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肉食における重要な問題

私はビーガンでもベジタリアンでもない。
野菜はもともと好きでよく食べるけれど、もちろん肉も魚も、卵だって好き。

ビーガン自体を否定するわけではないけれど、もし自分だったら、全てをシャットアウトすることはかなりの苦痛を伴うことや、健康的にどうなのだろうか?…と、知識がない中で考えてみた際に、割と大きめの不安を覚えたので、それ以上掘り下げて考えることもなく今まで来てしまった。


でも最近なぜだかやたらと気になることが…

それは
”牛肉を食べることが気候変動につながる”
ということ。

最初はなぜそうなるのかわからなかったけど、調べると納得。

今まで絶滅危惧種とか、気候変動についての情報はそれとなくキャッチしてきてはいたつもりだったけど、畜産に関する内容は最近になってようやく私の眼の前に現れた。これまた恥ずかしい。

ざっくり言うと、
食肉・乳製品の加工における畜産は膨大な土地面積、飼料や水が必要であること。この土地の整備に森林が焼き払われ、火災の発生や動物の住処がなくなったり、二酸化炭素も大量にでる。

そしてその飼育・加工段階でかなりの温室効果ガスを出している。


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アメリカの国土の半分近くが畜産や飼料用の穀物栽培に使われていることも初めて知った。

あの広いアメリカの大地の半分近く…

日本ではあまり知られていないような気がするこの事実。
ドイツやスウェーデン、デンマークなどの国ではすでに食肉税を検討しているとか(まだ導入されている国はないみたい)。


フードロスなども叫ばれている食品業界。
無駄に作って、余らせて、廃棄して、、命の観点からも、地球温暖化の観点からも、全てにおいて悪循環になっている。

消費者の私たちは、知識と意志を持って、選ぶことが大切なんだと改めて思う。

とはいえ生まれて物心つく頃から口にしている食生活を一気に変えることは中々ハードルも高い。

いきなり全部を辞めることは難しいけれど、牛か鳥か迷ったら鳥にするとか(鳥の方が排出されるCO2は少ない)、本当に今それを食べることが必要か?という視点を持つだけでも、少しずつ行動は変わるかもしれない。

もともとそんなに牛肉は食べないけれど(鶏派)、だからこそちょっと気を使うだけでさらに消費を減らせるし、他の食べ物に関しても疑問を持つ視点が増えたことはこの先とても重要だと思う。


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