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観光のプロから贈る 世界文化遺産合掌造り民家と白川郷」

合掌造りの名称の由来は、手を合わせたように三角形に組む丸太組みを
「合掌」と呼ぶことから来たと推測されます

  平成7年12月、岐阜県白川村荻町合掌造り集落は、富山県五箇山菅沼合掌造りとともに世界文化遺産に登録されています。

「岐阜県北西端にある人口約1,800人の村小さな白川村」厳しい自然のなかで、人びとは助け合いの精神とともに、たくましく生きてきました。

 この里を訪れるたびに感じる懐かしさ。
 大きな三角の屋根が特徴の合掌造りは、日本の伝統的な住宅建築様式の一つです、急勾配の屋根を持ち、現存する合掌造りの屋根は45度から60度まで、傾きにかなりの幅があります。
 秋には民家の庭先にコスモスが揺れ、小さな田んぼが黄金色に染まる風景は日本人のDNAを揺さぶるような郷愁を感じます、雪深く山々に囲まれた奇跡の合掌造り集落「岐阜県白川郷 合掌造り集落」を推奨致します。

春の早乙女による田植え、秋のどぶろく祭りなど四季に富んだ
昔ながらの生活を今に伝えています

 世界遺産 白川郷合掌造り集落は、田畑の合間に茅葺き屋根の合掌造り家屋が114棟も立ち並び、その素朴で美しい姿は“日本の原風景”とも謳われ、沢山の人びとを魅了しています。
 国内外から年間200万人もの観光客が訪れる今も、人が住み続けて風景と共人々の暮らしがあります、厳しい自然のなか、人びとは助け合いの精神をもち、たくましく生きてきました。
 時代が変化しても自分たちの文化を受け継ぎ大切に守り続けています。

合掌造り屋根の吹き替えは大イベント

最近では屋根に使う茅の自給率を上げるため、新しい茅場を造成しています。茅は古くなって屋根から下したあとも非常にいい肥料になります。集落の自然環境を保護することにもつながります

 白川村には約1,600人が暮らします、住民同士で助け合う相互扶助の精神として、代表されるのが合掌屋根の葺き替え作業です。すべての茅を下し片付け、新たな茅を1日で葺いていくのは大変な作業で、大きい合掌造りなら約200人が集まることもあるといいます。 一つの屋根の葺き替えは20~30年に1度、毎年1棟は住民の手作業で葺き替えが行われています。

大小さまざまな合掌造り民家があり、裏道はより強く、不思議な懐かしさを感じます。
地図A ピンクの丸A(せせらぎ駐車場)ピングの丸D(天守閣展望台)
青の丸A(萩町はす池 シャトルバス乗り場)
こちらの地図もご参考にどうぞ!! 
和田家の他にも神田家・長瀬家 天守閣展望台も分かりやすい

せせらぎ駐車場からのおすすめコース


 ピンクのまる印が常設の「せせらぎ公園駐車場」で、大型観光バスも駐車します。
 マイカーの場合、混雑の際には係員が「寺尾臨時駐車場」や「みだしま公園臨時駐車場」へ誘導する場合があります。
※週末は混雑します。特に混雑するのはGWや紅葉シーズン(10月下旬~11月中旬)で、その際は臨時駐車場も満車になることがあります。

せせらぎ駐車場はマイカーや大型観光バスも駐車しているので大変分かりやすい。周辺には移築された合掌造りプチ集落があり、おみやげも買えますし食事もできます。普通車1回1,000円 バス・マイクロバス1回3,000円 二輪車1回200円
写真は冬のせせらぎ駐車場 写真の左側に庄川が流れています。
こちらが出会い橋、駐車場から橋を渡りメイン通りに向かうことができます。
メイン通りには、ふらりと立ち寄れるお店が多く並んでいますよ。

 橋を渡ると合掌造りのお店や宿を通り抜け、メイン通りに出られます。
 メイン通りのぶつかる黄色のフタのような印が「文化茶屋 郷愁」
目印になると思うので参考にして下さい。

昔はね~ 外見からはお店だと分からなかった穴場中の穴場でした。
メニューはコーヒーだけ500円 
いつも空いていたので、ゆっくりくつろぐことが出来ました。
現在はこんな感じ、目立ちそう~。
お店の中から田園風景にたたずむ明善寺がご覧いただけます。
昔も今も大人専用の、とっても静かなカフェです。


じゃらんnetさんの情報がとってもわかりやすいです!!!
スゴイ、と感動しました。他のお店の青文字の見出し上に
郷愁からの目安距離と時間が丁寧に記載されています。
とても参考になり、わかりやすい↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 天守閣展望台を目指すため、シャトル乗り場に向かいます。
地図Aの萩町はす池 駐車場へGO!!


萩町はす池 駐車場 シャトルバス乗り場

 白川郷の合掌造り集落を見渡す展望台へは、はす池 駐車場からシャトルバスがでています、シャトルバスはせせらぎ駐車場から出発している時期もありますが正式な乗り場はこちらになります。
 重要文化財「和田家」の近くです。片道10分 200円でした。
 10時から14時までの間に20分間隔で走っていますが、お昼休みがあり12時台の便はありません。
 展望台へは、荻町合掌集落から、なだらかな傾斜の歩道を登れる道もありますが、登りはシャトルバスを利用して帰りは歩道を15~20分で降りるのが人気です。
 白川郷の風を感じながらゆっくりと坂を下り、合掌造りの民家が見え隠れしながら、とても有意義な時間です。
お勧めします。

城山天守閣展望台

合掌造り民家を展望台からご覧いただくと 
展望台からは、このような景色になります。
お写真は田植え後の春を感じられますが、田畑が黄金色に染まり、小さな田園一枚一枚の配色が
微妙に異なる風景は、息をのむ美しさです。


 白川郷にいらしたら、天守閣展望台からの景色は外せません。
 筆舌に尽しがたい美しさ・・・郷愁・・・感動です。「城山天守閣」というのは食堂の名称で、実際には無料の展望台になっており、たくさんの観光客がそれぞれに時を刻みます。

 展望台からは、荻町の民家や白山などの自然を一望することができます。大自然の風景と古き街並みが絶妙に合わさって他ではみることができないような光景が目の前に広がっています。
 視界の中央にどっしりした切妻合掌造りの和田家を配した静かな荻町のたたずまいが、四季折々の自然に彩られます。
 荻町城跡の台地西北部は断崖絶壁になっています。このような典型的な中世の城山の背後に見えるのは、白山連峰です。

天守閣展望台から撮影の 消防訓練 圧巻!!!

重要文化財 和田家

世界遺産地区内で最大級の合掌造りであり、唯一国の重要文化財に指定されています。家主は江戸期に名主(庄屋)や番所役人を務めていました。
また、白川郷の重要な現金収入であった焔硝の取引によって栄えました。


和田家は、世界遺産地区内で最大級クラスの合掌造りであり、唯一国の重要文化財に指定されています。江戸期に名主(庄屋)や番所役人を務めていました。また、白川郷の重要な現金収入であった焔硝の取引によって栄えました。大人500円 子供150円 現在も住居として生活しながら、1階と2階部分を公開しています。(生活スペース非公開)2階から眺める景色も、お楽しみください。


夢の中 民話の世界に いた私

白川郷の雪は12月下旬から3月上旬までの間、美しく降る

 数年まえ、白川郷ライトアップのツアーを担当しました。
 バスの車内でお客さまへの説明をすませ、せせらぎ駐車場でからの自由散策は90分くらいのメインイベント。
 雪が静かに降る夜、上の写真とまったく同じ、美しい風景と暮らしの中に私はいました。
 しんしんと天から降る雪が積もってゆく・・・人が大勢いるのに何と静かなのか??厳粛ながら温かな空気がとても不思議でした。
 寒くない「なぜ・・・?」夢の世界にいるような不思議な体験が忘れられません、また訪れたら同じ体験ができるのかしら??

荻町合掌集落のある大野郡白川村は霊峰白山の麓に位置し、日本有数の豪雪地帯。
冬は約4~5ヶ月もの間、深い雪に覆われます。
茅葺き屋根にこんもりと積もった雪が光に照らされ、一面に広がる銀世界はなんとも幻想的です。

白川郷ライトアップは1月16日~2月20日まで
毎週日曜日開催される予定です。
1回目 1月16日(日) 17:30~19:30
 2回目 1月23日(日) 17:30~19:30  
3回目 1月30日(日) 17:30~19:30
4回目 2月 6日(日) 17:30~19:30
5回目 2月13日(日) 17:30~19:30
6回目 2月20日(日)
17:30~19:30

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岐阜県飛騨地方のお土産 さるぼぼ 白川郷にもいるよ~


 さるぼぼは飛騨地方のお土産として有名で、猿の形をした人形のことです。子どもの成長や健康を願う意味が込められているとされています。
 飛騨弁では赤ちゃんのことを「ぼぼ」といい「猿の赤ちゃん」という意味があるようです。

さるぼぼも コロナ対策 皆様~ お待ちしております~

 今の時代、その土地に行かなくても、土地のお土産が買えたりしますが、せっかく旅をしたのなら、その土地のものが欲しいものです。
 岐阜県でさるぼぼを買いそこなってしまった私は、岐阜県と長野県を結ぶ安房トンネルをぬけて長野県に戻ってきました。
 まだ、心は岐阜気分、長野県平湯、県境付近ならまだ、さるぼぼが買えるだろうと思っていましたが甘かった~
 岐阜ではあんなに目にしたさるぼぼが、長野に来たら全くいない。
さるぼぼのお土産はお早めにお買い求めください。

 しかし平湯バスターミナルにさるぼぼはいなかったけれど、富山県のホタルイカ醤油漬けを店頭販売している業者さんがいました。
 試食品をいただいたらとても美味しく、私が一っ買うと続いてお客様が次々と購入、ホタルイカ醤油漬けは完売したのです。
 その業者さんがいつもいるわけではない、それも旅の楽しみ。


最後まで、お読みいただき、誠にありがとうございます。


白川郷の消防訓練!!故郷は村人団結して 守るのだ!!!


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