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コロナ禍に全社員で達成!『コテサク』の取り組みのお話

こんにちは。ジンジブ広報です!
今回はコロナ禍に入って、ジンジブで取り組んできた「コテサク」についてご紹介します。
「コテサク」とは、社内で取り組んだ固定費削減活動の名称です。

世間では、新型コロナウイルス感染拡大の影響で都心部を中心にテレワークが浸透してきました。お客様との商談や社内の会議やイベントもzoomなどのオンラインツールを活用する動きが一般的になってきており、出張の機会も少なくなったように感じます。
また、在宅でできる業務があることから、固定費削減の観点で「オフィス不要論」も出たりと、オフィスの移転や縮小を考える企業も少なくありません。

Withコロナの時代に沿った、ニューノーマルな働き方への変化に伴い、オフィスワークとテレワークをバランスよく使い分けることが必要となりそうです。


■固定費とは
固定費とは、企業の売り上げの多い少ないに関係なく、毎月一定に生じる費用の事です。具体的には、人件費、オフィスの賃借料、広告宣伝費など様々な経費が含まれます。
多くの企業では売り上げの成果にこだわりますが、上記のような経費の削減への意識はあまり高くありません。しかし、例えば営業利益率20%の会社が経費を10%削減すると営業利益は売上を40%増加させる効果があると言われています。
コロナ禍で企業経営が厳しい環境に立たされた企業にとって、非常に重要なのが固定費の削減です。

■ジンジブの「コテサク」の取り組みについて
当社ジンジブでもコロナ禍で残念ながら採用に歯止めをかける企業も多く、少なからず業績にも影響がありました。無駄を省こうと、2020年10月~2021年3月の約半年間、固定費削減に全社員で取り組みました。
最初は1人1人の意識がなかなか高まらず、一部のメンバーが取り組んでいる印象でしたが、固定費削減に向けて先頭に立って取り組んでくれた新卒メンバーがいました。実際にどんな工夫をしたのか、インタビューを行いました。

Q. 1年間のコテサクを通じて感じたことなどありましたか?
最初は社員を巻き込んでプロジェクトを進めていくことがとても難かしく、何名かでコツコツと取り組んでいましたが、80名の社員全員で取り組むことで団結感が生まれたと思います。そのきっかけを創ることができたことを嬉しく感じています。


Q. 1番反響が大きかった取り組みはありますか?
毎週、全社員に向けてコテサクの促進を促すメールを送っていました。
お気に入りは、様々な固定費削減の取り組みを競馬に例えて送ったメールです。
このメールがきっかけでコテサクにメールに返信をくれる方やコテサクに前向きに取り組んでくださるメンバーが増えたように感じます。

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1 モノクロインサツ(モノクロ印刷)
堅実な削減をしてくれます。
安定的に結果を残せるので、みなさん削減しやすいでしょう。
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2 ザイタクキング(在宅勤務)
どんな環境でも結果を出してくれる馬です。
交通費が無くなり、効率の良い削減が期待できます。
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3 オンラインウチアワセ(オンライン打ち合わせ)
最近、人気のある馬です。
距離が離れていても大事な打ち合わせができ、交通費を削減できます。
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4 カミヨリモデータハ(紙よりもデータ派)
安定的に結果を出してくれる馬です。
モノクロ1枚0.9円・カラー1枚9円を削減することができます。
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5 クーポンリヨウ(クーポン利用)
少ないチャンスをものにできる力があります。
もし、使えるものがあるならラッキーな削減です。
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6 ダンボールサイリヨウ(ダンボール再利用)
このコースではベテラン、人気の1頭です。
社内間での郵送だったときは、使える削減です。
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7 ネビキコウショウ(値引き交渉)
力はありますが、扱いが難しいです。
削減力がすごく大きいです。これがあると大きく助かります。
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8 コマメナセツデン(こまめな節電)
小さい体ですが、力強く走ってくれます。
メンバー1人1人の協力が必要です。
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どの馬を選びますか?
あなたの本命馬を教えてください!!
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Q. コテサクプロジェクトを通してどんな変化がありましたか?
コロナ禍で他拠点との交流が少なかったのですが、自分自身を知ってもらえるきっかけになりましたし、ありがとうカードもたくさんいただいてやりがいに繋がっていました。
新入社員時代はあまり固定費削減に対する意識が高くなかったのですが、管理部の配属になってからは取り組みに興味を持ちました。それから、システムの見直し、在宅ワークへの切り替え、オンライン商談など、コロナ禍での固定費削減の重要性に気付き、自分自身の意識が変わりました。

― ありがとうございました。

コテサク担当に新卒のSさんが就任してからこのような楽しいメールが毎週届くようになり、自然にメンバーも楽しんでコテサクに参加するようになりました。
6か月間の「コテサク」プロジェクトを通して、当初の目標を大幅に達成することが出来ました。

2021年度も引き続き、コテサクに取り組んで参ります!


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