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ホメオスタシス

医療従事者なら一度は耳にしたことのある言葉。

「ホメオスタシス」
生物のもつ重要な性質の一つで、生体の内部や外部の環境因子の変化に関わらず生体の状態が一定に保たれるという性質、あるいはその状態を指す。生物が生物である要件の一つであるほか、健康を定義する重要な要素でもある。生体恒常性(/生体恒常化作用)とも言われる。

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例えば人間は恒温動物。どんな環境下でも体温を一定に保とうとします。
風邪をひいて熱が出ると、汗をかいて体温を下げようとするし、
極寒の地にいると、体が勝手に震えることで熱を生み出そうとする。
これらはすべてホメオスタシスによるもの。

一方でこういった側面も

恒常性が保たれるためにはこれらが変化したとき、それを元に戻そうとする作用、すなわち生じた変化を打ち消す向きの変化を生む働きが存在しなければならない。これは、負のフィードバック作用と呼ばれる。この作用を主に司っているのが間脳視床下部であり、その指令の伝達網の役割を自律神経系や内分泌系(ホルモン分泌)が担っている。

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つまり、
ホメオスタシス=内的な変化に対して、元に戻そうとする働き
ここでいう変化とは、良い変化も含まれるということ。
そう、ホメオスタシスとは最強の現状維持装置ということです。

皆さんは今までに何か目標を立てて取り組んだことはありますか?
・ダイエット
・筋トレ
・資格を取るための勉強 …etc
これらの取り組みを行っていくうえで、だんだんと面倒くさくなったり、飽きてしまって途中でやめた、もしくは目標を先延ばしにした経験はありませんか?それこそまさにホメオスタシスの力です。

こんな偉そうに話していますが、僕にも同じような経験がたくさんあります。筋トレで体を強くしようと思い、ジムを契約し、ウエアやプロテインも準備していざ!!!2か月後には幽霊会員になりました。汗

最初は楽しかったんです。でも段々と
「キツイな」
「忙しくて時間取れないな」
「別に今の体でも困ってないしな」
……数々のやらない理由を考えるようになります。
↑これまさにホメオスタシスの影響。

ホメオスタシスはかなり強烈です。
良い、悪いに関わらず、とにかく変わることを拒みます。
「そんなに無理すんなよ」
「今のままで十分じゃん」
「変わるのは怖いよ」
こんな言葉をあなたに投げかけて、変化することを諦めさせようとします。

ホメオスタシスは人間誰にでも備わっているもの。
つまり現状維持=人間の本能。

あなたが自分のGOALに対して1歩踏み出そうとした時、
この人間の本能があなたの前進を邪魔してきます。
「今の自分じゃまだ無理かな」
「そんなに焦らなくてもいいか」
「もう少し落ち着いてから考えよう」
そんな思考が頭に浮かんでくるでしょう。

でも大丈夫。
その思考が浮かんできているということは、あなたが前進しようとしている証拠です。変わろうとしている証拠です。変化しようとしている証拠です。
人間の本能による強烈なフィードバックを跳ねのけて前進したその先に、今までの自分では見ることができなかった世界が広がっています。

ただ、現実はそう上手くはいかない。
人間の本能によるフィードバックはかなり強烈です。自分1人ではそれに飲み込まれ、動きが止まってしまうでしょう。

そんな時はぜひ、コーチの力を頼ってください。
人間の本能を跳ねのけ、あなたのGOALに向かうエネルギーを最大化できるよう、一緒に伴走していきます。
最高の世界を掴みに行きましょう。

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