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心得42.人を見極める力を養う3つのポイント

 あなたが人の上に立つリーダーであればなおさら、人を見極める目、人を見抜く目を養うことが大切です。
しかし、人の本心を見抜くことは簡単ではありません。
 ここでは、儒教の始祖である孔子が説いた「人を見極める際のポイント」を紹介します。
 孔子は『論語』で以下のように説いています。

子曰、視其所以、観其所由、察其所安、人焉廋哉、人焉廋哉
(『論語』巻第一為政第二)
子曰く
そのなす所を視、
その由る所を観、
その安んずる所を察すれば
人いづくんぞかくさんや
人いづくんぞかくさんや

 意味は、次の通りです。
①その人物が何をしているのか、行動から判断する
 人は、口ではもっともらしいことを言っていても、本音は態度や行動に表れるものです。ですから言葉よりも、その人の行動をよく「見る」ことが大切です。

②何のために行動しているのか、その真意をつかむ
 人の行動の裏には、それを行う理由が必ずあるはずです。一見、善行のように見えても、じつは本人の利益誘導などの思惑が裏側に隠されていることもあります。
 真意はどこにあるのか、その人の行動の奥にある意図・目的を心の眼で注意深く「観る」必要があります。

③何に満足するのかを知る
 最終的に何に満足するのか、その満足の落ち着くところがわかると、その人の真のゴール、目的を知ることができます。

 組織で人の上に立つポジションに就くと、保身に走り、自分の周りをイエスマンで固める人がいます。
そうした組織では、イエスマン以外の問題意識の高いメンバーたちは言いたいことが言えず、言えても聞き入れられず無駄だと悟り、虚無感が漂い、結果として内部から腐敗していきます。
 天命・使命に生きるのか、それとも自分の王国を作りたいのか、リーダーの地位に就いたときの行動や振る舞い、満足具合などから、その人の本心が見えてきます。
自分の利益を優先する人物をリーダーに引き上げてしまうと組織はまとまらなくなるので、リーダーは早い段階で人物を見抜く眼力が必要です。
 そして、リーダーにとってもっとも大切なことは、「ミッション」「ビジョン」「バリュー」や天命・使命を共有する人物を見極め、組織など大きな枠組みのためにともに働いていくことができる同志・協力者を見出していくことです。

POINT
人を見極めるポイントとして、「その人物が何をしているのか、発言より行動から判断する」「何のために行動しているのか、その真意をつかむ」「何に満足するのかを知る」の3つがある。

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