両極を指すこと非情の羅針かな


空蟬の身をかへてける木の下に
  なほ人がらのなつかしきかな
          『源氏物語』ー空蟬ー



確かならん
羅針や衣抜けの
空蟬や





たしかならん
らしんや もぬけの
うつせみや

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