ぽちゃん、きらきら〜おさかなの返事と秋の花々〜
お月さまが大きく満ち欠けをした、11月の満月のよく朝。
秋桜たちは さんざめき、
海辺は月あかりの余韻(よいん)を残していました。
水面(みなも)は しんじられないくらい
なめらかで すべらかで
まるで絹の布を かけているようです
さざなみは まあるい 波紋をえがき
砂浜を ていねいに なでていました
そのやさしい波紋のなかに
わたしのこころも とろけていって
呼吸は さざなみと 手をとりあい
ひろがっていきます
ながれていきます
どこまでも どこまでも。。。
すっかりくつろいで、浜辺に寝そべって空を見ていたとき
ざっ、ざっ、ざっ
誰かが砂浜を歩いてくる音が響きました。
起き上がると、少し年配のめがねをかけた女性が立っていました。ほぼ毎日、この浜辺を散歩しているというその女性は、にこやかにこうおっしゃいました。
「ここを歩くのがだいすきなの。ついつい、ここに足が向いちゃって。カラスとも仲良くなっちゃったわ」
ものすごく親近感を感じた私は、初めてお逢いしたその方としばらくおしゃべりを楽しみました。
元気な足取りで遠ざかっていくその方の後ろ姿を見ながら、私はこの浜辺がますます好きになりました。カラスがいて、お返事してくれる魚もいて、、、笑、そして、自然のなかで過ごす時間を心から愉しみ愛している、そんなひとたちがいることがすごく嬉しくて。
そんなことを想ったとき、おさかなが1匹、ぽちゃん!と飛び跳ねました😁。
【おまけ】
じゆうな木の、秋の畑のお花たち。
そして初めて開花した、
レモンバーベナさん✨
レモンバーベナは香りが特に大好きなお花ですが、信州にいたころはあまり大きく育ちませんでした(寒すぎたのかな?)。香川の土地には合うようで、去年、ちいさな苗で迎えたこの子は1年足らずでわたしの背丈をこえていきました😶✨ お花を見たのは今年が初めて😊。
これは4月12日の写真↓
ちいさなちいさな桜の赤ちゃん。
生まれて初めての夏が今年の猛暑。
ちゃんと育つかどきどきしながらも、なんとか夏をこえ、夏の間もちいさなままだったのですが、なんと、秋になり、、、
あぁやっぱり、お花っていいね✨