車掌の仕事

改札。
これは、ただ「お客さまから切符を見せてもらって入鋏するだけ」ではないのがわかった。こちら側に知識がないといけない。

お客さまのほうが、お得な切符の存在をよく知っている。そりゃそうだと思う。交通費って意外とかかるから、省けるところは省きたい。

うちの会社でお得な切符が載っているものとしては、SDGsだとかで紙媒体の資料が一冊も置かれていないので、そういった切符の情報を社員が知る方法が社内でのみ見られるネット情報に限られる。これは、タブレット端末で見ることができるが、わざわざ持って帰りたくない。重すぎる。荷物として邪魔なのだ。5年くらい前には、小さな冊子があったので、容易に勉強することができたらしい

また、社員が数年前くらいから減少傾向なので、職場に人数的な余裕があまりない。そのせいで、見習いにつけられる日数が限られる。上司や指導員は、人数が足りないのが分かっているはずだが、休日出勤でまかなえているので足りていることになるらしい。まあ、バカバカしいものであるよ。社員同士で助け合うのは当然だが、先輩にかかる負担が増大している。もちろん、知識や経験も不足してるので、お客さまにも迷惑をかける。負の連鎖っていうやつになりつつある。

まあ、このクソ騒動(コロナ★)のおかげでお客さまの人数が少ないときもあったのもあって、最近乗客数が増えているのはありがたいことなのだが、経験不足の人が社内にいるってのもある。それは乗務員だけに限らない。いろいろな問題点がある中で、自分たちは生きていかなければならない。見習いについている日の一日一日が非常に重要である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?