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この狭い世界の片隅に。初めての転職で現れた3つの壁。#私と世界

noteを書き始めてはや2ヶ月。いまだnoteの書き方になれずにいます。書くペース、誰に向けて書くのか、内容…。日刊notersを始めてなお、日々アウトプットすることに試行錯誤しています。

書き始めて改めて思う月並みな感想は、小説家や脚本家、ライターなど、物書きの人って、凄いなぁってこと。※誰かが数ヶ月単位で心血注いで書いたものが、たかだか千円単位で読めるのだから、本という言葉の海はほんとうに凄い…

※大好きな漫画「少女ファイト」。登場するキャラが皆どこか弱点や欠点があり、その言葉の世界感が大好きだったりします

そんなこんな今日は、最近とある方とお話させて頂いた際に話した、「私」という狭い世界で生きてきた(今も生きている)僕が陥ったはじめての転職での壁の話をしたいと思います。

はじめての転職で現れた壁

2014年10月、新卒入社した1社目のD2Cを退職した僕は2社目のクックパッドに入社します。D2C時代、自分なりに試行錯誤して、社内外で色々なことにチャレンジしていた(正確にはさせてもらっていた)自分に、それなりの自信を持って。(※なぜ転職しようと思ったか、なぜクックパッドだったかはまたどこかで)

※当時の上司でお世話になった青沼さんと。あまちゃんが流行ってたんでしょうね笑

D2CはNTTドコモと電通が共同出資してつくったジョイントベンチャーで、モバイル広告の分野で業界をリードしており、会社としての性質はいわゆる電通の広告代理店文化を感じさせる会社でした。

そこからクックパッドというエンジニア文化の色濃い会社に飛び込んだ当初、見ること聞くこと話すことが180度と言っても良いくらいに変わりました。個人的な感覚ですが、Face to Faceで元気、エネルギッシュなコミュニケーションの中で何かを生み出していく会社から、ロジカルで本質的議論を大切にし無駄を丁寧に省いていく会社へ。

※在籍していた2016年9月当時、「日本の人事部」に取材頂いた記事

今でこそ自己開示も出来るようになりましたが、恥ずかしい話、転職直後でそこそこ仕事も出来るだろうと勘違いしていた僕は、そこから1年近く、ほとんどと言って良いほど活躍することが出来ず、社内の多くの同僚や先輩方にご迷惑をおかけすることに。それどころか当時の上司から「新卒より使えないね」と言われたのを昨日のことのように覚えています苦笑(実際、本当にそうでした…)

※何度も料理をしたキッチン。そういう意味では今も仕事で料理をする機会が多いです笑

ぼく自身が転職で向き合った壁は大きく以下の3つです。

①転職直後、自分の実力を勘違い、「型から入って」失敗

前職での経験を一旦、横に置くのではなく(必ずしも捨てる必要はないと思いますが)、経験に引きずられた状態で新しい会社での課題解決に向き合ってしまい、手段と目的をはき違え、本質的に解決すべき課題をおざなりにし、ソリューションばかりを提案してしまいました。自分の型ではなく、課題を抽出し、整理し優先順位をつけ、解決に取り組む。必要に応じて、学び、人を巻き込む。これが出来ていませんでした。その勘違いを同僚の方に指摘してもらって、ようやく気付くことが出来た時、少しずつ上手くいくことも増えた気がします

②強烈なエンジニア文化、「郷に入っては郷に従う」。相手を知る大切さ

新しい環境ではまず、環境やそこにいる人をしっかり知ること。コミュニケーションにおいて重要なことは、まずは相手を知ることで、その為には習うより慣れろの精神に。需要を正しく理解し、その上で持つものから供給する(持っていないものは学ぶか、巻き込んで供給する)。本当の意味で、社員は大切なパートナーであることを、その時に身をもって痛感しました

③相手との「言語」を合わせたコミュニケーション。距離を近づける

理解したら、それで終わりではなく、相手との距離をしっかり近づけていく必要があります。エンジニアだから、人事だから、違う職種だよねではなく、人事であってもエンジニアが日常的に利用するツールを用いたコミュニケーションをとってみる、こちらがやっていることもオープンに、どういう意図をもっておこなっているのかを伝えてみる。互いに歩み寄れる為には何をすべきか、相手が使っている「言語」を用いることで距離が縮まる。そんな体験をしました

①~③の壁に多くの人の支援で向き合えた結果、自分なりに転職直後から感じていた課題感も、少しずつですが解決できる部分が出てきました。

※それぞれがそれぞれの場で活躍しているクックパッド時代の大切な中途入社同期組。最近会えてないけれど、、

その壁は本当に越えるべき壁か

ここまで書いていると、転職したら誰しもに壁が出てきて、転職直後から活躍する為には「型から入らず」「郷に入れば郷に従い」「言語を合わせる」ことが重要なように感じるかもしれませんが、この話は誰しもに当てはまるわけではないと思っています。※そんなことは、このnoteを読まれている方々には明白ですが…

大切なことは、会社の向かうべきミッションビジョンに紐づいた事業をいかに加速させ、会社を活性化していけるかです。その為にフラットに考え、必要あらば、自分自身が変化する。壁は越えずに、迂回しても、穴をあけても、下から掘っても良いのです。大切なのは越えたその先の世界の実現。その為の変化です。その変化の際に、今までの経験や自分のつまらぬプライドが邪魔をしているなと感じたら、その時は①~③で書いてあるようなことを是非一度意識してみて頂けると幸いです。

※先日のオイラ大地の体感研修時に食べた収穫直後の朝どれレタスを使ったバーガー。全部オイラ大地の食材。美味でした…

大局を知り、対極を知る。自分が今いる場所は、常に世の中の誰かにとってはマイノリティかもしれないし、マジョリティかもしれない。自分の今いる世界は狭い世界かもしれません。それに気づけたときに、きっとその次に取るアプロ―チは変わってくるんだろうなと思っています。木曜未明に自戒を込めて。

notersもそれぞれの個性が出ていて面白くなってきました!笑

明日の寺口くんもお楽しみに!※そろそろゲスト枠も動くのかな⁉笑

#人事 #HR #人事ごった煮会 #大分県民 #別府 #Oisixradaichi

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