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今年も新入社員。

5ヶ月の転職活動を経て先週ニューヨークの銀行に入社しました。今思っても転職活動はあっという間でした。入社に際してバックグラウンドチェックがあり、入社に1ヶ月ほどかかりました。銀行では指紋までとるんですねー。細かく職歴や学歴まで提出しました。しばらく時間があったので大人になって久しぶりに暇になりました。

10数年ぶりにテックじゃない企業で働いてなんだか懐かしくなりました。テック企業の多くはフラットな組織で誰とでも話せるようなところがあります。クロスファンクショナルチームといってプロダクトに関わる色々な人(エンジニア、ビジネス、デザイナーなど)が一つのチームになって取り組んでいました。

銀行でもチームによりますが、私のチームはデザイナーはデザイナー、エンジニアはエンジニアで全く別の組織です。昔のようにとあるエンジニアに
連絡取るにはそこのチームリードを通してからというような雰囲気があります。何か事を起こすにはプロポーザル書いてと言われます。誰がVPで誰がアソシエイトでとか階層意識もなかなか強く残っています。なので全てにおいてなんだか時間がかかる気がします。初めのうちはのんびりだなぁと思っていたんですが慣れました。それも少し怖いです。

でもテック企業のようにレイオフバンバンやらないので安心です。長く働いている人も多く、シニアもたくさんいるので私のような50すぎには安心です。逆に大学でたての若い人は年寄りばかりで嫌かもですね。

あと思ったほど白人社会でもない感じです。もちろんテックほどではないですが、かなり外国人もたくさんいます。女性のリーダーシップにも結構います。多様性に取り組んで実行してるのがよくわかります。

その他、色々規則や制約も多く作業の効率化とかそういうことが二の次のところもあります。銀行ですなぁと感じるところです。ドレスコードもあるし、チームメンバーもマネージャーもいないオフィスに出勤を強いられます。ズームミーティングをしに会社へ行くような感じです。それが当たり前なのか、私がテックで甘やかされていたのか、非効率だなと思います。

会社の姿勢としては社員を大事にしている感じがあります。でもなんだろう、自分がこの会社の一員だと感じないんですね。カルチャーを大事にする意識が希薄なのか。カルチャーについてはまた書いてみたいと思います。



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