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サービスとワガママは違う#私の一枚

皆さん、レタスはお好きですか!?僕は好きです、採れたての美味しいレタス。こんな風に、パンにチーズとハムと挟んで食べると、そりゃもう、、最高です。。※「私の一枚」は一番最後の写真です

この写真のレタス、実は僕の働くオイシックス・ラ・大地でおこなっている畑の体感研修で食べた朝どれレタスです。

畑の体感研修…オイシックス・ラ・大地が毎月おこなっている、年に一回以上社員が産地に直接行って、生産者さんと一緒に収穫や出荷をおこなう研修機会です

今回、僕は8月末に群馬県の昭和村でレタスをつくっている生産者さんのところにお伺いし、1泊2日で、レタスとミニ白菜の収穫や仕分けのお手伝いをおこないました。実際にお客さまの手元に届く大切な野菜です。

ちなみに、レタスやミニ白菜の産地を写真で見ると、こんな感じです。。

とにかくレタス、レタス、レタス…。一面、レタスです!!凄い!!続いて…

こちらは、ミニ白菜。手前の色が変わっているのは収穫した後です。

遠くに山脈を見ながら、ひたすら汗をかき続けます。

こうやって収穫したものをきれいに集めて、

センターへ。ここに集荷されたものが、関東近郊の都市部に出荷されていきます。下の写真はお世話になった野菜くらぶさんのセンター。山の中腹にあるセンターから見る景色はとても綺麗です

で、気になる私の一枚ですが、タイトルにもある「サービスとワガママは違う」という言葉に紐付いています。

今回、お世話になった生産者さんと収穫に向かう軽トラックの中で、あれこれお話ししている時に生産者さんの口から出てきた言葉。

僕らオイシックス・ラ・大地は、日々お客さまや生産者さんと向き合って、仕事をさせて頂いているのですが、お客さまの食をとりまく環境は日々大きく変化していることもあり、より良い食を実現するために、色々な変化を自ら創り出し、サービスや商品に落とし込んでいます。

一生活者としても食に対して、安全や美味しい、楽しいをついつい当たり前のように求めてしまいがちだったりするのですが、そんな中で生産者さんから放たれたタイトルの一言、私の一枚がこちらです

朝3時半、真っ暗闇の中で日々、都心のスーパーやカフェなどで使われる朝どれレタスの為に、生産者の皆さんはまだ夜が明けるだいぶ前に仕事をスタートしています。これはこの日だけが特別ではありません※もっと早い生産者さんは夜中1時過ぎから

スタジアムなどで使われるような大きなライトをつけて、まだ真っ暗闇の中でひたすらレタスを収穫してくださっています。ちなみにこの時間帯の収穫だからといって、市場に並ぶレタスの価格は変わりません。

これを当たり前だと取るか、サービスとして対価をしっかりお支払いするか。一生活者として、生産者さんのパートナーとして、とても考えさせられました。正直、僕に明確に答えがあるわけではありませんが、僕ら生活者は当たり前を当たり前として受け入れすぎているのかもしれません。

どんな仕事にもリスペクトを。その仕事をしてくださっている方々に対する想像力を。そんなことを考える木曜の夜。たまにはこういうテイストで締めくくりたいと思います。おやすみなさい…

明日はパンテーンの広告に関するアンサーを書いた寺口くん。彼のストレートな文章はいつも人の気持ちを動かしますね…

そして今週、すでに公開になっている月~水担当のみんな。noters、面白いメンバーです


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