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【孫子の兵法と陰陽五行】一気呵成

以前別のブログにアップした考察記事のコピーです。

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 少し前のお酒の席で兄弟子の先生がおっしゃっていたことは

 「陰陽五行の相生相剋論は処世術、成功法則、自然の法則、わりかしなんでも当てはめることができる」

 ということ。

 ※陰陽五行説とは、ざっくりいうなら万物の根源を構成する5要素(木火土金水)があると想定し、それに基づき世界をみていくという理論。儒教、道教などの宗教思想、
算命学、四柱推命などの東洋占術、古代の政治思想にも色々入っております)

 全てを陰陽五行説で説明しようとするのも無理があるのですが、私も最近は起こった現象の因果について、割と陰陽五行のサイクルで考えることが少なくありません。

 ところで、「一気呵成」という言葉があります。

  一般的には

 ●文章などを、ひといきに書き上げること。また、物事を、一気になしとげること。

とネットでは書かれています。

 ただこの言葉の本来の意味は孫子の兵法からきており、ある孫子の兵法の解釈本(ビジネス本)にはこのように書かれています。

 ●蓄積させた力を一気に解き放ち、爆発的な破壊力を生むこと
 
 文脈としては、戦争において兵力が互角であっても、勢いを借りた攻撃で一気に均衡を崩すことができる、、、、というもの。

 また、私が仕事で会社の売り上げがなかなか伸びていないときにお世話になった方からいただいた言葉も同じで、確か

「一気呵成という言葉があり、コツコツ蓄えた力、コツコツしてきたことはある時一気に爆発して開花するものです」

といつか励ましていただいた記憶があります。


 この一気呵成という言葉を陰陽五行説の相生相剋論で私なりに解釈するなら・・
 土生金、つまり、、、、

 ●ある一定期間のコツコツの蓄財、行動の積み重ね、力の蓄積←(土性の陰、司禄星)
  が
 ●あるときの短期的な爆発的砲術により現実的な成果、あるいは大義を生み出す←(金性の陽、車騎星)

という流れになるのではないかと。

 (さらにいうならその流れの次は水性の陰がくるので、学びや知性などが入ってくるとうことになります)

 実際、当時言葉の通り腐らずコツコツ思ったことを続けていたら、ある時期から突然会社の売り上げが伸び、会社から与えられた予算達成できるようになりました。お世話になった方は経営者でもあるので、おそらく身を以て知っていたのだろうと思います。

  ちなみに、相生相剋論の現実的な応用の仕方は他にもたくさんあり、
 それは塾で先生よりご教授いただいているので今コツコツ実践中です。


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