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星よりもかがやくとき

まいても まいても 

どんなに まいても(!)

きみは ほとんど 芽を出さない

きみが 芽吹くのは

自分が決めた その場所だけ

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(じゆうな木)「..... 畝間(うねま)が......いいの?」
(赤しそ)「ここがいいの! ここじゃなきゃイヤ!」
(じゆうな木)「.........(まあ、、、いっか!)」

畑の畝(うね)は、こうしてますますいろんなカタチに、、、。(^-^;


そこが いちばん 自分が かがやける場所なのか?

それが とても明確な きみは

きっと 自分のことを いちばんよくしっている

そんな 自分に ぴったりの場所で 

きみは ぽん!と 芽をだして

ぐんぐん すくすく 育っていく


その なんともいえない

くしゃっとした やさしい やわらかな 葉っぱたちを

たっぷり ふさふさ しげらせて

緑の多い 畑のなかに

際立つ 赤紫の あでやかな色


あかしそ2


そして 迎える 夏のおわり

きみは いっきに 茎葉をひろげ

おしみなく そのかがやきを ときはなつ!


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あぁ 足をとめて きみを みつめずには いられない


オミナエシの あざやかな きいろのなか

ますます きらめき 

ひき出される きみの色

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ひかりとは きいろだけでは ないのだと

かがやく 星の子のような オミナエシさえ

背景の色に かえてしまう

この 赤紫と 深い緑が

示し 導くものは なんだろう

あかしそ


ことしもまた きみに すっかり

こころ 鷲掴みにされ

きみと ともに すごせることが 

ただ うれしくて

たのしくて。


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おまけ【長雨のあとの 畑のひとこま】
(じゆうな木)「かぼすけ、あなたも だきつきたいの?笑」
(かぼすけ)「いひひ♡」
(赤しそ)「きゃー、かぼすけくん、くすぐったいよ! じゆうな木さん、なんとかして!」
(じゆうな木)「たのしいから、今日はこのままにしとこっか。笑」




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