BUMP OF CHICKEN "Silver Jubilee" 7/3 幕張メッセ

2月にあるはずだったライブの延期公演に行って来ました。
セトリのリンク

BUMPをご存知の方なら分かるでしょうが、このセトリは凄いです。
というか、最近のレコ発でないBUMPのライブは、かなりの確率で、「滅多に演奏されない」とか、「とても久しぶりの」というような曲が演奏されるので心の準備が大変ですね。


ここ最近色々あって、考えてたことが吹っ飛んでしまったので、今回は特に印象の強かった二曲についてを中心に書く。
人間は、想像していなかった喜びに対してほど反応が遅れるのだなと。二曲ともに、始まって数秒間、情況を把握出来ずにいた。

まずは、イノセント。
この曲が収録されているCOSMONAUTというアルバムが、まずとんでもない出来で、私は当時、特に色々な音楽を聴こうと躍起になっていたのだが、その中で改めてBUMP OF CHICKENというバンドの素晴らしさを見せつけられたと感じたのを覚えている。
そのアルバムの13曲目に収録されているのが、このイノセントだ。
歌詞が恐ろしい。まるで旧知の間柄であったかのように、私の抱える歪みを指摘してくる。そしてその全てを否定することなく受け入れるかのようなサビ。唄は側に!
この曲のギターの音がとても好きだ。まるで歌詞を聞き手に聴かせることに特化させたかの様なフレーズ。曲調とは雰囲気の異なる鋭い歪みで、かう歌詞を、唄をしっかり乗せて運んでくる。色々な曲を聴いてきたけど、ここまで独特なギターの使い方の曲を、この曲を除いて他に知らない。
ライブで聴けてよかった。

そして、才悩人応援歌。
キラーチューンですよ、まさに!
数ヶ月後に、若者向けのイベント?に出演するとのことで、そこで演奏されるのだろうなと思っていた。だから、今回はないだろうなと半ば諦めていたので、イントロで面食らった。
この曲に、どれだけ助けられてきただろう。聴くのはもちろんのこと、歌うと本当に元気が出るんですよね。
ライブで聴いててニヤけてしまったのは、間奏後の、隣人は立派から始まるあの部分。あそこを歌うには、あの歌い方しかないんだという答え合わせをもらえた気がした。
以後は余談なんですが、この曲が前に演奏されたのはたしか、Hello,world!の購入者限定ライブだったはず。そのライブのチケットを私は当選していたんですよ。だがしかし!クソみたいなチョンボで入金を忘れ行けなかったという経緯がある。しかもそのライブでは、個人的に思い入れの強い曲が演奏されていたという。そのうちの一曲がこの曲です。死ぬまでに聴けて良かった。死んでも死にきれないですからね。他にはハルジオンも以前聴くことが出来たので、あとは太陽を聴ければ…!


拙い記憶で申し訳ないが、こんな感じです。
他には、メンバー紹介のときに固い感じだったチャマが、公演の最後に写真を撮るにあたって、声を上げて笑っていたのが印象的でした。どんどん笑ってくれ!
あとは、最後の藤原さんの話。
バンドの一番しんどい時期を、君たちに救ってもらったと。
いやぁ恐れ多いですわと思いながら聞いてました。そんなこと言わんでいいのに、と。私は私で、人生の一番しんどい時期を、BUMP OF CHICKENの曲に救われてきたからあの場に立っていたのであって。
でも、そんな事を言ってもらえたからという訳ではないけれど、これからもより一層ひとつひとつの曲をしっかり聴いて理解して、ライブに通い続けようと改めて思いました。


これからも共に!

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