卒アルを卒業したい問題
あー!昨日はなんも書けなかったー!!
まあ、そんな日もある…。今日2つエントリーしよう。
さて、タイトル「卒アルを卒業する」件について。
ここ最近、卒アル業務が忙しい。そりゃそうだ。卒業式までいよいよ2か月くらいだもんね。
しかしさ…こちらのエントリーでも書いたけどさ…。
先生の守備範囲の広いこと広いこと・・・。卒アルって業者に丸投げできるかと思いきや・・・。写真撮影、サンプル作成はプロがやって先生に降りかかってくる面倒な作業が盛りだくさん。
その最たるものが、「それぞれの生徒が何枚の写真に写っているか数え、みんな同じくらいの写っているように調整する」という作業。
ちなみにこちら、目視作業になります…。老眼が来ている身にはめちゃくちゃきつい作業…。マスクで顔の判別もすごく難しい…。
AIとは…?IT化とは…?何時代に生きているんだろう…?そんなこと考えながら残業していると、本当に空しくなるし、怒りがわいてくる。こーんな仕事で無給残業とか、やってられねーっ!とかなり乱心。
そんな時のTwitter。
やっぱり負担に思っている先生はいるよね…。
そして改善に踏み切っている学校もあるんだね…。
まずAI顔認証系。
こちらは生徒1人1人が自分のオリジナル卒アルを作る系。個人的にこれが好きかも。
卒アルって、私が子供の頃から(おそらくそれ以前から)作るのが当たり前で、デザインも構成もほとんど変化なく、どの会社で作ってもずーっと同じ感じで来ているけど、なんで変わらないのだ?と検索していたら、ズバリ答えている卒アル作成会社さん(へのインタビュー)を発見。
以下インタビューからの抜粋。
「卒業アルバムの制作は、まず学校が写真館に撮影を依頼し、それを受けた写真館が卒業アルバムの制作をメーカーに依頼する、というフローになっています。
しかし、ユーザーの要望が分からない状態でアルバム制作を発注する学校サイドは、確実性のあるものを選ぶのが当然です。
そうして結局、毎年「去年と同じ」という発注内容がくり返される、という流れができてしまっているのだとか。」
なるほど・・・。
「ユーザー(=生徒)の要望がわからない」
「確実性のあるものを選ぶ」
「結果去年と同じ」
そういうことか。
教員としても、卒アル担当はだいたい3年に1度。喉元過ぎれば…の原理で、渦中にいるときはプリプリぷんぷんしていても、卒業というイベントを過ぎ、出来上がったアルバムを眺めると、すべては美談…終わりよければすべてよし…で振出しに戻り、3年後またプリプリぷんぷん…の繰り返しなわけだ。
学校というところは本当にそういうことが多い。「引継ぎ」という名の「踏襲」。激務すぎて思考停止の日々。これじゃいけないと思ってはいても、目の前の仕事をこなすことと、生きていることで精いっぱいっす(冗談じゃなく)。
でもでも、またこの目視作業を3年後にやるのはぜーった嫌っ!本当に嫌なのぉぉぉぉ!!!と叫んでいる、老眼に片足突っ込んだ自分がいるのです。
そんなわけで、じわりじわりと従来の「卒アルを卒業したい」気持ちを、半径3メートルに広めていきたいと思います。だって、絶対教員サイドはこの作業変えたいと思っているはずだから。
「仕方ないよ。今までもそうしてきたんだから。」は卒業したい!
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