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[モバイル&サウンド 100]〜釣り糸が弦!?

今回の[モバイル&サウンド]は、ウクレレ/ギターの弦の材質について。

前回は。。。穴を広げて、ペグを交換したら、チューニングの精度/安定度がアップしたというハナシだったんだけど。。。

もう一つ、別の要素もあって。。。弦をアクィーラのナイルガット弦からダダリオの「フロロカーボン(フルオロカーボン)」素材の弦に張り替えていたってのもあった。。。

その辺りを。。。


釣り糸と同じ素材の弦

フロロカーボン弦ってのは。。。

釣り糸と同じ素材でできた弦でプロもよく使っています。
ナイロン弦より硬く伸びにくいのが特徴。

島村楽器【弦選びで迷わない】

っての。エレキギターやベースではこういう材質の弦は見たことがなかったので、使うのは初めて。

「フッ素、水素、炭素を原子レベルで結合させたもので、堅くテンション感があり、摩耗性と耐久性に優れていて、気温の変化にも伸び縮みが少ないので、ピッチが安定している」とのこと。

張り替える前のアクィーラは"ナイルガット弦”で、羊など動物の腸から作られたガット弦に近い音がするっていうヤツ。

ガット弦よりは安定してるって言われてるけど。。。んーって感じ。。。だったので、フロロカーボン弦を試してみようとかと。。。


インプレとしては、確かにチューニングの安定度が増した感。

ただし、当然弦を押さえた時の硬さも増す。。。けど、スチール系の弦のアコースティック・ギターもターゲットに置くなら、こういう感触には慣れておいた方がイイ。。。!?

弦の指先への攻撃性!?って、メーカーやサイズや材質等によってまったく違うので、色々と試してみるべきポイント。

激安ウクレレ/ギターに貼られてる弦ってロクなモノじゃないことが多いので、弦は即替えたほうがイイ。。。


老舗のギター弦メーカー「ダダリオ」

今回張り替えたフロロカーボン弦は、ダダリオってアメリカのメーカーのもの。例によって!?。。。「ギターへの橋渡し」的な選択。

そう、ダダリオはアーニーボールと並んで、ギターではメジャーな弦メーカー。

ウクレレ界隈だと「定番」ってのは別のメーカーの名前が挙がってくるけど、情報を探ってると。。。アーニーボールよりはダダリオの方が「ウクレレ弦」としても名前は挙がっていた。

ダダリオはエレキギター弦でもそうなんだけど、感心するのはパッケージに弦のサイズはもちろん、「張りの強さ」〜張力/テンションが数値で示されてること。

ウクレレ弦では。。。パッケージを破ると内側に載っていた。


テンションが違えば、当然音も変わってくる。「イコライザーがどう。。。」って前に、こういうこと〜メーカー/材質/ゲージ(サイズ)/テンション等〜から感覚を磨くことも大切。


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