ワインって美味しいの? うーん、飲みやすいけど白しか飲めない。赤はなんだか飲みにくい。 あれでしょ、なんか飲んで味のこととか、銘柄のこととか、喋れなきゃ、ダメみたいなプレッシャー!! あー。 魚に白とか、肉に赤とか知ってなきゃ前提とか、うんちくとか面倒くさいよね 大賛成。 自身、そういう業界にいたことあるので、そういう話、何万回も聞きました。 イタリアワインの重鎮 内藤和雄さんが何かの本で、仰ってたのですが、バローロには、ホットドックがとっても相性が良いと。
会ったことありますか? 紳士、ジェントルマンって人に。 まあ、ないですよね。自分もです。 イメージの中では、この単語聞くと、きっと 「日の名残り」のダーリントン卿みたいな人なんですかね。 天井の高い屋敷に住んでて、シガーや、ワイン、ブランデー、 スティーブンス氏みたいな、優秀な執事がお付きにいて、 何の仕事してるか分からないけど、まあ、富豪で、 ウェットに富んだ言葉を連発して、笑い方も上品で...... そんな感じなんですかね。 先日、髪を
若い頃は、といっても14-5年前ですかね。 どこか遠い土地にいけば自分は、変われる。 生活のしがらみからと時間から、逃れられれば新しい世界と価値観が広がりそれを自分で、手に入れらる、なんて夢想していた時期がありました。 旅行すれば、悟りをひらけるぐらいの感覚だったかもしれません。 ヒッチハイクが、周りの友達の中で流行った時期がありまして。 学生で時間あるので、自分も参加しようと。 沢木耕太郎さんの深夜特急なんか読んでて憧れてたもので。
人生で、痴漢に遭遇したのは、これで2度目のことです。 1度目は、日比谷線の車内の中で。それは、またの話で。 で、今回。 暑い夏でした。用事があって六本木から渋谷まで、246をずっと自転車でのんびり走ってました。六本木からですと、西麻布の交差点でぐっとおりて上がって、それからは、比較的なだらかなに下がっていっている感じ。比較的漕ぐの楽な感じなんですよね。で、たらたら。自転車のカゴを気にしながら。 友人の結婚式の祝いということで、六本木のワインショップで、シャンパン購
生まれた時の記憶がある、と言ったのは、三島由紀夫でしたっけ? あやふやな記憶を辿りながら、ちょっとした実証めいた証拠を並べながら、それでも産湯の盥の光が記憶にあるみたいなことだったと思います。 好きな季節を尋ねれば、人は、きっと、生まれた季節を答えるでしょう.... それは、きっと、記憶のはじまる風景だから。 季節の風景だったり 肌に感じる温度だったり 緑の匂いだったり 心地よく感じる風だったり 生まれたばかりの新鮮な記憶が残ってい
野球好きの友人が、言ってて記憶に残っているんですけど、 「球場に観戦に言った後は、必ずじっくり夜のスポーツ番組を観る。 で、翌日のスポーツ新聞を何紙も買って読む」 試合、球場の雰囲気、自分の楽しみごとを記憶の中で再現して浸るのが楽しいらしいです。 映画好きの友達が、「午前中、映画観ると、観終わった後に時間が沢山ある気がして充実した気分になる」 なんて言ってて。 まねしてみたんですけど、どうもしっくりこない。観終わった後に、映画のシーンを思い出したり、ストー
夏の原風景でよく思い出すんですけど、自分が5歳くらいの時、うだるよう暑さの中、散々遊んできて、からっからっで、いつもの冷蔵庫の麦茶を飲まず扉をパタンと閉めて。ふと、台所にテーブルに積んであったトマトが目に入ったんです。近所の畑やっている人の差し入れてくれたみずみずしくて赤くてちょっと歪な形のヤツ。 5歳当時の私、大のトマト嫌いで、果肉の見た目のエイリアンの内臓みたいな造形と色、あのすっぱさとか、いやで仕方なく母親がサラダに入れても食べるの拒否しつづけていたんですけど。
「愛の結晶作用」つって今聞くと、ちょっと恥ずかしくなるような題名ですが、発表された当時の19世紀のパリでは、違ったんでしょう。 スタンダールの著の恋愛論、思春期に読んで、すごく納得したところがあります。 恋の結晶作用が、3段階に分かれていて解説されてたんですが、 第1の結晶作用は・・後ほど・・ 第2が、恋愛対象と喋りたいという欲求 第3が、触れたいという欲求 ふむふむ、よく分かる、だいたい付き合う時に踏むステップの順番ですよね。 で、第1の結晶作用、はじめ読
「どういうこと?」 「ない?そんな風に思ったこと?」 「ないよ」 「本当にない?」 「んんん、そういえば、.....」 「なになに?」 「ああ、なんか、木漏れ日で、たくさんの葉のシルエットの隙間から、ちらちら光の様子が見えるみたいな感じの?」 「ああ、いいね、続けて....」 「海に入った時に、なんかうまく表現できないような安らぎを感じる瞬間な感覚とか?」 「そうそう、他には?」 「ないよ、そんなに要求されても」 「 "インタース
枚挙にいとまがないのかもですが、世の価値観のびっくりするくらいの変化とか、転換とか、ひっくり返る感じってなんでしょうね。 価値観の転換とは、表裏一体、聖と俗、美と醜、悲劇と喜劇、有名、無名...まあ、いろいろ。 そんな中、いっつも思うのが、「 タバコ 」の変遷ってえらいことだなと。 だって、そもそも僕らの若かりし頃ってもう、20年くらい前のハナシになるんですけど、吸うきっかけなんて「憧れ」でしたから。 「タバコ吸うのってかっけえな」ほとんどの皆がそういう感じ
私の田舎は、ちょっと外の人にも誇れるような花火大会が8月に催されます。 田舎人なりのささやかな勲章とでもいうのでしょうか、ちっちゃな頃から、あの花火大会 は、本当に凄いんだよ。数といい、質といい。 なんて、親や、周囲の人から聞かされていました。 で、思春期のはなし。 だから、みんな、異性を意識した年頃から、小学生の高学年くらいかな。 誰に、告白して、誰と花火大会に行くか?なんてことのすごい妄想がはじまります。 もう、暑くなると同時くらいに、頭の中もそれをなんとか
人のオーラは、どこからでてくるんでしょうね? よく舞台の役者さんや、旬な人を華が、あるとか言ったりもします・・・・・ オーラ=華 ともいえるのでしょうか? 村上龍さんがエッセイの中で、歴史に残る名作の数々を撮った映画監督のフランシス・フォード・コッポラにはじめて会った時に、もの凄いオーラを感じたそうで、分析するに自分が、知っている監督の偉業や、尊敬の念やらそういう知識が、オーラを見させたとも書いていましが、私には、それとは、少し違った体験談があります。
憧れませんか? ふたご。 実は、申しまして私、ふたごの姉をもってまして。 ずっと、羨ましかったんですよね。 羨ましいついでにいうと、高校時代、姉二人、ひとりの人を好きになり、 とりあって三角関係みたいなことやってて。 その男性、羨ましいと思っておりました。 また、姉弟、仲良かったので嫉妬心が少々あったかなと。 今、ふたごにまつわる思い出すことあれこれ。 エピソード① 小学生の頃かな。母親から二人の姉が夏の日の午後、微睡んでいて。 電話があ