【疑問】中学生のスマホ持ち込み
こんにちわ!KIYOtakaです。
今朝、ウェブニュースに中学生の学校へのスマホ持ち込みを条件付きで許可するというニュースがありました。
いや、小中高とスマホの持ち込みを拒否っていう意味がわからないんですよ。
スマホという道具の必要性
さて、まず香川県をはじめゲームと言うものをよく思ってない年配者が多数いる事実と、スマホをゲーム機程度にしか認識してない国民が多数いる事実が問題です。
最初にハッキリしておきたいのは、悪いのはスマホではなくユーザー側だと言うこと。
スマートフォンとは日本語で「賢い電話」です。
ざっくり言うとパソコンの機能を従来の携帯電話に組み込んだ様なものです。パソコンなんです。
スマホ=小型パソコン(電話機能付き)という認識にはなりませんか?
パソコン用ゲーム、通称パソゲーと呼ばれるものもありますが、パソコン=ゲーム機の認識の人はいないですよね。
逆に、スマホを持っていてもゲームを入れていない人もいます。ゲームをせずに、スマホで読書なんて人も多数います。
では、学校に読書端末を持ち込めないという事は読書をする機会を奪っているという考え方もできます。
そもそも、学校でプログラミングの授業が始まったのに、1番身近にあるプログラミング教材であるスマホが持ち込めないのは、教育現場の矛盾に感じます。
大人も子供も、スマホとはゲームだけじゃなく色んな事ができる万能な機会だと言う認識を共通認識として持てば、持ち込み禁止なんかするら必要はないでしょう。
子供の考え方を伸ばすゲーム
いつか書いた覚えがありますが、海外ではMinecraftを使った授業があったりとゲームは遊びの範囲を大きく超えています。
マイクラ内のルールで回路を自分で考えたり、プログラムを打ち込めるブロックさえあります。
その他にも、このnoteにもちょくちょく登場するディシディアファイナルファンタジーオペラオムニアはターン制のゲームで100を超えるキャラから最大3人のパーティを組んで個性豊かなアビリティ(技)を使って攻略していくゲームです。
キャラクター一人一人の才能や特徴を把握して、相手の行動パターンを見て、ダメだったらパーティを変更して、自分自身で考えるゲームなので思考力が養われます。
ゲームで能力が開花する可能性を潰しているのが、この違和感のあるルールです。
まずは大人が理解しないといけない
もちろん、スマホ持ち込み許可だけだと、ゲームをはじめ授業に関係ない事をして支障が生じるかも知れません。
しかし、大人はどうでしょうか?
外回りに公共交通機関をつかい、移動時間ゲームばかりしてませんか?ダメと言うつもりはありませんが、ゲームだけですか?漫画だけですか?
大人のスマホに対する認識も「遊ぶ物」ではないでしょうか。
間違いではないのですが、スマホ=玩具の認識だと子供にはなかなか渡せないですよね。
でも、渡さないとデジタル分野の認知が遅れるかも知れない。今の日本の様に。
結局、スマホをはじめデジタル機器への認識をまずは大人がきちんとした上で子供の使い方等を指導していかないとずっと矛盾したルールのままになります。
遅れるの事は悪くない、悪いのは諦める事
今の日本の様に色々と過去に囚われ認識が遅れてしまう事はよくあると思います。
そもそも、今の世の中の流れは早すぎるので、着いていくのも必死です。
でも、着いていくことより、その中で自分に必要な物を選別する力の方が必要なんです。
そう、世の中に置いて行かれること自体は悪くないのです。悪いのは着いていけないからと全てを投げ出すことです。着いていこうともせず、選別さえもしない。やり方さえ聞かない。
そう、今の子供達は今までの日本をやり直してる訳ではなく、今後の世界を生きていくんです。では、我々大人は今後の世界で必要なことを子供達に渡さなければならないのです。
テクノロジー(だけじゃないけど)を否定するのではなく、有効な使い方を教えていかないと行けないと理解しましょう。
否定からは何も生まれず、変化からこそ新しいものが生まれます。
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