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読書記録|竹田恒泰『怨霊になった天皇』

読了日:2022年4月6日

 複雑な生い立ち、波乱万丈の生涯、不幸な最期。
 「日本三大怨霊」のひとつとも呼ばれるようになってしまった崇徳天皇を中心に、"怨霊"になった天皇と皇族の「裏の歴史」を綴る。

 
 「怨霊はなぜ”怨霊”となるのか? 」
 崇徳天皇を軸に、朝廷の黒歴史を網羅していく視点が斬新で、最後まで興味を持って読めた。 (スピ本とは違います)
 旧皇族の竹田家出身で、明治天皇の玄孫でもあり、天皇家と皇族の歴史にも詳しい竹田恒泰氏だから書ける本ではなかろうか。

 これを読んで崇徳天皇の軌跡を追いたくなった。
 叶うことはないが、崇徳天皇に会ってお話ししてみたい、そんな気持ちにさせられた。

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