影しました

空港に来た目的のエアバスのA350を撮影しました。赤い特別塗装は昨日乗った一号機ですね

展望デッキは工事中でフェンスから離れた位置からので撮影で少しワイヤーが入ってしまいましたがFDAにJALの737を撮影

昼近くまで空港でたくさん撮影したのですが観光やA350のテーマから外れてしまうので割愛します。空港でのお昼は高いので市内に戻りこのお店に入りました。博多は「とんこつラーメン」の発祥の地と思われますが実際は久留米で、「うどん」は博多が発祥の地でうどん店も多いです

頼んだのは肉うどんで「ごぼ天」もオプションで付け加えました

前に来た時に住吉神社には来なかったので来てみました。筑前國一之宮の住吉神社は全国の住吉神社の総本社です。その入口の鳥居です

鳥居をくぐり表参道を歩いていくと神門に着きます

神門を抜けると本殿です

本殿の左にある並んでいる鳥居で、この奥に荒熊白髭稲荷神社があります

のぞき稲荷の反対側の写真です。この裏側から岩の間をのぞきます

先ほどの写真の裏側に小さな鳥居があり、その奥に岩の間の穴があり鳥居の所からのぞくとご神体の鏡があり自らの姿が写ります

本殿の右側にある三日恵比須神社の入口の鳥居です

三日恵比須神社の境内にある恵比須像です。触る場所でご利益を得るとありましたが、全部触れてしまったのは欲張りでしょうか

神社と相撲は昔からの取り合わせで、その地区の大きな神社にはたいてい相撲場があります

神門を内側から撮影したもので表側には像がありましたが、内側は提灯が下がっていました

博多町屋寄進高灯篭は中州の南の突端にある灯篭で、前は住吉神社に寄進され住吉神社の園地にあったものですが市街化される時にここに移されたそうです

中州の南端は清流公園になっています。このあたりは河口に近く大河の雰囲気なので清流と言う名前とイメージが合わない気がします

前の博多の旅で来なかった大濠公園に来ました。天神の西にある大きな池は大濠公園と呼ばれています。福岡城の城跡と池の一帯が公園になっています

その大濠の中には島があり松島と呼ばれています。そのほそ長い島は歩いて池のまん中を縦断する事が出来、その橋が松月橋です

大濠公園の松島を歩いて鴨島を撮影していると上空を飛行する機体が見えました。今回の旅の目的であったA350です

飛んでいるA350も貴重なのでズームして撮影しました。赤いA350の文字が見えるので初号機のJA01XJですね

大濠池の東側には福岡市美術館があり、その入口にあった「三日月と鐘の上を跳ぶうさぎ」と言うオブジェです。イギリスの彫刻家バリー:フラナガンの作品だそうです

福岡市美術館は現代から古代までの展示がされている美術館です。館内は撮影禁止になっていますが唯一ここの仏像だけは撮影が可能でした。回りにある十二神の立像は干支になっていて自分の干支を見つけてお参りします

大濠公園は「濠」の文字でわかる通り福岡城址の所にあります。その城の北側にあった門で名島城の門だったものが福岡城に移され林掃部に下げ渡され邸宅の門として使用されていたものをここに移築したものだそうです

福岡城址の中には色々な跡が残っていて、これはお城の城壁です

天守台の跡の場所からは福岡の市街地が良く見えます

少しズームして撮影したもので森の向こうにビルが立ち並んでいます

福岡城址一帯は公園として整備されていて西側にはつつじ園がありますが開花のシーズンではないので緑一色でした

城の北側にあった下之橋御門で今でも同じ場所にありますが、焼失したものを復元したものだそうです

福岡城址の北側のお堀の外から城内方向を撮影したもので、潮見櫓が見えます。この写真の後ろ(北側)はすぐ海になっています

夕方になり小腹がすいて来たので博多駅の地下にあるお店でごぼ天うどんを食べました

軽食を食べた後に博多駅前広場に来ると「KYUSHU GOSPEL FESTIVAL」が行われていました。九州各地で行われているようで、今年は博多が会場のようでした

夕方になり夕焼けの時期の空港で撮影するために少し早めに空港に来ました。展望デッキでは夕暮れでオレンジ色になって来ていて、いい感じの色は少し先になりそうです

エプロン前をFDAの機材が移動していきます。だいぶオレンジ色になりましたが雲が多いので空のオレンジ色が少なくて残念です

さきほどちょっとうどんを食べたのですが羽田に着いたときはかなり遅くなるので軽い食事をしました。博多の名物の「うどん」は堪能したので最後は博多とんこつラーメンにしました

帰りに乗って帰るA350が羽田から到着しスポットに移動していきます

セキュリティを通り搭乗待合室で撮影した写真です。羽田では機種や共同運航便の情報などが出ていて期待しましたが福岡空港にはなかったですね

定刻になり搭乗し撮影した写真です。来るときは普通席ですが帰りはJクラス席にしました

個人モニターのアングルを垂直尾翼にしてモニターを撮影したものです

個人モニターのアングルを機体下にしたもので、前輪とその近くで作業している人が見えます

プッシュバック作業を終えた時にターミナルビルが見えたので撮影したものです

福岡空港への離陸動画を撮影しました。いつもは窓の外を撮影するのですがA350は個人モニターが付いていて、ボディ下・垂直尾翼のカメラ映像を写すことが出来るので垂直尾翼の映像を表示させそれを撮影しました

夜間の羽田空港着陸でJALの新型のエアバスA350の垂直尾翼からの映像を機内モニターに写し動画で撮影しました。天気が悪く滑走路の直前でしか風景が見えてこないのですが横風が強いのか垂直尾翼からみた機種が滑走路とは違う方向を向いていて、着陸時にまっすぐになるのが面白いです

【5】まとめ

・一番の目的のA350は最新鋭機であり座席モニターなど楽しみが多かった
・柳川では船でお堀を廻り(100円)、うなぎを食べ、自転車で街を巡ると
 いう充実した観光が出来た
・博多では行ってない所を数カ所巡ってみたが大濠公園はなかなか良かった
・この旅で掛かった費用は次の通りです

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