ボイストレーナーがやってしまいがちなレッスンでの失敗
ボイストレーニー(レッスンを受けている)の方で、「何年もボイトレを受けているけどあまり効果が感じられない…」という方、相当な数いらっしゃるんじゃあないでしょうか?
どことは言いませんが(以下、実話です)、
「君、歌上手いねぇ、ウチでボイストレーナーやりなよ!」
「え、でも僕自身ボイトレを受けたことないですし、何を教えていいのかも分からないんで…」
「なあに、大丈夫大丈夫、君が思うことを教えときゃいいから!」
という方法でボイストレーナーを増員して規模を拡大していくところは論外としまして。
実際に聞き方や方法論を少し間違えるだけで上手くいかないケースというのはよくあります。
そしてこれが厄介なことに一度失敗するとそう簡単には修正できなくなり、生徒さんは良くなるどころか悪化することも…
僕自身も恥ずかしながら、「あー、今思えばやっちまってるなー」というレッスンをした苦い記憶は山ほどあります。(おそらくまた数年後、今のレッスンを悔やむことでしょう)
ただ、そこに「生徒さんに対する愛情」がちゃんと備わっていれば、僕は必ずトレーナーとして成長していけると思っています。
(同時に愛情だけで生徒さんが上手くなることはない、ということも理解しておいてください)
この記事にたどり着いたあなたは、おそらくボイトレの壁にぶち当たったトレーニーか、レッスンの質を向上させたい愛情深いトレーナーの方かと思います。
その気持ちがあれば、最後までお読みいただければ何かきっかけは掴んでいただけると思います。
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