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3Dアーカイブ#3

羽根木プレーパーク・リーダーハウスの取り壊し

mud事務所のある梅ヶ丘駅の北側には、自然豊かな羽根木公園がある。
僕も学生の頃から時々散歩やランニングで行っている、割と馴染みのある場所だ。
#2の記事で書いたような3Dスキャンも、羽根木公園内のプレーパークにあるユニークなオブジェクトたちでテストさせてもらっていた。

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これらをInstagramに投稿していたら、プレーパークの世話人(運営に関わる地域住民)の方からDMをいただき、今回のご相談をもらった。

皆の思い出の詰まったプレーパーク内にある「リーダーハウス」が取り壊しになるので、このような3Dで記録に残したい

ということだった。
僕がとくにこの分野の専門家ではないことはご留意いただきつつ、テストを兼ねてやれる範囲でご協力させてもらうことにした。

この建物(諸事情で「大型遊具」という扱いらしい)の歴史や取り壊しの理由などはこちらのサイト↓で見れるが、不思議な求心力を持った魅力的な場所だ。とにかく、ここで遊ぶ子どもたちが生き生きしている。

Matterportで撮影データを3Dモデル化

今回はある程度の大きさの空間をなるべく綺麗に撮影し、自在に動き回れる方が良いだろう。ということで、簡単にクラウドで自動画像合成処理が行えるサービス「Matterport」を使ってみることにした。コロナ以降の展覧会のオンライン化(VR展)などでも定番として使われているものだ。
使用するカメラは、360度撮影可能な4K3D対応のものが良いので、(初めてなので使い勝手と金額面を考慮して)専用のMatterport Pro2に。
Leica BLK360も使ってみたかったが、今回は断念)

撮影やその後の処理は、説明書やチュートリアル動画などの通りに行えば、特に迷うことなく簡単にできた。なので説明は省く。
Matterport Pro2は基本的に屋内向けのカメラのようだが、屋外でもある程度は撮影できた。
その際の留意点メモだけ残しておく↓

・(屋外を撮影する場合は)室内終わった後で屋外の撮影を行うこと
・屋外は、環境赤外線がカメラのセンサーを妨害するのを最小限にする為、太陽が地平線の下の位置にある時(日の出直前 or 日没直後)に行うこと

結果↓

ついでにmud事務所も撮影↓


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