3/25-26 WS "El Toque" 教材について

大変時間がかかってしまいましたが、次回のワークショップの教材一式がやっと完成しました。

今回は、1回(=3h.)で1曲を仕上げるということで、普通のWSよりも教材のボリュームもアップしています。でも、皆さんが初めて取り組む曲ではなく、過去のWSで取り上げた曲をリアレンジして完成度を上げた形になっているので、すいすいと弾ける方もいるかなと思います。(忘れているかもしれませんね。)

タンゴは、2018年に取り組んだベーシックなアレンジを元にしています。
全くの入門の方でも無理なく取り組めるように意識しつつ、上級の方がその実力を遺憾無く発揮できるよう、アドリブソロ回しのパートも作りました。
WSでは、コンパスの刻み方のバリエーションをさらいつつ、希望の方にソロを取ってもらい、皆でセッションできればと思います。compas、falseta、tapaoといった専門用語や特殊奏法についても丁寧にみていきたいと思います。

ちなみにタンゴのクラスの前の入門クラスでは、ゆうにゃん先生にタンゴの入門パートの予習もしてもらう予定。

アレグリは、大作になりました。
"ボリビアの朝”という僕の1stアルバムからの1曲をもとにした、2020年に取り組んだアレンジがすでにあるので、それを少し手直しして・・と思っていたのですが、もう少し工夫を盛り込みたくなってきまして。。
まず上級は、元々僕がアルバムで弾いている弾き方にかなり忠実にしました。
結果、レベルが跳ね上がりました(笑)。
反対に初級アレンジは、省略できる音はどんどん省き、技術的にかなり弾きやすくしました。簡単だけど原曲の雰囲気は保っているというギリギリのところに収まったと思います。
中級は、その中間のイメージです。
また、端折っていたオリジナルのファルセータ(フレーズ)を全部入れようかと考えましたが、長く難しくなりすぎるので、新フレーズは1つにとどめ、タンゴ同様、循環コードの中でのアドリブソロ回しを入れてみました。ギターを膝に置いたままパルマを叩く箇所も作ってみました。
おそらく来年の演奏会の中でもかなり聴きごたえのある1曲に仕上がる予感がしています。

教材には新しい試みをいくつか盛り込みました。

・タブ譜と五線譜を分けました。
 弾きながらページ数が増えすぎるとめくるのが大変なので・・
 必要なものだけプリントアウトしてください。
 またタブ譜に指番号が入ると数字だらけなので、漢字に統一しました。
 各レベルのアレンジが並んだスコアも作りましたが、
 タブ譜と5線譜それぞれ20ページ以上あるので、
 今後もし希望があれば配布しようかと思います。
 
・音源はきっちりコンパスと共に弾いて、映像はものすごくゆ〜っくり弾きました(間違えながら)。

ワークショップの詳細はこちら。https://www.jinoki-fge.com/workshop
新規の方のご参加もOKです。




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