【画像でみる人民新聞】12月15日,1702号 3面

<右>10月の論説委員会のテーマである「所得格差と貧困」について山田編集長が書いた。中曽根元首相から始まった労組弾圧と民営化・福祉削減など、資本主義の利害を体現した政治。現在の安倍政権下の日本はアメリカに並ぶ、国際的に格差の大きい国となってしまった。世界中で起こる民衆蜂起は、国家に再分配の責任を問うポストキャピタリズムの実践である。

1702F2 12月15日_p003

<左>シネマブロス 宗像修一さんによる「福島に生まれ福島に住んで 原発と水害の渦中で県民性を問うてみる」。原発の事故や台風19号の被災地として広く知られることとなった故郷福島。自然豊かな地域には、8世紀にヤマト王権から国内植民地と位置付けられ、明治政府からは軽んじられてきた歴史があるという。特に保守的でも革新的でもない、生活を重視する福島の人々の暮らしを、原発事故は根こそぎ奪ってしまった。

【お願い】人民新聞は広告に頼らず新聞を運営しています。ですから、みなさまからのサポートが欠かせません。よりよい紙面づくりのために、100円からご協力お願いします。