フラメンコギタリスト沖仁

フラメンコギター弾きですが、ギター以外のことも書いたりします。 www.jinoki.info

フラメンコギタリスト沖仁

フラメンコギター弾きですが、ギター以外のことも書いたりします。 www.jinoki.info

    最近の記事

    沖仁 フラメンコギターWorkshop "El Toque"

    2024年に初の演奏会をやりたい!という目標を立てて、活動を加速しているEl Toque。演奏会のイメージや、それに向けての2023年のWSの大まかな流れが固まってきたので、お知らせします。 まず、演奏会の日程が決まりました! 演奏曲のイメージは、 などなどです。その他、レパートリーや編成の希望があればご相談したいと思います。 上に挙げた曲は、これまでのワークショップで取り上げた曲ばかりですが、 今年のWSでは、取り組み中のノクターン、フエゴを仕上げつつ、新規のレパー

      • 沖仁 Workshop "El Toque[エル・トーケ]"

        最近あちこちで、事あるごとにこの話をしていますが、 沖仁フラメンコギターワークショップをより本格化し、2024年春に初の演奏会を開きたい と考えています。 ワークショップは、もうかれこれ10年以上前から年に数回のペースで続けてきました。一貫したコンセプトは「一期一会」。定期的な開催でもなく、毎回一度きりで完結する教材を作り、(何回かで1曲を仕上げるスタイルもありつつ)、都度受講生を集うやり方。毎回受講生が入れ替わって構わないし、気が向いた時にまた戻ってきてくれたらそれもまた

        • アンダルシアンギター NEW モデル

          アンダルシアンギターの新モデルを試奏させてもらった。 前回試させてもらったスタンダードモデルは、個性的な見た目でありながら正統派なフラメンコギターで、音量、音質ともに豊かでパワフル、ソロにも伴奏にも使えそうな印象だった。今回は演奏性に特化した小ぶりなモデルということで、一体どんなギターなのか弾くのを楽しみにしていた。 弦長634mm、17フレットネックジョイント、1弦の最高音は24フレット、さらにダブルカッタウェイ、他にも一般的なフラメンコギターでは聞いたことの無かった独

          • ギター弦レビュー#2

            Knobloch [ノブロック]という弦を使わせていただいたのでレビューしようと思う。(クラシックギター用として販売されているので、あくまでフラメンコギタリスト目線から。) 今回試したのは3種類。テンションはどれもノーマル。低音弦は3種とも共通で、高音弦のバリエーションとなる。 CX カーボン :  カーボン弦 QZ ナイロン : 細めのナイロン弦 SN ナイロン : スタンダードなナイロン弦 CXカーボン   ノブロックに限らず、カーボン弦は通常のナイロン弦とは感

            久々にワークショップ開催!

            フラメンコギターワークショップを久々に開催します。 それも対面式で。 コロナの影響で去年の春からワークショップをzoom形式に切り替えてなんとか続けてきましたが、やはりどうしても叶わなかったなかったのが、合奏。 ネット上でのタイムラグと音質のクオリティがハードルとなって、やはりそこだけはクリアできずにいました。 元々「フラメンコギターアンサンブル」という名前をつけて、 ソロはもちろん合奏でフラメンコギターを楽しみたいというコンセプトだったから、一堂に会してのワークショップは

            フラメンコギター弦レビュー#1

            新しく発売されたフラメンコギター弦を試奏用にいただいたのでレビューしてみようと思う。 今回紹介する3種の弦は、Solera Flamencaからリリースされた新商品。Solera Flamencaはフラメンコギタリストの間では有名なバルセロナのショップで、ギターの品揃えもさることながら、そこを訪れた著名ギタリストたちの試奏動画が数多くSNS上に上がっていて、個性の際立った演奏、また録音へのこだわりからもショップのクオリティの高さがうかがえる。 これらの弦は、SNS上でたく

            Marco A. Tejeda[マルコ・アントニオ・テヘーダ]

            ここ1ヶ月以上の間続いていたギター探しがようやく終わった。 Marco A. Tejeda  弾けば弾くほど発見があり、知らない自分を引き出してくれる、 時間が許すならいつまでも弾いていたくなる、そんなギター。 思えばだいぶ前から伏線はあった。 フラメンコギターをソロで弾くシリーズ、solitoを始めてからというもの、これまで使っていた楽器に若干の違和感を感じ始めていた。 一言で言えば、フラメンコギターは少なくともパルマなりカホンなり、場合によってはバイレなりカンテなりと

            "上手くなる"ということ

            ギターが上手い、とはどういうことでしょうか。 僕が思うに上手いギタリストとは、「頭の中でイメージしている通りの音を出せる」人のこと。出そうとしている音を、思った通りの音量、音質、表情、リズムで奏でることができたなら、間違いなくあなたは上手いギタリストです。 もちろん実際にはなかなかその通りにはいかなくて、間違った音程を出したり、ノイズが混じったり、リズムがよれたりしてしまう。それを克服しようとして練習し、だんだん「上手いギタリスト」に近づいていくわけです。  では上達とは

            #StayHome Tango セッション

            完成しました! こちらの記事で募った皆さんによるリモートセッション。 壮大なtangoとなりました。 https://www.youtube.com/watch?v=pXu-7DXiBUI かなり編集で苦労しましたが、予想を上回る楽しさでした。 ありがとうございました!

            #StayHome Vol.2 Tangoセッション

            "メルチョールの"家で遊ぼう企画、 おかげさまで盛り上がりました。 たくさんの方のご参加、ありがとうございました。完成した動画がこちらです。 https://www.youtube.com/watch?v=TCsY-Gd-MJY さっそく企画第2弾です。 #StayHome タンゴセッション 音源/動画に合わせたあなたのパフォーマンスをお送りください。 パルマ、楽器、踊り、その他のパフォーマンスでもOK。 一部分だけの参加もOK 音源/参考譜面 ダウンロード 動画の

            ” メルチョールの”家で遊ぼう

            新企画です。 ・僕の”メルチョールの家”という曲にパルマ動画で参加しませんか? ・他の楽器でもOK。ギターでも踊りでもどんなパフォーマンスでも。 ・顔出しNGの方は変装を。 動画の作り方 演奏を聴きながら演奏(パフォーマンス)して、スマホなどで録画してください。その動画を送って下さい。ファイル形式は一般的なものであれば大丈夫です。 (イヤフォンをして演奏した方がきれいに仕上がるかもしれません。) こちらで1本のコラージュ動画にまとめ、 YouTube等にアップします。

            #stayhome #classicalguitar

             ここしばらくはクラシックギターばかりを弾いている。聴くアルバムもなぜかクラシックギター作品ばかり。アサド兄弟、Jan Depreter 、Berta Rojas・・日本のギタリストの皆さんの作品も新鮮な気持ちで聴き直している。 ここへ来て、フラメンコを始める前に傾倒していたクラシックギターへの熱が再燃している感じ。  弾き手にとってフラメンコとクラシックの大きな違いには、まず爪の削り方がある。音のキレを重視するフラメンコでは爪の頭をほぼ直線状に削るのに対して、甘い音を求め

            美味しいコーヒーの(かんたんな)淹れ方

            近頃、コーヒー好きにいよいよ拍車がかかって来た。 どれくらい好きかと言うと、朝布団から出たくなくて、もそもそしている時、 「そうだ今日はあのコーヒーを飲もう」と思い立って這い出て来るくらい。 ほとんど単なるカフェイン中毒なのでは、とも思うけど、飲む量は安定していて、1日にマグカップ4杯を超えることはないからとりあえず良しとしている。 12年住んだ葉山にも、ここ軽井沢にもコーヒー豆専門店はたくさんある。 人生をかけてコーヒー道を極めんとする方々は多い。 (コーヒーハンターの異

            Water Road Guitars

            待ちに待ったアコースティックギターがやって来た。 Water road guitarsのアコギ。 香津美さんがメインで使っている1本。 いつもその音色をそばで聞いていたから音が素晴らしいのは知っていたけど、やはりナイロン弦とスチール弦の壁は厚く、フラメンコギタリストにとっては縁のない楽器だと思っていた。 ことの発端はTwitter。 とあるアコギ弾きの方の動画をたまたま目にして、このピッキングのニュアンスは実はナイロン弦とあまり隔たりがないのかな、と思った。早速その方にコン

            今年の終わりに

            2019年が終わりますね。 今年は秋から冬にかけてのsolito〜独奏〜シリーズが一つの山場だったから、やはりギターと1対1で向き合う時間が多くて、その中で気づかされた事もたくさんありました。 元々solitoシリーズでは、「フラメンコギターの豊かさを伝えたい!」というテーマがありました。 でも、そう思いながらも実際にギターを弾いていると、フラメンコギターの豊かさって一体何なのか、僕自身のイメージもぼんやりしていることに気づかされた。 伝統の厚みが豊かさ?音色が多彩なこと

            声を上げられないから弾く

            今日は2番目の子の運動会の観戦の日でした。 年に数回ある子供の行事、合唱やらお楽しみ会やらではいつもグッときてしまう瞬間があるけれど、今日もそれが何度も訪れた。 来年春から僕の仕事の都合で長野に移住する旨はもう周りの方々に伝え始めたので、ああここでは最後の運動会だなあ、という感慨にも浸った。 でもそれとは別に、自分が妙にグッと来てしまうスポットというか、ツボの様なものを発見した。今日はそのお話です。 応援合戦のコーナー、てあるじゃないですか。いわゆる押せ押せ紅組、行け