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山形へ

今年も友だちと一泊二日で行ってきた。

このクソ騒動が始まってちょっとした頃に、山形の飲み屋に友だち(鉄オタ)と行くことになった。そこは行きつけの店になった。毎年一度は伺っている。初めて行った時に、そのお店の常連客に話しかけられ、それ以来店に行く時には必ず連絡するような友だちになった(以下、ヤマさんとする)。そのときに山形のおすすめの日本酒を教えてもらい、それまでは🤮製造液という印象でしかなかったものが、素晴らしいものであるというふうに変わった。それ以来、家でもたまに日本酒を買って飲んだりしている。
その店のメニューで一番好きなのは納豆汁(冬季限定)だ。チェイサー代わりに飲んだり(当然有料)、食べ物としても頂く。テイクアウトはやっていないのが残念だ。ホテルのサービスに朝食がないときにテイクアウトがあると非常に助かるのだ。
昨日は芋煮を初体験した。芋煮は、芋を煮たものがゴロゴロ皿に盛り付けられたものだと思っていたが、実際は汁物だった。2杯食べた。また、イベントでしか出ない食べ物も今回は表に出ていた。いろんな配慮をしてくださったようだ。感謝。

芋煮。汁物。


山形へ行くようになって、東北の人はビールよりも日本酒が好きなのが身にしみてわかった。過去に差し入れとしてビールを買って行ったのだが、東北の人たちにとってのビールは、本当に最初の1杯のように見受けられた。関東の人たちのように何杯も飲まない。特に冬は、すぐに日本酒にうつる。そういうことを過去数回で学習したので、今回はビールを避けた。ネットで探して、千葉の古酒を差し入れした。ネットで見つけて買ったものなので、味見無しで持って行った。ドキドキだった。古酒は山形の日本酒を数杯飲んだあとに出てきた。山形の日本酒は安定のうまさだったので心配した。ヤマさんは一口口に含んで、「いぶりがっこみたいだ。おいしい」と絶賛してくれた。自分も初めて古酒を飲んだが、燻製されたような風味がして、いぶりがっこという表現がよくわかった気がした。

古酒。いぶりがっこ風味。残りは店主さんに。

千葉にも日本酒はあるが、東北ほどうまいものは無いんじゃないかと思っていた。今回買ったのは古酒だったので、今度は同じ酒蔵から日本酒を買ってみたい。ちなみに、今回買った古酒には香取神宮で使われる水(非売品)もセットでついていた。なんだか神聖な感じがした。買ってみるものであるよ。いろんなことを知ることができる。

山形→田沢湖(温泉)→盛岡(夕飯)で帰宅。今現在、絶賛帰りの新幹線に乗車中。今日は8月最後の日曜日ということもあってか、指定席、グリーン車、グランクラスも満席だった(購入時)ので、初めて立席で東京まで帰る。概ね2時間くらい。本当に良い経験ができている。大学に通うのに2時間立ってたときもあったので、それほど苦ではない。仕事中も基本座らないし、揺れる中立っていればこれからの特急の乗務に活かせるだろう。基本的に必要なことしか起こらないものなんだろう。

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