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高卒だけの新卒研修「ルーキーズクラブ」2024がはじまりました!なんだ、ルーキーズクラブって?メッセージ付

こんにちは!ジンジブ広報の佐藤です。
新年度に入り、新卒社員が入社された会社様も多いのではないでしょうか。
新卒のフレッシュな顔ぶれが入社してくれ、熱心に社内研修や初めての仕事に打ち込む姿には、私自身にも大きな刺激につながっています。

今回は、今年も4月からスタートした、高卒採用後のサポートサービスの高卒のためだけの新卒社員研修「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」についてご紹介したいと思います!


「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」とは?

「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」は、
高卒の新社会人の受講生の皆様が、入社後の課題やその対策について、社外の受講生の同期と共に学び、社会人の心構えと基礎スキルを身に付ける1年間の合同研修です。
企業の外部研修としてご利用いただいています。

研修では元教師、キャリアコンサルタント資格保有者、現役人事などの様々な社会経験を持つファシリテーターがチームと向き合い、進行や客観的なアドバイスを行い、視野を広げるお手伝いをします。

多数の企業が集まりチームで行うグループワーク中心なので、社外に「同期」と呼べるつながりをつくることができます。
悩みを共有し励まし合い、高め合うことで、心理的に安心できる居場所を作り、企業様と共に社会人1年目のルーキーたちの成長をサポートしています。

「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」を紹介するワケ

若手人材の採用ニーズが高まっている中、最近では、入社してすぐに転職サイトに登録する学生が多くなっている、退職代行サービスへの依頼が急増しているなどのニュースも目にすることが多くなってきました。

入社前後のミスマッチ、働きやすさや、働きがい、スキルアップなど、新卒社員が会社で活躍していくキャリアビジョンを描くためには考えるべきことが多くあるように思います。

ジンジブでは、高校生の新卒採用のご支援を行っており、高校卒の新卒社員の定着についてもサービス開始時よりお声を多くいただきました。
「せっかく採用したがすぐに退職してしまったことがある」
「はじめての新卒採用でどのような研修を準備したら良いか分からない」
「先輩の年齢が離れていてちょっと心配」
「専任の人事担当がいないのでOFF-JT研修まで充実ができそうにない」などなど。

ジンジブでは、高卒の社会人に夢を持って社会で活躍して欲しいという想いをこめて、高卒の新社会人を対象に行う研修「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」を運営しています。

今回ご紹介することにした大きな理由は、
ご見学に来られる方や、取材に来られたメディアの方から、こんな声が多くあったからです。
「思っていた以上に明るい雰囲気でびっくりした」
「悩み相談をしていてもっと暗い雰囲気かと思っていた」
「彼らのような人にうちの会社にも入ってもらいたいなぁ」

高卒の社会人ルーキーである彼ら(社会人1年目を”ルーキーズ”と呼んでいます)と、この研修のことをもっと伝えていく必要があると感じたからです。

今回は、昨年の受講したルーキーズの成長や、統括講師の鶴岡からのメッセージをご紹介したいと思います!

「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」を受講した受講生たちの成長

2023年のルーキーズクラブでは、1年間のチームを組み、担当のファシリ―テーターと共に、さまざまなお題のディスカッションやグループワーク、社会人マナーやスキルを学びました。

ルーキーズにも、修了間近の2月に成長実感についてアンケートを取りました。

Q.どんなところが成長したと思いますか?【チームメンバー編】

4月の自己紹介では、「コミュニケーションは苦手」と言うルーキーズが多かった印象でしたが、周りから見てもコミュニケーションスキルが上がったと回答が集まったのは、研修や1年の社会人経験のたまものではないでしょうか。
研修の中では、真剣にチームのルーキーズの悩みに耳を傾け、一緒に改善策を考えるルーキーズがいました。

感謝の心や思いやりを持てたという回答も、2位の視野が広がった証拠とも言えそうですね。

Q.現在の仕事にやりがいを感じますか?

入社後1年に、87.2%のルーキーズが現在の仕事にやりがいを感じて働いてると教えてくれました。
高卒の社会人の良さで聞くことが多い「素直に吸収して成長してくれる」を体現するような結果です。

その他のアンケートが気になる方はこちらへ👇
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000148.000048030.html
「成長実感」「やりがい」に関するアンケート【高卒社会人向け】:ジンジブ


統括講師 鶴岡からルーキーズクラブ2024に向けたメッセージ

次に、この研修の構成プログラムをつくり自身でも講師を勤めている鶴岡からのメッセージをご紹介します!


今年も、1年間かけて、複数企業の高卒新卒を一堂に集めて行う、高卒新卒特化型研修「ルーキーズクラブ」2024がスタートしました。

通常の新卒研修であれば、2日程度の短期間に個社別で行うビジネスマナーやビジネススキル研修が一般的。内容も、決まったものを伝えればよいので、テキストがあれば、ある程度の社会人経験のある人が講師となって、一定レベルの研修を行うことができます。2日間の研修を終えれば、サービス提供は終わりですので、請け負う立場としてはやりやすい研修でもあります。

ところが、ルーキーズクラブはそうはいきません。私が2022年にジンジブに入社したときには、すでにこの研修はありました。
入社以前も大手の研修会社で講師を務めていた私ですが、最初にこの研修を知った時は正直『よくもまあこんな研修をやろうと思ったものだ、思いついたとしても「そんなの無理だ」「採算が合わない」と却下されてもおかしくないのに』と驚きました。

そもそも規模も業種も異なる企業の新卒に対して「一斉に」研修を行うこと自体ハードルが高いのです。ましてやそれを1年かけて行うわけですから、内容も相当練り上げて、どのような業種であろうと使えるものにする必要があります。
もちろん、社会人基礎力の入り口であるビジネスマナーはどの業種にも必要ですが、それだけで一年間の研修はできません。だからといって専門知識や技能の研修もできません。例えば事務職、現場作業、接客業、IT企業の新卒に求められるスキルは、それぞれ全く違うからです。

では何を伝えたらいいか。どの業種にも共通し、しかも役に立つこととは何か。

一つは”社外に同期”を作ることができるという点です。
高卒新卒は、一人だけで採用されることも珍しくありません。同期、近い年代がいないことで孤立化しがちです。そこで社外に同期を作る場として活用してもらう。これは非常に画期的なことだと思います。

さらにその上で、研修としてしっかりと意味があるものにするにはどうすればよいか。どんな業種でも役に立つ内容にするためには、どこを重視すればよいか。

徹底的に考えて出た答えは、どんな仕事でも「人」が相手だということです。
直接面と向かって「人」と関わるか、自分たちが作る商品を通して「人」と関わるかの違いはあれど、やっている仕事の向こうには必ず「人」がいる。これはどんな業種でも変わりはありません。

誰かの困りごとを解決することが「仕事」です。
自分の「仕事」の向こうには、何かしら困っている人がいる。自分がやっている「仕事」は、誰かの助けになっている。
人生の大半を締める「働く人」としての時間をどう過ごしたら、自分も、自分の周りの人も、豊かで幸せに生きられるかを考えることは、どんな業種であろうとも必要不可欠なことだと考えました。

「仕事」とは、「人の役に立つ」とはを「社外の同期」と一緒に考える研修プログラムにしようと決めて行きました。

これらのことは経営者、上長の皆さんにとっては当たり前のことかもしれません。

しかし、つい最近まで「子供」という立場で、保護者の庇護のもと、社会的に守られ、助けられて育ってきたほとんどの高卒新卒(ルーキーズ)には、まだその視点はありません。
中には、実は守られ、たくさんの人に助けられてきたことに気づいてすらいない人もいます。(性格の問題ではなく、そのことに気づくには、多くの経験と出会いが必要だからです)
18歳。すでに社会人として経験を積んだ誰よりも、これから長く働くことになるであろうルーキーズたちです。
社会人としての第一歩となる一年目に、この先約50年「仕事人」として働く上での「お金を得る」だけではない土台をつくることは、とても大切です。

なんのために働くのか。
どんな役割を果たすのか。
どうやって人と関わっていくのか。
自分の時間(人生)を、どう使うのか。

元学校の教員をしていた私が断言しますが、これは”学校では教えてこなかったこと”でした。

私自身を振り返ってみても、時間は無限にあると思っていたのが18歳の頃でした。
終わりを意識するにはまだまだ先の長いルーキーズ。
なんとなく、目の前の「快・不快」を基準に時間を消費していく働き方をしがちです。
そこで、あえて日常では考えることがない問いを投げ、考えさせようと思いました。

もしかしたら今すぐには理解できなかったとしても、頭の片隅に留めておくことで、ある日あるとき「ああ、あの時の上長の言葉は、こういう意味だったのか!」と気づく日がやってきます。
聞いていないように見えて、響いてないように見えて、意外と受け取ってくれています。考えていないように見えて、育っていないように見えて、毎日少しずつですが変化しています。

どんな新卒も「できるならば成長したい」と思っています。
今より悪くなろう、もっと衰えていこう、と思っている人なんていません。
そこを信じて向き合い続けるのが「育てる者」としての覚悟なのではないかと思いながら、毎月の研修を行っています。

一回研修を提供して終わりではなく、一年間定点観測しながら、新卒の成長を信じて必要に応じて声をかけ続け、レポートにしてフィードバックし、企業様と連携して育てていきます。
熱量が高くなければ、質を担保できません。
月に一度の研修ではありますが、我々を信じて大切な新卒を預けてくださった企業様の一員である、という意識をもち、その上で、外の人間だからこそ届けられる言葉があると思っています。

ルーキーズには、研修に参加しているということは、自分の会社はわざわざ自分のために、時間と費用をかけて「ルーキーズクラブ」という成長の場を与えてくれる会社であること、それだけ応援してくれている会社であることを、繰り返し伝えています。
そして、せっかく参加させてもらっているのだから、成長しようという意図をもって参加することが、恩返しにもなること、
ここでの出会いを、この先の社会人人生の宝に変えてほしいということ、
視野を広げ、視点を上げ、自分を大切にしながら、他者にも目を向けられる人になってほしいこと、
周りに感謝できる人になってほしいこと、
ファーストキャリアを大切にしてほしいこと、
今の会社で何を手に入れるか、どんなことを学び、どんな価値を生み出すことができるようになるかを考えながら主体的に働く人になってほしいこと、
ほかにも様々な願いや想いを毎回の研修に盛り込みながら、社会人基礎力とともに伝えてまいります。

ルーキーズ自身が参加して良かったと感じ、企業様からは参加させて良かったと思ってもらえる研修、それがルーキーズクラブ2024が目指すゴールです。

大切な新卒を育成していくパートナーとして伴走していきますので「ルーキーズクラブ」を最大限ご活用いただければ幸いです。

株式会社ジンジブ
研修統括講師 鶴岡靖晃(つるおか やすこう)

「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」2024スケジュール

鶴岡のルーキーズたちへの熱い気持ち、優しい想いで研修を創り上げている様子が伝わったら幸いです。

最後に、2024年度のROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)の日程をご案内します。
毎月、東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・広島会場で開催しております!

年間のプログラムですが、7月までは途中からの参加も可能です。
これからの時期はGW明けの倦怠感、夏季休暇前後など離職に注意やフォローが必要な時期です。

次回は、始まったルーキーズクラブ2024の様子もレポートできればと思います!
今年はどんな風にルーキーズが成長するか今から楽しみです😊

▲ルーキーズクラブ2023 研修最終日の様子(東京会場)

次回をお楽しみに!

ルーキーズクラブやルーキーズクラブに関するお問い合わせはこちら👇
https://jinjib.co.jp/service/development/rookiesclub


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