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週末旅をお勧め(番外編):GWに四泊五日で秋田の外周を回り桜を見る旅

会社を定年退職して旅行するぞ!と思っていたが元の会社に呼び戻されてシニアの新入社員で働いていたので、GWの休みを利用して予てから行きたかった秋田を回る事にしました。秋田県の外周をなぞるように回るのと登山も考えていたので、週末旅ではなく四泊五日なので番外編です。

【1】今回の旅の目的

GWは桜前線も北上し東北を進んでいるので桜を追いかける旅も良いと考えていた。桜と言えば「角館」「盛岡」「小岩井農場」「弘前城」が考えられるが、弘前は少し遠いし男鹿半島も巡りたいので、秋田空港から反時計回りに秋田の外周を回り桜を見る事を第一の目的としました。

【2】秋田への旅の計画(移動・宿)

今回の旅では往復の飛行機と四泊の宿泊はダイナミックパッケージで予約
移動:羽田⇔秋田の航空券はJALダイナミックパッケージで予約
移動:レンタカーを5日間別に予約
宿泊:周遊の旅で、盛岡・大舘・秋田を2泊ダイナミックパッケージで予約

【3】おおよそのルート(行く前の予定)

1日目:羽田空港(07:00)→JAL161→(08:05)秋田空港→角館→田沢湖→盛岡(泊)
2日目:盛岡→小岩井農場→八幡平→小坂→大館(泊)
3日目:大館→二ツ井→能代→大館村→秋田(泊)
4日目:秋田→男鹿半島→秋田(泊)
5日目:秋田→鳥海山(登山)→秋田空港(20:50)→JAL168→(22:00)羽田空港

【4】秋田旅行の写真レポート

(1)1日目の行程
秋田への便は朝の7時で次は10時なので時間を有効に利用するために7時の便を予約したので、いつもと同じでJALラウンジで朝食を食べながらの空港ウォッチング。今日は天気がよく富士山も綺麗に見えているが北に向かう便なので離陸直後に少し見えるくらいかな

搭乗時刻が近づき搭乗口で今日乗っていく便の案内を撮影

機内に乗り込み空港の風景を撮影。今日は秋田空港への便なので鳥海山の様子を見られる左側席(A席)を確保

離陸する滑走路の34Rに向かうときに駐機しているJALの機材がたくさんいるのでJALマニアの私は興奮する

この羽田空港の34Rから離陸する動画を撮影☆

しばらく飛行すると雪がいっぱいの山々が見えて来た。会津のあたりの山のようです

更に飛行すると鳥海山が見えて来た。今回は最終日に鳥海山に登れればと思っていたのですが、完全に冬山装備が必要のようで登山は無理かな?

そして秋田空港に着陸する様子も動画で撮影

降機してからボーディングブリッジで秋田空港を撮影

ターミナルに移動して乗ってきた機材を撮影。雲は多いけど天気は回復基調

荷物を受け取りセキュリティエリアからから出た所の到着表示版です。その下には秋田の二大名物?の「あきたいぬ」と「なまはげ」が飾られていました

レンタカーを借りてさっそく出発です。今年はタイミングよく秋田はGWが桜の開花時期になっているので楽しみです。国道341号の共和ICの所でさっそくサクラの咲いている場所がありました

トイレ休憩で道の駅「協和」に立ち寄りました。道の駅の隣は米ヶ森公園となっていて、そこにも桜が咲いていました

トイレ休憩の後は一気に最初の目的地の角館に来ました。車を駐車場に止めて角館の散策です。今年はGWが桜の開花時期になっています。まずは角館のいちばんメインの武家屋敷通りの枝垂れ桜です

武家屋敷通りで一番有名な枝垂れ桜で黒塀の入口との対比が美しいですね。角館樺細工伝承館の入口の所にあります

武家屋敷通りの南の端に近い角館郵便局の近くで咲いていた枝垂れ桜です

武家屋敷通りから少し東に入った通りにある外町交流広場には角館祭りの山車が飾られていました

武家屋敷通りの一本東の通りの南には安藤醸造という味噌や醤油や漬物などの醸造業者の蔵があり、その道の反対側は黒米の上に枝垂れ桜と絵にかいたような風景です

特に有名な場所ではないのですが、冠木門の所に枝垂れ桜ではない桜が咲いていました。メインの通りは人が多くて横の道などでは人が少なく撮影に最適です

仙北市の情報センターなどがある通りの風景です。右がは「ひいらぎ」という居酒屋さんでした

桜を見るのも良いのですが『鉄』の趣味もあるので角館駅を見に行きます。角館期には田沢湖線を走っていたSLの車輪が置かれていました

角館駅は秋田新幹線と田沢湖線のJR東日本の駅の他に私鉄の秋田内陸線の駅があります。その駅はJRの駅を正面に見ると左側にあり、駅舎の前には枝垂れ桜がありましたが、咲きかたはいまいちでした

JRの角館駅の写真です。この桜の時期だけなのか一年中なのかわかりませんがいちばん外側の看板にはサクラの花が書かれていました

ちょうど新幹線の時間でアナウンスが聞こえたので改札の所から撮影してみました

角館をあるいていると「あきたいぬ」を散歩している方がいました。「写真を撮っていいですか?」と声を架けると気持ちよくOKしていただき、「ほらポーズ!」と飼い主の方が声をかけるとちゃんとカメラ目線のポーズをとってくれました

角館の桜の名所は武家屋敷通りの枝垂れ桜が有名ですが、桧木内川の土手沿いのサクラ並木もとても有名です。街中は枝垂れ桜が多いのですが土手はソメイヨシノが並木になっています

ちょうど桜も満開になっていてお休みなので花見の場所取りがいっぱい

桧木内川のサクラ並木を散策した後にお昼の時間になって来たので街中に戻り昼食場所を探しました。その途中に普通の民家で塀の内側に枝垂れ桜があり、壁に赤い花が咲いていました

昼食場所を探して歩いていると駐車場に見事な枝垂れ桜が咲いていました

一日目の昼食は比内地鶏の親子丼です。どこも一杯で空いているお店として選んだのは先ほど散策していた時に見た「ひいらぎ」という居酒屋のランチ営業でした。少し塩気の強いつゆで、秋田出身の母が作ったのを思い出しました

角館の桜を堪能したので今日の宿泊地の盛岡に向かいます。その途中には田沢湖があるので立ち寄りです。田沢湖と言えばたつこ像で湖畔に黄金の像が立っています

漢槎宮(うきき神社)で湖に出べその様に突き出た所にあります

田沢湖を広く見るために「かたまえ山森林公園」にある展望台に登って俯瞰して撮影しました。遠くに岩手山などの雪を抱いた山々が綺麗です

田沢湖の辰子伝説のひとつとして鏡石というのがあり、湖畔の道路から少し山を登った所にあり、最初はこの願橋を渡ります

ここから急な階段を登って展望場所に行きます

展望場所から見た鏡石がこれで、親孝行な辰子が山菜取りに来た時にこの石を鏡として使い髪結いをしたり化粧をした石との事です

御座石神社は鏡岩のすぐ隣にある神社で、湖から大きな鳥居をくぐっていきます

鳥居の先に茅の輪くぐりがありました。この輪をくぐって実を清めてからお参りします

神社の本殿はかなり大きな立派なものでした

鳥居の横にご神木があり御座の石の杉と呼ばれています

田沢湖から盛岡に移動するときに国道127号の交差点で遠くに岩手山が綺麗に見えました

秋田外周の旅ですが田沢湖から秋田・岩手の県境に沿って北上したいところですが山になるので一泊目は盛岡のホテルを予約しています。ホテルにチェックインし夕食を兼ねて街中を散策します。まずは盛岡駅を撮影

市内散策で盛岡城址に行きました。石垣の向こうには枝垂れ桜が咲いていました

近づいて撮影しました。緑のフェンスの奥は東日本大震災の復旧工事が行われていて立ち入り禁止でした

石垣の勾配はかなり緩いように感じます

お城の敷地から桜を俯瞰してみましたが、もう時期としては終わりの様です。盛岡には天然記念物の石割桜もありますが今回はパスしました

盛岡城址の上は公園になっていて、そこには銅像が建てられるような台座がありましたが、何もありませんでした

盛岡城址には神社もあり櫻山神社の名前の通り入口の門の横には桜の木があります

本殿は大きく右の上の方にも人が登っているようで後で行ってみます

右上には烏帽子岩と呼ばれる岩がありました

盛岡市街地の貨運橋から夕暮れの風景を撮影しました。遠くに岩手山がシルエットになっています

一日目の夕食は焼肉です。その後に盛岡冷麺を食べて〆にしました

(2)2日目の行程
宿泊したホテルからは岩手山が少し見えますが、最上階の宴会場からは良く見え、宿泊者には朝食後のコーヒータイムの場として解放されていました

小岩井農場に行く前に小岩井駅を通りかかり撮影しました

小岩井農場の有名な一本桜との岩手山を見る前に手前のサクラ並木と岩手山を撮影しました

有名な一本桜と岩手山の場所に来ましたが、一本桜はすでに花の時期が終っていました

次の目的地の八幡平に行く途中に岩手山が綺麗に見える場所がありましたので撮影

八幡平アスピーテラインに入り途中の展望が開けた所で撮影した写真で、松尾鉱山とその向こうに岩手山が見えます

アスピーテラインの御在所ゲートの手前にある、松尾八幡平地熱発電所の蒸気です。日本は火山が多く地熱が豊富なので地熱発電所をもっと増やせば良いのにと思いますが、国立公園との兼ね合いでうまくいかないようですね

アスピーテラインは黒部の雪の大谷と同じような雪壁の道です。黒部はバスに乗ってですがこちらは自分の車で運転して通ることができます

さらに標高があがった所で綺麗な雪原と岩手山が見えてきました。写真ではわかりにくいのですが夏スキーを楽しんでいる人がいます

源太岩という岩場がありちょっとした駐車スペースがありました。岩は雪がついてよくわからなかったので反対の雪原を撮影しました

さらに標高が上がってくると八幡平アスピーテラインは黒部アルペンルートのように雪壁の高さが増してきます

八幡平の駐車場に近くなってくると雪壁の高さがかなり高くなってきます

八幡平の駐車場は岩手県と秋田県の県境になっています。鳥海山の登山はできそうもないのですが、八幡平の山頂と付近は歩けるとの事で急遽散策をすることにしました。歩いた所の写真はこの後に紹介しますが最初に歩いた所のGPSログを地図に落としたものを先に紹介します。カメラマークは写真で紹介するポイントです

1)スタートは道路が三叉路になっている所で岩手と秋田の県境の表示が
 あります

2)その右側からスタートしてすぐの所は左流れの斜面で比較的木々が
 少ない所です

3)さらに登って行くと木々の間を進むような道になってきます。これら
 の木々はかなりの高さの木で上の方だけが雪の上に出ているようで積雪
 は数メートルあります。道に迷わないようにポールに赤旗の立っている
 のをたどって歩きます

4)最初の分岐点に来ました。山頂を目指すので左の方に進みます

5)ここで歩いて来た道を振り返ってみました

6)この付近は足跡が多くついています。歩く道の右側は落ち込んでいて
 ドラゴンアイの所です

7)この辺りは水の貯まるのが連続していてその縁を歩きます

8)だいぶ広い場所まで出てきてポールが無ければ迷いそうな場所です

9)八幡平の山頂の展望台に着きました。ここは階段で登る高い展望台ですが
 積雪が多く今の時期は2階の高さまで雪が積もっています。八幡平の表示
 も埋まっています

10)ここからはガマ沼を目指して進みます。こちらは大きな平原で目印の
 ポールがなければお手上げです遠くには岩手山が見えるのでそれを目標
 に進みます

11)気持ちのいい雪面を岩手山に向かって進みます

12)ガマ沼のほとりまで来ました。大きくへこんでいるのがガマ沼です

13)分岐点です。ガマ沼の横から見返り峠に向かうか八幡沼を大きく回り込ん
 で向かうかの分岐点ですが、天気も良いので後者を選びます

14)八幡沼を俯瞰する場所まで来ました。細長い沼でかなり向こうまで行か
 なくてはならないようです

15)右に八幡沼を見ながら進みます

16)さらに八幡沼のほとりを進むと陵雲荘という山小屋に出ました。小屋と
 言っても無人で売店とかはありません

17)陵雲荘の先は沼から少し離れますが足跡と目印を頼りに進みます

18)やっと八幡沼の横を歩いてきて分岐点に来ました。ここは左にも右にも
 足跡&目印のポールがあり「どっち?」と思いましたが散策マップで右と
 いうのがわかり右折します

19)八幡沼を回り込んで西に向かいます

20)八幡沼から分かれて見返り峠の方に向かいますが、見返り峠にまっすぐで
 はなく一度高い所に登ってからトラバースするような道です

21)右に曲がる所がそろそろですが足跡はまっすぐに続いています

22)ここが右に曲がるポイントで正面には岩手山が見えています

23)見返り峠の方に少し進むとアスピーテラインが見えてきました

24)見返り峠の名前の通りもう少し登りが続きます

25)見返り峠の所にはトイレがありましたが冬季は閉鎖でした

26)ピークを過ぎて駐車場の方に下っていきます

27)スタート地点が近づいてくると木々が増えてきました

28)ここで左に曲がると駐車場です。少し進んだ所は最初の分岐点です

帰りは違うルートで八幡平樹海ラインを下る事にしました。こちらの方が雪壁が高いようです

この樹海ラインを下っている時に前方の動画を撮影しました☆

藤七温泉の源泉があり、少し歩いて見てみました。雪に穴が空き湯気が出ていました

樹海ラインはかなり下っても雪壁が高いですね

正面に見えて来たのは岩手山のような気がしますが山の形が少し違うので別の山かもしれません

玄武岩は溶岩が地表で固まったものであちこちで見られますが大きな塊で形成された後にゆっくり冷えると体積が小さくなり割れ目ができて柱状節理になることが多く、日本のあちこちで柱状節理の有名な所がありますが樹海ラインを下った所に看板があった松川玄武岩は河川敷に見事なのがありました

予定してなかった八幡平の雪上ウォーキングをしたので計画の小坂の『鉄』は中止。移動も東北自動車道+秋田自動車道で一気に移動です。その東北自動車道の横にも桜が咲いていました

2日目のホテルにチェックインしてから大舘の散策です。最初は大舘駅の近くで小坂鉄道廃線跡を見ました。小坂の鉄道は省略したのですが、大館から小坂までは小坂鉱山の輸送のための鉄道がありましたが、鉱山の閉山後に廃線になり、大館駅には少し線路が残っていました

こっちには引き込み線部分が残っていました。JR(国鉄)につながって貨物などを運んでいた頃が忍ばれます

大館駅は奥羽本線の駅で花輪線の終点の駅でもあり大きな駅です

大館は渋谷のハチ公の故郷でもあり「あきたいぬ」の故郷でもあるので駅前に「あきいぬ」の銅像がありました

駅前には有名な駅弁店があり、その2Fは展示スペースになっていて、窓からは下の工場も見ることができます

このお弁当屋さんに来たのは2日目の夕食はここに決めていました。有名な比内地鶏の鶏めしを購入してホテルでの夕食です

夕方でまだ明るかったので購入したお弁当をホテルの部屋に置いてから車で近くまで出かけます。来たのは大館樹海ドームで、ドームの周りにも桜がいっぱい咲いていました

樹海ドームは面白い構造の建物なので内側から写真を撮影してみました

(3)3日目の行程
3日目は秋田の北側を通って秋田市までの予定です。本当の北側は白神山地で道路が無いしその向うの青森側は行ったことがあるので少し南側の奥羽本線沿いを行きます。
最初は大館能代空港です。飛行機全般が好きなので空港も好きで通り道だったので立ち寄ってみました。ターミナルの外観写真です

ターミナルビルの中にはなまはげのオブジェがありました。なまはげは男鹿半島でだいぶ遠いのですが

明治天皇がここを訪れた時に景色に感銘して名前をつけたと言われる「きみまち坂」で桜の名所というので来てみました

周りを壁のような崖に囲まれていてその中の平地に櫻が咲いて綺麗でした

きみまち坂公園を上から見下ろした写真で天気がいまいちなので残念ですが、米代川のカーブしている様子はホースシューベントの用でもあるし、向こうに見える山は奥に続いている七座山です

奥羽本線の二ツ井駅です。特に有名でもない二ツ井に来たのは母親が生まれて育った所で小学生の時の夏休みに過ごした事のある場所だからです


秋田名物の檜山納豆で歌われた檜山にある多寶院で、垂れ桜が見事だよと教えて頂いたので来てみたら、立派な枝垂れ桜がありました。ちなみに檜山は母親のおにいさん(私から言えばおじさん)が住んでいた土地でいとこは今でも住んでいます

本堂は比較的大きく天井には龍が描かれていました

能代から南に走り秋田市を目指します。その途中にある日本国花苑は日本各地から集められた200種の櫻がある公園で彫刻もちりばめられた公園です

様々な品種があり、それぞれの木に名前が書かれていて桜と言ってもものすごく沢山の種類があり200種というのがうなずけます。細かく撮影してはいくら時間があっても足りません

小高い丘の上から見渡すと咲き始めや満開の櫻に、色もピンクや白っぽいのなど様々な櫻がある事がわかります

日本花苑からでて交差点の信号待ちの時に綺麗に桜がさいていました

秋田まで走ってホテルにチェックインです。荷物を置いて秋田市を散策します。予約したホテルの所は川反町という所の入口で竿灯のパネルがありました

秋田駅の構内には大きななまはげの面が飾られていました

秋田駅に来たのは夕食は昨日に引き続いての駅弁でもと思っていました。しかし今日は平成という元号の最後の日なので駅弁でなく秋田市内で夕食を食べる事にして、思い出になるような物を考え「津ねや」というお店で「うな重」にしました

(4)4日目の行程
4日目は男鹿半島の観光を予定しています。秋田市内から男鹿半島に向かっていくと道路わきに非常に目立つ大きななまはげを見る事が出来ます。道の駅の「なまはげ像」で、この先はなまはげのエリアだ!という事を示しているのかな

寒風山は男鹿半島の付け根にあり眺めが良い場所ですが霧が多く視界が効きません

頂上には有料の展望台がありますが、この天候では視界が効かず無駄になるので、明日の天気によっては再訪しようと思いました

一気に男鹿半島の真ん中あたりの真山神社に来ました。真山神社は別名でなまはげ神社とも言われ「なまはげ祭り」も行われます。仁王門をくぐって階段を登っていきます

仁王門をくぐってからはかなり階段を登っていきます。この神社のご本殿は山の頂上にあるので、そこまで登るのは修行の範疇になります

拝殿はそんなに大きくなる後ろの山の頂上が本殿のあるところなのでこの大きさなのでしょうか

この真山神社のところは「なまはげ」の本拠地のようなところで「なまはげの館」があります。近くにある伝承館という古民家の中で実演を見る事が出来ますが、こちらは展示してあるなまはげを見る事ができます。地区によって様々なお面があります

このような形相で入ってくると子供が怖がるのは当たり前に思いますね

なまはげ伝承館ではなまはげの実演を見る事が出来ます。正式になまはげを迎えるときは御膳とお酒を用意しておもてなしをします

その実演の様子を最初の方だけ動画に撮影しました☆

次は男鹿半島の先端の入道崎です。着いた時はちょうどお昼でお店が混む前に昼食を先に食べることにします。ちょうど席があいたお店があったのですぐに入り海鮮丼を食べました

食後は入道崎の散策です。男鹿半島はFacebookのイイネ!に似ていると言われますがその親指の先が入道崎で白黒の灯台があり上にあがれます

灯台の上から岬の先端を撮影してみました。そこそこの高さがあり右側の軽トラックがかなり小さく見えます

灯台から降りて歩いて先端の方に来ました。灯台の上から見た岬の先端はなだらかな下りになっていましたが、実際には荒々しい崖になっていました

男鹿半島の先端まで来たのでドライブをしながら秋田市に戻ります。男鹿半島の火山活動の痕跡である湖で一ノ目潟は展望台からは良く見えません。一から三まであり、さらに戸賀湾もすべて火山の爆発(マール)により出来た噴火口に水が溜まったものです。二ノ目潟は展望台から良く見えます。火口に水がたまった手前が二ノ目潟で奥に見える戸賀湾もおなじ噴火(マール五)で出来た噴火口ですが海と繋がり湾になりました

男鹿半島は火山活動が激しかったエリアでこのように険しい断崖の場所もあります

赤神神社は自然石の石段といちばん上にある五社堂で有名な神社です

石段の伝説はこの地方の鬼が地元民に「明日の朝までに上の五社堂まで1000段の石段を築いたら」という約束で作られた999段の石段という事です。自然石を並べた石段は登りにくいですが頑張って登ります。999段まで作った所でニワトリの鳴き声を村人がまねして間に合わなかったという伝説が残っています

途中に鳥居もあります。左右は林で見通しがあるので良かったのですが、林が濃ければツキノワグマなどが怖そうです

途中は石段ではなく石畳の様になっている部分もあり、どの範囲を1段と数えるのかがわからなくなり本当に999段あるのかを数えるのをやめました

いちばん上に同じような形式の社殿が五つならんでいるので五社堂と言われ約300年前に建立されたもので平成になってから補修され保存されています

横から見ると同じような社殿が並んでいるのがわかります

長楽寺は赤神神社への参道の所にあるお寺です

TVのCMで有名になったゴジラ岩に来てみました。夕陽の時が良いのでしょうがこの日は曇りでした。ゴジラに見えるのはこの岩で、この付近で撮影しようとしている人が多かったのですが記念写真を取ろうとこの岩に登ろうとしている外国の方がいて顰蹙ものでした

ゴジラ岩よりもこの海岸にある岩が地質的に面白そうです。鬼の洗濯板とあちこちで名前がついているような溶岩が固まった岩場がありました

さらに岩の割れ目から溶岩が貫入しているような場所がありました

男鹿半島をドライブ観光して秋田市のホテルに戻ってきました。車を置いて歩いて秋田市の観光です。最初は久保田城址でお堀の所にも桜の花が見えました

そして城内へはこの門をくぐって入っていきます

久保田城址を散歩した後に秋田駅にきたら「あきたいぬ」のオブジェがくたっとなっていました(笑)

(5)5日目の行程
最終日は鳥海山の登山を計画していましたが来るときの飛行機から見た景色で登山は不可能と判断しましたが、前に山形旅行の時に鳥海ブルーラインで鉾立展望台までいったのに景色が見られなかったので景色だけでもと向かいます。まずは日本海東北自動車道で一気に移動です

機内から山頂は雪に覆われていて登山は無理そうですが前回のブルーラインは雨で景色が見られなかったのでまた来ました。青空が出ていたので期待です

標高が高くなってくると雲の中に入りそうです。先の方をみると青空と雲の境目がクッキリとなっていて、同じ高さになって来ました

春に開通したばかりのブルーラインも、八幡平と同じような雪壁の道になってきました。雲の中に入ったようで視界も悪くなってきました

鉾立展望台まで来ましたが、鳥居が埋まっているくらいの積雪でした

標高が高い場所は雲の中で下の景色が良く見えませんでした

登山は無理だと思っていましたが、いちおう登山口まできましたが、このような状態で全く歯が立ちません。アイゼンやピッケルなどと共に冬山経験がないと駄目ですね

ブルーラインを少し下って」きたら海岸線まで見えるようになって来ました

完全に雲とその下の間がハッキリわかるような天気でした

ブルーラインを下った所に綺麗な色が見えました。芝桜と紅白の梅が一緒に咲いていましたが、特に公園や名所ではなく道端の風景でした

鳥海山の登山をしなかったので時間の余裕が出来たので前日に天気が悪くていい景色が見られなかった寒風山に行ってみることにしました。この日は天気が良くなり見通しが効いていい風景を見る事が出来ました。でも風は強く冬なら寒風山の名前の通りになる所でした

駐車場からはそこそこの高さを登ってくる必要があります。展望台の所まで道路は続いていますが、駐車場はありませんでした

正面に見えるのは噴火口の跡のようですね

寒風山から景色を眺めた後は久保田城址に行く予定ですが『鉄』活動も少し。男鹿線は別名「なまはげライン」という愛称もついています。その脇本駅で撮影した車両でヘッドマークは「男鹿ナマハゲ」となり車両はACCUMです。この車両は蓄電池で動くことが出来、電化区間ではパンタグラフを上げて動き非電化区間では蓄電池で動いています。男鹿線では終着の男鹿駅には充電用の架線があり折り返しの間の時間に充電します

久保田城址は秋田の佐竹藩の城跡で石垣は少なく土塁と堀で囲まれていて、いまは千秋公園となっています

城内は公園でそこにも桜が咲いていました

彌高神社は秋田駅近くの千秋公園の中にある神社で比較的新しいものです。佐竹藩にちなんだ命名だそうです

鳥居をくぐって本殿を撮影しました。多くの人がお参りに訪れていました

本丸の近くに御隅櫓があり見張り場と武器庫だったそうです。この建物は平成になってから建設されたものだそうです

土塁の上も散策路になっていて公園内の散策路として歩ける場所も多いです


5日間の旅の最後は秋田空港から羽田に帰ります。帰りに秋田空港に向かう時に誘導灯の下をくぐっていく道路を走りました

秋田空港に到着しターミナルビルを撮影

空港に到着し展望デッキでAKITAの文字を撮影

ターミナルビルの中には秋田のお祭りである竿灯が飾られていました。平成から令和に変わったばかりなのでそのお祝いも横にありました

もう一度展望デッキに出るとかなり日が暮れていました。ちょうどJ-AIRが出発でプッシュバックされるところでした

秋田空港で夕食にしましたが、最低のお店でした。熱々のわっぱめしですがお店の終わりの時間に近くてお茶碗やしゃもじが無くなり箸でこのまま食べてくださいと言われて凄く残念でした

ターミナルビルには釣りキチ三平の陶器のパネルがありました。秋田は作者の故郷の様ですね

セキュリティを通過した後の搭乗ゲートですがANAの所を使うのかな?

定刻に搭乗し機内からボーディングブリッジとエプロンを撮影しました

いつもの様に秋田空港を離陸する様子の動画を撮影

そして羽田空港に着陸する動画も撮影。東京の夜景が綺麗な中を着陸していきます

自宅に戻って今回の旅で回ったところのGPSログを地図に落としたのはこれです。秋田の外周をまわるというサブテーマは何となくそれっぽくなっていますね

【5】まとめ

・一番の目的の角館は桜が満開の時期にあたり、いい景色がみられた。
・八幡平では雪原散策が可能で来、急遽予定を変更してトレッキングした
・八幡平のトレッキングをしたので小坂鉄道関係は省略し残念だった
・平成最後の日は秋田市で過ごしたが最後の夕食として鰻を食べてた
・最終日は鳥海山に行ったが天気が悪く雪が多いので山登りは出来なかった
・この旅行で掛かった費用は下記の通りでGW&日数が多く高かったです

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