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老後の不安や対策

老後に不安を感じている現役世代。

これは構造上の問題だと思う。

なぜかと言うと、多くの大衆が一般的で常識だと考える定年まで正社員という働き方に密接に関わっているから。現役で働いている間は極度の緊張状態でずっと仕事をしている。それを週5日、8時間以上を40年近く続ける。

そして、定年過ぎた途端、急に仕事が無くなるから毎日暇になって空っぽの状態になる。刺激のない生活が始まってしまうわけだ。今までは会社に面倒見てもらっていたから、大して深く考えずとも毎月給料は入ってくるし、職場の人間がいるから話し相手にも困らない。

でも、退職したら後は自分でどうにかしなければならない。

テレビを一日中見てボケっと過ごすのか。

それとも何か趣味や夢中に慣れることを見つけ、それに没頭するかで人生は大きく変わってくる。人間は何かしら不安を感じるもんだから、仕方ないけど仮に老後まで困らないぐらいの大金が得られたとしてもまた別の不安が出てくるだけだ。

今度はお金を失うことに対して恐怖する。

労働者は自由に慣れていない。

文句を言いつつも誰かに命令されたほうが楽。

考えなくていいから。

これが社畜と言われる理由だろう。

老後不安を感じるのは全て考え方の問題だ。

例えば、年老いて体が思うように動かなくなる前提で介護施設に入ろうだとか、誰かに面倒を見てもらうのが当たり前という思考回路はまずい。ボケちまったら誰も面倒見てくれないという緊張感を持ったほうがいい。

自立心や独立心を持たなければならない。

介護施設には入りたくない。

介護施設に入って高齢者同士でずっと過ごしていたら確実にボケやすくなる。毎日話す会話内容は必ず自分に影響を与えるから、周囲にいる人が認知症だらけだと自分も認知症になる。自分と違う若い世代と関わってみたり、新しい仕事や今までやったことない事を始めたりするのが大切になってくる。特に語学ができるとかなり強みになる。

外国人とコミュニケーションが取れれば色んな価値観に触れられて刺激的だ。海外旅行するのも一つの手だ。

定年過ぎたら全くお金稼がない前提で考えると人生しんどくなる。

緩く働いて小銭稼げる仕事を一生続けるぐらいの感覚が丁度いいと思う。

凝り固まった考え方をしていると0か100かみたいな極端な方向に行ってしまいがち。現役の時はフルタイム労働、老後は全く働かず年金ぐらしみたいな。この人生設計は日本がまだ景気良かった時代に常識とされていた考え。今の時代には合わない。

結論を言うと、老後の対策は一生緩く小銭稼ぎできる仕事を見つけること。

適度に刺激を得られる人間関係を構築したり、趣味に没頭するなど。



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