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「ようやく“ハマる”場所に出会えた」JINSで個性を大解放したら“勝ちパターン”を手に入れた、店舗開発リーダーの話 #01

「私の強みとやりたいことが、JINSに来てようやく“ハマったな”という感じ」

個人・法人への営業職、事務職を経て、現在はJINSの店舗開発を担当する山元麻有。通称「やまげん」。彼女が入社10年で手がけた出店・改装案件は、200にのぼる。#01 は、明るく、元気な、人気者。

JINSの元気印である“あの人”に、話しを聞きました。 業界になかった「勝ちパターン」を作り上げた山元が考える、店舗開発の醍醐味とは?

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新卒で入社した会社、9ヶ月で潰れる

「関西出身」という言葉がぴったりすぎる山元。大きな声で、ハキハキとした口調で語られる話には、パンチ力と必ず「オチ」がある。その話術に引きこまれ、インタビューの時間がほんの一瞬のように感じられた。

関西の大学を卒業後、新卒で「自費出版」を扱う東京の会社に就職。いわゆる就職氷河期、やっとの思いで念願の出版社に採用されたのも束の間、「たった9ヶ月で潰れちゃったんですよー!信じられます?」と明るく話す。

「会社の経営が傾いているのは感じていたんですけど、個人を対象にした営業職だったので、なかなか辞められなくて...。同期で最後まで残っていたのは私だけ。でも、その会社で自分は人と関わることが本当に好きなんだということ、そして営業の仕事が向いているのかも、ということに気づけたのは、今でも大きな財産です」

2社目は、転職サービスを扱う大手企業に就職し、法人営業を担当した。

家庭の事情で、一時期関西の実家に戻ったタイミングがあった。当時、経営者であった父親と色々な話をする中で、忘れられない言葉があるという。

「“自分の好きなことをやって良いんだよ”、と言われて。改めて、自分の好きなことってなんだろうって考えたんです。いろんな人がいて刺激的な東京で、営業をやりたいんだと気づいて。東京での転職先を探している中で、JINSに出会いました」

忘れもしない、ボジョレー解禁日の面接

「面接の日のことは、今でも鮮明に思い出せます。ボジョレーの解禁日だったんですよ。最後の社長面接があっさりしてて、田中社長が『JINSでは毎年樽を買っていて、みんなで飲むイベントがあるんだよ、じゃ!』って言いながら退室したので。めっちゃ準備して行ったのに。。。え、私、誘われないの?って思ったんですけど(笑)」 

面接では求めらていないのかなと不安になったがやまげんだったが、すぐに採用の連絡はきた。 

そして、初めて会うJINSのメンバーは、それはそれは“濃い”人たちだったそう。社長の田中仁、常務執行役員でジンズ チャイナ社長の宇部真記、そして、山元の勤務初日にピンクのパンツスタイルで現れた当時のマネージャー松井。 「社長をはじめ、“個”が立っている人が多いなと感じました。考えも、発言も、ファッションも(笑)」。

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店舗開発とは、恋愛である

当時、社長から言われた言葉に「店舗開発の仕事って、恋愛と似てるんだよ」 

「出店、つまりお付き合いをスタートするまではワクワクするし、比較的楽しいんです。でも、移転・退店、コンセプトや条件を伝えることがすごく難しい。関係性をいかに長続きさせるか、環境が変わってもお付き合いを続けていくためにどうしよう、とか、自分自身やJINSブランドのオンリーワンの魅力を伝えるにはどうすれば良いんだろう、って考えている時、本当恋愛みたいだなって思います。しかも、答えは一つじゃないし、店舗それぞれに魅力や課題がある。」 

2016年に、ルミネ新宿店にオープンした新業態「rim of jins」もそうだ。従来とは異なるターゲットにもリーチするために、女性向けに雑貨とメガネを組み合わせた店舗をファッションビルに展開するという、新たなコンセプトを取り入れた。 

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「rim of jinsは、JINSだからこそできたブランド。たった4人しかいないチームに、ゼロからコンセプト作らせて、開店まで任せるって、どうかしてません?!でも、会社の熱意を感じていたからこそ、しっかりやり遂げないと、と思って必死でした。rimはJINSだけでなく、業界の異なる企業と一緒にお店を作り上げる一つの経験になりました」 

この頃から、ロードサイドへの出店、スターバックスに併設した店舗、家電量販店やホームセンターへの出店など、これまでにない新しい「場所」への出店形態も増え始めた。駅ビル・ファッションビル・ショッピングセンターへの出店から、男性客やシニアの多い家電量販店やホームセンターまで、その守備範囲は実に広い。 

店舗開発未経験からJINSの「勝ちパターン」を作り出し、もはや無敵状態とも言える山元。今後の目標は? 

「シェア率ですね。部の方針ではまだまだシェアの拡大を目指せる計算。向こう5〜6年は、店舗開発を地道に、でも派手に!続けて行きたいです」 

山元が手がけるJINSの店舗。今後、どんな「新しい」取り組みが見られるのだろう。 話が盛り上がりすぎて、予定時間を大幅にオーバーしたインタビュー。この話の”オチ”を聞けるのは、もうしばらく先のことになりそうだ。

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・個の立った“濃い”人たちとチームで仕事がしたい
・自分なりの「勝ちパターン」を見出したい
・明るくて、元気で、新しいことをつくるのが大好き

こんな方は、ぜひJINSの門を叩いてみてほしい。メガネを超えた、新しい「ものづくり」に挑戦できる出会いが、環境がある。

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